JavaScriptで配列を比較する3つの方法

2024-04-02

JavaScriptで配列を比較する方法

浅い比較(===)

最も簡単な方法は、=== 演算子を使うことです。これは、配列の要素が同じ値かどうかを比較します。ただし、要素の順序は考慮されません。

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(arr1 === arr2); // true

この例では、arr1arr2は同じ要素を持っているため、trueが出力されます。

深い比較(JSON.stringify)

JSON.stringifyを使って、配列をJSON文字列に変換してから比較する方法もあります。これは、要素の値と順序の両方を比較します。

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(JSON.stringify(arr1) === JSON.stringify(arr2)); // true

ライブラリの使用

Lodashなどのライブラリを使って、配列を比較することもできます。ライブラリを使うと、より柔軟な比較を行うことができます。

import _ from 'lodash';

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(_.isEqual(arr1, arr2)); // true

この例では、Lodashの_.isEqual関数を使って、arr1arr2を比較しています。

JavaScriptで配列を比較するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解して、状況によって使い分けることが重要です。




浅い比較

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(arr1 === arr2); // true

深い比較

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(JSON.stringify(arr1) === JSON.stringify(arr2)); // true

ライブラリの使用

import _ from 'lodash';

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(_.isEqual(arr1, arr2)); // true
  • 配列の要素がオブジェクトの場合、=== 演算子や JSON.stringify では比較できません。オブジェクトの比較には、_.isEqual などのライブラリを使う必要があります。
  • 配列の順序を比較したい場合は、_.sortBy などのライブラリを使って、配列をソートしてから比較する必要があります。

補足

  • === 演算子は、値と型が一致する場合にのみ true を返します。
  • JSON.stringify は、オブジェクトをJSON文字列に変換します。
  • Lodashは、JavaScriptのユーティリティライブラリです。

練習問題

以下のコードを参考に、arr1arr2が等価かどうかを判断するコードを書いてください。

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 4];

ヒント

  • === 演算子、JSON.stringify、またはライブラリを使用することができます。

解答

console.log(arr1 === arr2); // false

console.log(JSON.stringify(arr1) === JSON.stringify(arr2)); // false

import _ from 'lodash';

console.log(_.isEqual(arr1, arr2)); // false



JavaScriptで配列を比較するその他の方法

自作関数を使う

配列の要素を一つずつ比較していく自作関数を作成する方法です。

function compareArrays(arr1, arr2) {
  if (arr1.length !== arr2.length) {
    return false;
  }

  for (let i = 0; i < arr1.length; i++) {
    if (arr1[i] !== arr2[i]) {
      return false;
    }
  }

  return true;
}

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(compareArrays(arr1, arr2)); // true

この例では、compareArraysという自作関数を作成して、配列の要素を一つずつ比較しています。

reduceを使って、配列を比較する方法です。

function compareArrays(arr1, arr2) {
  return arr1.reduce((acc, cur, i) => acc && cur === arr2[i], true);
}

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(compareArrays(arr1, arr2)); // true

この例では、reduceを使って、配列の要素を一つずつ比較しています。

function compareArrays(arr1, arr2) {
  return arr1.every((element, i) => element === arr2[i]);
}

const arr1 = [1, 2, 3];
const arr2 = [1, 2, 3];

console.log(compareArrays(arr1, arr2)); // true

javascript arrays json


DOM操作の基礎:JavaScriptでselectボックスの値をプログラムで変更する

HTMLの<select>要素は、プルダウンメニューを作成するために使用されます。この要素には、<option>要素が複数含まれ、それぞれが選択肢を表します。JavaScriptを使用して、これらの選択肢のいずれかを選択状態にすることができます。...


【JavaScript】たった一行でできる!HTMLページのタイトルを取得する方法3選

このチュートリアルでは、JavaScript を使用して HTML ページのタイトルを取得する方法について説明します。 3 つの主要な方法と、それぞれの利点と欠点について紹介します。方法 1: document. title プロパティを使用する...


JavaScriptでクロスドメインgetJSON呼び出しのエラー処理を徹底解説! jQueryプラグインと非同期処理の落とし穴も回避

JavaScriptで外部サーバーからJSONデータを取得する場合、jQuery. getJSON() メソッドがよく使われます。しかし、異なるドメイン間でデータを取得する場合(クロスドメインリクエスト)は、エラー処理が複雑になります。この記事では、jQueryプラグインと非同期処理における落とし穴と、適切なエラー処理の実装方法について解説します。...


【超便利】JavaScriptでURL操作の基本テクニック!パス取得からパラメータ解析まで

ウェブページを訪れた際に、ブラウザのアドレスバーにはそのページの URL が表示されています。この URL には、ドメイン名、パス、クエリ文字列などの情報が含まれています。このチュートリアルでは、JavaScript を使用して URL パスの部分を取得する方法について説明します。具体的には、以下の方法について解説します。...


AngularJS データバインディング vs Vue.js データバインディング

AngularJSでは、以下の3種類のデータバインディングが提供されています。一方向バインディング: コントローラーからビューへのデータの読み出しのみを許可します。単方向バインディング: ビューからコントローラーへのデータの書き込みのみを許可します。(AngularJS 1.3から非推奨)...