float、displayプロパティとflexbox、gridレイアウト：divを横に並べるための代表的な方法

2024-04-28

HTMLとCSSを使って、div要素を横に並べる方法はいくつかあります。ここでは、代表的な3つの方法と、それぞれの利点と欠点について詳しく解説します。

方法1：floatプロパティを使う

説明

floatプロパティは、要素を他の要素の周りに回り込ませるように配置するために使用されます。div要素を横に並べる場合、各div要素に float: left; プロパティを指定することで、左から右に並べることができます。

例

<div class="box1">ボックス1</div>
<div class="box2">ボックス2</div>
<div class="box3">ボックス3</div>

.box1, .box2, .box3 {
  float: left;
  width: 200px; /* 各ボックスの幅 */
  height: 100px; /* 各ボックスの高さ */
  margin: 10px; /* ボックス間の余白 */
  border: 1px solid #ccc; /* ボックスの境界線 */
  padding: 10px; /* ボックス内側の余白 */
}

利点

シンプルでわかりやすいコード
幅を固定した要素を横に並べるのに適している

欠点

親要素の高さが伸縮しない
高さが異なる要素を横に並べる場合、レイアウトが崩れる可能性がある
clearfixなどの対策が必要

方法2：displayプロパティとflexboxを使う

displayプロパティとflexboxを使って、div要素を横に並べる方法もあります。flexboxは、要素を柔軟に配置するためのレイアウトモジュールです。親要素に display: flex; プロパティを指定し、子要素に flex-direction: row; プロパティを指定することで、子要素を横並びに配置することができます。

<div class="container">
  <div class="box1">ボックス1</div>
  <div class="box2">ボックス2</div>
  <div class="box3">ボックス3</div>
</div>

.container {
  display: flex;
}

.box1, .box2, .box3 {
  flex: 1; /* 各ボックスを均等に伸縮 */
  margin: 10px;
  border: 1px solid #ccc;
  padding: 10px;
}

flexboxの他の機能を使って、様々なレイアウトを簡単に作成できる

floatプロパティに比べてコードが複雑になる
古いブラウザでは対応していない場合がある

方法3：gridレイアウトを使う

gridレイアウトは、要素をグリッド状に配置するためのレイアウトモジュールです。親要素に display: grid; プロパティを指定し、grid-template-columns プロパティを使って列の数を定義することで、子要素を横並びに配置することができます。

<div class="container">
  <div class="box1">ボックス1</div>
  <div class="box2">ボックス2</div>
  <div class="box3">ボックス3</div>
</div>

.container {
  display: grid;
  grid-template-columns: repeat(3, 1fr); /* 3列のグリッドを作成 */
  gap: 10px; /* ボックス間の隙間 */
}

.box1, .box2, .box3 {
  border: 1px solid #ccc;
  padding: 10px;
}

複雑なレイアウトを簡単に作成できる
レスポンシブデザインに適している

HTMLとCSSを使ってdivを横に並べる方法はいくつかありますが、それぞれに利点と欠点があります。状況に合わせて適切な方法を選択することが重要です。

[CSSのfloatを使ってdiv要素を横並びにする方法 |

以下は、HTMLとCSSを使ってdivを横に並べる3つの方法のサンプルコードです。

方法1：floatプロパティを使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>divを横に並べる</title>
  <style>
    .box1, .box2, .box3 {
      float: left;
      width: 200px;
      height: 100px;
      margin: 10px;
      border: 1px solid #ccc;
      padding: 10px;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <div class="box1">ボックス1</div>
  <div class="box2">ボックス2</div>
  <div class="box3">ボックス3</div>
</body>
</html>

このコードを実行すると、以下のようになります。

方法2：displayプロパティとflexboxを使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>divを横に並べる</title>
  <style>
    .container {
      display: flex;
    }

    .box1, .box2, .box3 {
      flex: 1;
      margin: 10px;
      border: 1px solid #ccc;
      padding: 10px;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <div class="container">
    <div class="box1">ボックス1</div>
    <div class="box2">ボックス2</div>
    <div class="box3">ボックス3</div>
  </div>
</body>
</html>

方法3：gridレイアウトを使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>divを横に並べる</title>
  <style>
    .container {
      display: grid;
      grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
      gap: 10px;
    }

    .box1, .box2, .box3 {
      border: 1px solid #ccc;
      padding: 10px;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <div class="container">
    <div class="box1">ボックス1</div>
    <div class="box2">ボックス2</div>
    <div class="box3">ボックス3</div>
  </div>
</body>
</html>

補足

上記のサンプルコードはあくまでも基本的な例です。実際の開発では、状況に合わせてレイアウトを調整する必要があります。

また、CSSフレームワークを使用すると、より簡単にレイアウトを作成することができます。

CSSのfloatを使ってdiv要素を横並びにする方法 | X 1 以上のサンプルコードに加えて、いくつか応用例を紹介します。

応用例

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HTMLとCSSでdivを横に並べるその他の方法

前述で紹介した3つの方法に加えて、HTMLとCSSでdivを横に並べる方法はいくつかあります。以下に、いくつかの例を紹介します。

方法4：table要素を使う

table要素を使って、div要素を横に並べる方法もあります。table要素は、行と列で構成された表を作成するために使用されます。各行に1つのdiv要素を配置することで、div要素を横に並べるすることができます。

<table>
  <tr>
    <td><div class="box">ボックス1</div></td>
    <td><div class="box">ボックス2</div></td>
    <td><div class="box">ボックス3</div></td>
  </tr>
</table>

.box {
  border: 1px solid #ccc;
  padding: 10px;
}

セマンティックでない

方法5：inline-block要素を使う

inline-block要素を使って、div要素を横に並べる方法もあります。inline-block要素は、インライン要素とブロック要素の両方の特性を持つ要素です。displayプロパティに inline-block を指定することで、div要素を横に並べるすることができます。

<div class="container">
  <div class="box">ボックス1</div>
  <div class="box">ボックス2</div>
  <div class="box">ボックス3</div>
</div>

.container {
  text-align: center; /* ボックスを中央揃えにする */
}

.box {
  display: inline-block;
  margin: 10px;
  border: 1px solid #ccc;
  padding: 10px;
}

方法6：positionプロパティを使う

positionプロパティを使って、div要素を横に並べる方法もあります。positionプロパティは、要素の位置を指定するために使用されます。absoluteまたはrelativeの値を指定することで、div要素を横に並べるすることができます。

<div class="container">
  <div class="box" style="position: absolute; left: 0;">ボックス1</div>
  <div class="box" style="position: absolute; left: 200px;">ボックス2</div>
  <div class="box" style="position: absolute; left: 400px;">ボックス3</div>
</div>