ConnectとExpress:Node.jsにおけるWebアプリケーションフレームワーク

2024-04-02

Node.jsにおけるConnect、Express、ミドルウェアとは?

ConnectExpress は、Node.js上でWebアプリケーションを構築するためのフレームワークです。どちらもミドルウェアと呼ばれる機能を備えています。

ミドルウェア は、リクエストとレスポンスの間で処理を行う関数です。ルーティング、認証、セッション管理、ロギングなど、さまざまな処理をミドルウェアで行うことができます。

Connect は、ミドルウェアを簡単に組み合わせてWebアプリケーションを構築できるフレームワークです。シンプルな構造で、初心者にも使いやすいという特徴があります。

Express は、Connectをベースに開発されたフレームワークです。Connectよりも多くの機能が備えられており、より柔軟なアプリケーション開発が可能です。

ミドルウェアの例

  • ルーティングミドルウェア: リクエストのURLに基づいて処理を振り分ける
  • 認証ミドルウェア: ユーザーの認証を行う
  • セッション管理ミドルウェア: ユーザーのセッション情報を管理する
  • ロギングミドルウェア: リクエストとレスポンスのログを出力する
  • Node.jsは、イベント駆動型、非同期型、スケーラブルなサーバーサイドJavaScriptプラットフォーム
  • ミドルウェアは、リクエストとレスポンスの間で処理を行う関数
  • Connectは、ミドルウェアを簡単に組み合わせてWebアプリケーションを構築できるフレームワーク



const connect = require('connect');
const app = connect();

// ルーティングミドルウェア
app.use('/hello', (req, res) => {
  res.end('Hello World!');
});

// 404エラーハンドリングミドルウェア
app.use((req, res) => {
  res.status(404).end('Not Found');
});

app.listen(3000);

Expressを使ったサンプルコード

const express = require('express');
const app = express();

// ルーティングミドルウェア
app.get('/hello', (req, res) => {
  res.send('Hello World!');
});

// エラーハンドリングミドルウェア
app.use((err, req, res, next) => {
  res.status(500).send('Internal Server Error');
});

app.listen(3000);
const auth = require('./auth');
const logger = require('./logger');

const app = express();

// 認証ミドルウェア
app.use(auth);

// ロギングミドルウェア
app.use(logger);

app.get('/hello', (req, res) => {
  res.send('Hello World!');
});

app.listen(3000);

解説

  • 上記のサンプルコードは、ConnectとExpressを使った簡単なWebアプリケーションの例です。
  • エラーハンドリングミドルウェアは、エラーが発生した場合に処理を行う



Node.jsでミドルウェアを使う他の方法

Node.jsには、さまざまなサードパーティ製のミドルウェアが提供されています。認証、セッション管理、ロギングなど、さまざまな機能を提供するミドルウェアを利用することで、開発時間を短縮できます。

  • 認証: passport.js, express-jwt
  • セッション管理: express-session
  • ロギング: morgan

自作のミドルウェアを作る

必要に応じて、自作のミドルウェアを作ることもできます。ミドルウェアは、単なる関数なので、自由な処理を実装することができます。

  • リクエストの処理時間を計測するミドルウェア

Koaを使う

Koaは、Expressよりも新しいNode.jsフレームワークです。Expressよりもシンプルで、より柔軟なアプリケーション開発が可能です。Koaは、ミドルウェアを簡単に組み合わせてWebアプリケーションを構築することができます。

Node.jsでミドルウェアを使う方法は、上記以外にもさまざまな方法があります。状況に合わせて、適切な方法を選択してください。


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