【初心者向け】jQueryで「始まる」セレクタをマスターして開発を効率化
jQuery で個々のクラス名で "始まる" セレクタを使用する
例:
$(document).ready(function(){
$("a[class^='btn']").css("background-color", "red");
});
このコードは、btn
で始まるクラスを持つすべての <a>
タグの背景色を赤色に設定します。
"始まる" セレクタの構文:
$("selector[class^='文字列']")
selector
: 要素を選択するための他のセレクタ^
: "始まる" セレクタを表す'文字列'
: 要素のクラス名が始まる文字列
- 特定の文字列で始まるクラスを持つすべての要素を選択できる
- ワイルドカードを使用できる (例:
$("a[class^='btn-']")
は、btn-
で始まるすべてのクラスを持つ<a>
タグを選択します) - 柔軟性があり、さまざまな状況で使用できる
- 大文字と小文字を区別します。
- 複数のクラスを持つ要素を選択するには、カンマ区切りでクラス名を指定する必要があります (例:
$("a[class^='btn btn-primary']")
)
- 属性セレクタ:
$("a[class*='btn']")
は、btn
を含むクラスを持つすべての<a>
タグを選択します。 - 後続兄弟セレクタ:
$("a + .btn")
は、<a>
タグの直後に続く.btn
クラスを持つ要素を選択します。
"始まる" セレクタは、特定の文字列で始まるクラスを持つ要素を選択するのに役立つ強力なツールです。さまざまな状況で使用でき、柔軟性と利便性を備えています。
jQuery で個々のクラス名で "始まる" セレクタを使用する:サンプルコード
HTML:
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>jQuery セレクタの例</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
<script>
$(document).ready(function(){
// 例 1: 特定の文字列で始まるクラスを持つすべての要素にスタイルを適用する
$("a[class^='btn']").css("background-color", "red");
// 例 2: 特定の文字列で始まるクラスを持つ要素を非表示にする
$("p[class^='warning']").hide();
// 例 3: 特定の文字列で始まるクラスを持つ要素にイベントハンドラを追加する
$("button[class^='delete']").click(function(){
alert("削除ボタンがクリックされました!");
});
});
</script>
</head>
<body>
<a href="#" class="btn-primary">ボタン 1</a>
<a href="#" class="btn-success">ボタン 2</a>
<a href="#" class="other-btn">ボタン 3</a>
<p class="warning">警告: 重要な情報があります。</p>
<p class="info">情報: ここに役立つ情報があります。</p>
<button class="delete-file">ファイルを削除</button>
<button class="delete-row">行を削除</button>
</body>
</html>
説明:
- 例 3: このコードは、
delete
で始まるクラスを持つすべての<button>
要素にクリックイベントハンドラを追加します。ボタンがクリックされると、アラートが表示されます。
このコードは、"始まる" セレクタを使用して、特定のスタイルや動作を特定の要素グループに適用する方法を示すほんの一例です。このセレクタは、さまざまな状況で使用できる柔軟で強力なツールです。
追加のヒント:
- "始まる" セレクタの代替案として、属性セレクタ (
$("a[class*='btn']")
) または後続兄弟セレクタ ($("a + .btn")
) を使用することができます。
jQuery で個々のクラス名で "始まる" セレクタを使用する:その他の方法
属性セレクタ:
$("a[class*='btn']")
このセレクタは、class
属性の値が btn
を含むすべての <a>
タグを選択します。これは、"始まる" セレクタよりも柔軟ですが、btn
を含む 任意の 部分にクラス名が存在する要素を選択するため、より多くの要素を選択してしまう可能性があります。
後続兄弟セレクタ:
$("a + .btn")
このセレクタは、<a>
タグの直後に続く .btn
クラスを持つ要素を選択します。これは、特定の要素の後に続く関連要素を選択する場合に役立ちますが、"始まる" セレクタよりも適用範囲が狭くなります。
カスタムセレクタ:
$.fn.filterByClassStart = function(className) {
return this.filter(function() {
return $(this).hasClass(className);
});
};
$("a").filterByClassStart("btn");
このコードは、filterByClassStart
というカスタムセレクタを作成します。このセレクタは、引数として渡されたクラス名で始まるクラスを持つ要素をすべて選択します。これは、より柔軟で再利用可能な方法ですが、少し複雑なコードを記述する必要があります。
最適な方法を選択:
使用する方法は、特定のニーズによって異なります。
- シンプルさを重視する場合は、"始まる" セレクタが最良の選択肢です。
- より多くの要素を選択する必要がある場合は、属性セレクタを使用します。
- 特定の要素の後に続く関連要素を選択する場合は、後続兄弟セレクタを使用します。
- 柔軟性と再利用性を求める場合は、カスタムセレクタを使用します。
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