jqueryでinput要素の「name属性」「value属性」「type属性」を取得する方法を徹底解説

2024-05-25

jQuery で <input> 要素の属性名と値を取得する方法

attr() メソッドは、要素の属性を取得または設定するために使用されます。属性名を渡すことで、その属性の値を取得できます。

// input要素の "name" 属性の値を取得
var name = $('input').attr('name');
console.log(name); // 例: "username"

// input要素の "type" 属性の値を取得
var type = $('input').attr('type');
console.log(type); // 例: "text"

属性名に直接アクセスする

属性名にドット (.) を繋げて、直接アクセスすることもできます。ただし、この方法は非推奨なので、できるだけ attr() メソッドを使うようにしましょう。

// input要素の "name" 属性の値を取得
var name = $('input').name;
console.log(name); // 例: "username"

// input要素の "type" 属性の値を取得
var type = $('input').type;
console.log(type); // 例: "text"

補足

  • 上記の例では、$('input') セレクタを使ってすべての <input> 要素を対象としています。特定の要素のみを対象としたい場合は、より具体的なセレクタを使用する必要があります。
  • attr() メソッドは、存在しない属性にアクセスした場合に null を返すことに注意してください。
  • 複数の属性の値を同時に取得したい場合は、オブジェクトとして取得することもできます。
var attrs = $('input').attr({
  'name': true,
  'type': true
});

console.log(attrs.name); // 例: "username"
console.log(attrs.type); // 例: "text"



    jQuery で <input> 要素の属性名と値を取得するサンプルコード

    HTML

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery で input 要素の属性を取得する</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <input type="text" id="username" name="user" value="Taro Yamada">
      <input type="password" id="password" name="pass">
      <button onclick="getAttributeValues()">属性値を取得</button>
    
      <script>
        function getAttributeValues() {
          // username 入力要素の name 属性の値を取得
          var name = $('#username').attr('name');
          console.log('name 属性の値:', name); // 例: "user"
    
          // username 入力要素の value 属性の値を取得
          var value = $('#username').attr('value');
          console.log('value 属性の値:', value); // 例: "Taro Yamada"
    
          // password 入力要素の type 属性の値を取得
          var type = $('#password').attr('type');
          console.log('type 属性の値:', type); // 例: "password"
        }
      </script>
    </body>
    </html>
    

    説明

    このコードは以下の処理を実行します。

    1. HTML ドキュメントの読み込み完了を待つ
    2. getAttributeValues() 関数定義
      • この関数は、ボタンをクリックされたときに呼び出されます。
    3. username 入力要素の name 属性の値を取得
      • $('#username').attr('name') を使用して、name 属性の値を取得します。
      • 取得した値は name 変数に格納されます。
      • コンソールに name 属性の値を出力します。

    このサンプルコードをどのように実行できますか?

    1. このコードを HTML ファイル (例: index.html) に保存します。
    2. Web ブラウザでその HTML ファイルを開きます。
    3. "属性値を取得" ボタンをクリックすると、コンソールに各入力要素の属性名と値が出力されます。
    • 取得したい属性を変更できます。
    • 処理結果をダイアログボックスやアラートメッセージなどで表示できます。
    • Ajax を使用して、サーバーに属性値を送信できます。



    jQuery で <input> 要素の属性名と値を取得するその他の方法

    // input要素の "checked" プロパティの値を取得 (true または false)
    var isChecked = $('input[type="checkbox"]').prop('checked');
    console.log(isChecked); // 例: true (チェックされている場合)
    
    // input要素の "value" プロパティの値を取得
    var value = $('input[type="text"]').prop('value');
    console.log(value); // 例: "Taro Yamada"
    

    データ属性にアクセスする

    data-* 属性を使って、要素に任意のデータを保存することができます。データ属性にアクセスするには、属性名に data- を先頭に付けて、ドット (.) を繋げてアクセスします。

    // input要素に保存された "data-user-id" 属性の値を取得
    var userId = $('input').data('userId');
    console.log(userId); // 例: 12345
    
    // input要素に保存された "data-email" 属性の値を取得
    var email = $('input').data('email');
    console.log(email); // 例: [email protected]
    

    セレクタで属性値を直接指定する

    属性名と値を直接セレクタに指定することで、その属性を持つ要素を取得できます。

    // name 属性が "user" で value 属性が "Taro Yamada" の input要素を取得
    var element = $('input[name="user"][value="Taro Yamada"]');
    console.log(element); // 例: <input type="text" id="username" name="user" value="Taro Yamada">
    
    // type 属性が "password" のすべての input要素を取得
    var elements = $('input[type="password"]');
    console.log(elements); // 例: <input type="password" id="password" name="pass">
    

    注意事項

    • prop() メソッドは、主に checkeddisabled などの真偽属性を取得する場合に使用します。
    • データ属性は、カスタムデータの保存に適していますが、あまり一般的ではありません。
    • セレクタで属性値を直接指定する方法は、属性名と値が分かっている場合にのみ使用できます。

      jquery


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