【初心者向け】jQueryで「始まる」セレクタをマスターして開発を効率化

2024-05-20

jQuery で個々のクラス名で "始まる" セレクタを使用する

例:

$(document).ready(function(){
  $("a[class^='btn']").css("background-color", "red");
});

このコードは、btn で始まるクラスを持つすべての <a> タグの背景色を赤色に設定します。

"始まる" セレクタの構文:

$("selector[class^='文字列']")
  • selector: 要素を選択するための他のセレクタ
  • ^: "始まる" セレクタを表す
  • '文字列': 要素のクラス名が始まる文字列
  • 特定の文字列で始まるクラスを持つすべての要素を選択できる
  • ワイルドカードを使用できる (例: $("a[class^='btn-']") は、btn- で始まるすべてのクラスを持つ <a> タグを選択します)
  • 柔軟性があり、さまざまな状況で使用できる
  • 大文字と小文字を区別します。
  • 複数のクラスを持つ要素を選択するには、カンマ区切りでクラス名を指定する必要があります (例: $("a[class^='btn btn-primary']"))
  • 属性セレクタ: $("a[class*='btn']") は、btn を含むクラスを持つすべての <a> タグを選択します。
  • 後続兄弟セレクタ: $("a + .btn") は、<a> タグの直後に続く .btn クラスを持つ要素を選択します。

"始まる" セレクタは、特定の文字列で始まるクラスを持つ要素を選択するのに役立つ強力なツールです。さまざまな状況で使用でき、柔軟性と利便性を備えています。




    jQuery で個々のクラス名で "始まる" セレクタを使用する:サンプルコード

    HTML:

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
    <title>jQuery セレクタの例</title>
    <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    <script>
    $(document).ready(function(){
      // 例 1: 特定の文字列で始まるクラスを持つすべての要素にスタイルを適用する
      $("a[class^='btn']").css("background-color", "red");
    
      // 例 2: 特定の文字列で始まるクラスを持つ要素を非表示にする
      $("p[class^='warning']").hide();
    
      // 例 3: 特定の文字列で始まるクラスを持つ要素にイベントハンドラを追加する
      $("button[class^='delete']").click(function(){
        alert("削除ボタンがクリックされました!");
      });
    });
    </script>
    </head>
    <body>
      <a href="#" class="btn-primary">ボタン 1</a>
      <a href="#" class="btn-success">ボタン 2</a>
      <a href="#" class="other-btn">ボタン 3</a>
    
      <p class="warning">警告: 重要な情報があります。</p>
      <p class="info">情報: ここに役立つ情報があります。</p>
    
      <button class="delete-file">ファイルを削除</button>
      <button class="delete-row">行を削除</button>
    </body>
    </html>
    

    説明:

    1. 例 3: このコードは、delete で始まるクラスを持つすべての <button> 要素にクリックイベントハンドラを追加します。ボタンがクリックされると、アラートが表示されます。

    このコードは、"始まる" セレクタを使用して、特定のスタイルや動作を特定の要素グループに適用する方法を示すほんの一例です。このセレクタは、さまざまな状況で使用できる柔軟で強力なツールです。

    追加のヒント:

    • "始まる" セレクタの代替案として、属性セレクタ ($("a[class*='btn']")) または後続兄弟セレクタ ($("a + .btn")) を使用することができます。



    jQuery で個々のクラス名で "始まる" セレクタを使用する:その他の方法

    属性セレクタ:

    $("a[class*='btn']")
    

    このセレクタは、class 属性の値が btn を含むすべての <a> タグを選択します。これは、"始まる" セレクタよりも柔軟ですが、btn を含む 任意の 部分にクラス名が存在する要素を選択するため、より多くの要素を選択してしまう可能性があります。

    後続兄弟セレクタ:

    $("a + .btn")
    

    このセレクタは、<a> タグの直後に続く .btn クラスを持つ要素を選択します。これは、特定の要素の後に続く関連要素を選択する場合に役立ちますが、"始まる" セレクタよりも適用範囲が狭くなります。

    カスタムセレクタ:

    $.fn.filterByClassStart = function(className) {
      return this.filter(function() {
        return $(this).hasClass(className);
      });
    };
    
    $("a").filterByClassStart("btn");
    

    このコードは、filterByClassStart というカスタムセレクタを作成します。このセレクタは、引数として渡されたクラス名で始まるクラスを持つ要素をすべて選択します。これは、より柔軟で再利用可能な方法ですが、少し複雑なコードを記述する必要があります。

    最適な方法を選択:

    使用する方法は、特定のニーズによって異なります。

    • シンプルさを重視する場合は、"始まる" セレクタが最良の選択肢です。
    • より多くの要素を選択する必要がある場合は、属性セレクタを使用します。
    • 特定の要素の後に続く関連要素を選択する場合は、後続兄弟セレクタを使用します。
    • 柔軟性と再利用性を求める場合は、カスタムセレクタを使用します。

    jquery


    もう悩まない!画像ファイル破損時の救世主:jQuery/JavaScriptによる画像自動置換

    Web サイト上で、画像ファイルが破損したり、存在しなくなったりすることがあります。このような場合、ユーザーは壊れた画像アイコンが表示され、サイトの閲覧体験が悪化します。そこで、jQuery/JavaScript を使用して、壊れた画像を自動的に別の画像に置き換える方法を紹介します。...


    JavaScript、jQuery、onbeforeunloadイベントと独自の確認ダイアログ

    onbeforeunload イベントは、ユーザーがページを離れる前に発生するイベントです。このイベントハンドラを使用すると、ユーザーに確認ダイアログを表示して、ページを離れることを確認することができます。しかし、デフォルトの確認ダイアログはブラウザによって異なり、カスタマイズが難しい場合があります。そこで、jQueryを使用して独自の確認ダイアログを表示し、デフォルトのダイアログを置き換える方法を紹介します。...


    jQueryでテキスト取得時の空白削除:読みやすさアップで作業効率も大幅向上!

    ここでは、jQueryでテキストを取得する際に空白を削除する方法をいくつか紹介します。最も簡単な方法は、trim() メソッドを使うことです。trim() メソッドは、文字列の先頭と末尾にある空白文字を削除します。より細かい制御が必要な場合は、正規表現を使うことができます。以下の例では、半角スペース、タブ、改行文字をすべて削除しています。...


    [jQuery]selectのoption要素text部分からvalue値を取得する方法

    jQueryを使用して、select要素内のすべてのoption要素を取得するには、いくつかの方法があります。方法children() メソッドを使用する補足上記の例では、select要素のIDをmy-selectとしています。必要に応じて変更してください。...


    jQuery eachループで特定の要素だけ処理したい?continueでスマートにスキップ!

    continue を使用する方法は、以下のとおりです。上記の例では、collection は処理対象の配列またはオブジェクト、index は現在の要素のインデックス、value は現在の要素の値を表します。continue の注意点continue は、現在のループイテレーションのみをスキップします。ループ全体を終了するには、break ステートメントを使用する必要があります。...