Node.js AWS SDK で VPC エンドポイントを使用してリージョンを構成する
Node.js AWS SDK でリージョンを構成する方法
環境変数を使う
最も簡単な方法は、AWS_REGION
環境変数を設定することです。SDK はこの変数を自動的に読み取り、リージョンとして使用します。
AWS_REGION=us-east-1 node my-script.js
共有設定ファイルを使用すると、リージョンを含む様々な設定を保存できます。このファイルは、~/.aws/config
などの標準の場所にあるか、AWS_CONFIG_FILE
環境変数で指定できます。
[default]
region = us-east-1
グローバル設定オブジェクトを使用すると、コード内でリージョンを設定できます。これは、複数のリージョンにまたがるアプリケーションでリージョンを動的に切り替える必要がある場合に便利です。
const AWS = require('aws-sdk');
const config = {
region: 'us-east-1'
};
const s3 = new AWS.S3(config);
リージョンの確認
現在のリージョンを確認するには、次のコードを使用できます。
const AWS = require('aws-sdk');
console.log(AWS.config.region);
注意事項
- リージョンを正しく設定しないと、AWS サービスへのアクセスに問題が発生する可能性があります。
- デフォルトのリージョンは設定されていません。必ずリージョンを明示的に設定してください。
- 複数のリージョンにまたがるアプリケーションの場合は、適切な場所でリージョンを切り替える必要があります。
Node.js AWS SDK でリージョンを構成するサンプルコード
環境変数を使う
const AWS = require('aws-sdk');
// AWS_REGION 環境変数を設定
process.env.AWS_REGION = 'us-east-1';
// S3 クライアントを作成
const s3 = new AWS.S3();
// バケットを作成
s3.createBucket({
Bucket: 'my-bucket'
});
共有設定ファイルを使う
~/.aws/config ファイルに以下の内容を保存します。
[default]
region = us-east-1
const AWS = require('aws-sdk');
// 共有設定ファイルを使用
AWS.config.loadFromPath('~/.aws/config');
// S3 クライアントを作成
const s3 = new AWS.S3();
// バケットを作成
s3.createBucket({
Bucket: 'my-bucket'
});
グローバル設定オブジェクトを使う
const AWS = require('aws-sdk');
// グローバル設定オブジェクトを作成
const config = {
region: 'us-east-1'
};
// AWS SDK を初期化する
AWS.config.update(config);
// S3 クライアントを作成
const s3 = new AWS.S3();
// バケットを作成
s3.createBucket({
Bucket: 'my-bucket'
});
説明
これらのコード例では、S3 バケットを作成する簡単な操作を実行しています。いずれの例でも、リージョンは us-east-1
に設定されています。
- 最初の例では、
AWS_REGION
環境変数を使用してリージョンを設定しています。 - 2 番目の例では、
~/.aws/config
共有設定ファイルを使用してリージョンを設定しています。 - 3 番目の例では、グローバル設定オブジェクトを使用してリージョンを設定しています。
これらの例はあくまでも出発点に過ぎません。リージョンの設定方法は、ニーズに合わせて調整できます。
- 上記のコードを実行する前に、AWS アカウントを作成し、アクセスキーとシークレットキーを設定する必要があります。
- バケット名
my-bucket
は、独自のバケット名に変更する必要があります。
Node.js AWS SDK でリージョンを構成するその他の方法
IAM ロールを使用すると、AWS サービスへのアクセスを許可するための認証情報とポリシーを、プログラムで構成できます。IAM ロールにリージョンが含まれている場合、SDK はそのリージョンを使用します。
仮想プライベートクラウド (VPC) エンドポイントを使用する
VPC エンドポイントを使用すると、AWS サービスへのプライベート接続を確立できます。VPC エンドポイントにはリージョンが含まれているため、SDK はそのリージョンを使用します。
AWS Lambda 関数は、コードを実行するためのサーバーレスコンピューティングサービスです。Lambda 関数は VPC 内で実行されるため、そのリージョンは SDK によって使用されます。
コンテナを使用して AWS サービスにアクセスする場合、コンテナイメージにリージョン情報を含めることができます。SDK はこの情報を使用してリージョンを決定します。
Node.js AWS SDK でリージョンを構成するには、様々な方法があります。最適な方法は、ニーズと要件によって異なります。
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