TypeScript で enum を作る方法

2024-10-12

TypeScriptでenumのような型を作成する方法

TypeScriptでは、enumというキーワードを使用して、特定の値のセットを定義することができます。これは、定数や列挙型のような役割を果たします。

基本的なenumの定義

enum Color {
  Red,
  Green,
  Blue
}

この例では、Colorという名前のenumを定義しています。このenumは、RedGreenBlueという3つの値を持ちます。これらの値は、数値として内部的に表現されます。

enumの値へのアクセス

let myColor: Color = Color.Green;
console.log(myColor); // 出力: 1

myColor変数にColor.Greenを代入しています。Color.Greenは、内部的には数値の1として扱われます。

enumの値の逆引き

let colorName: string = Color[1];
console.log(colorName); // 出力: "Green"

数値の1から対応するenumの値を取得するには、Color[1]のようにアクセスします。この場合、colorName変数には"Green"が格納されます。

enumの値の型チェック

function getColorName(color: Color): string {
  return Color[color];
}

let colorName: string = getColorName(Color.Red);
console.log(colorName); // 出力: "Red"

関数getColorNameは、Color型の値を受け取り、対応する文字列を返します。この関数は、引数の型がColorであることをチェックし、適切な値を返すことができます。

for (let color in Color) {
  if (isNaN(parseInt(color))) {
    continue;
  }
  console.log(color, Color[color]);
}

このコードでは、Colorのすべての値を列挙し、その値と対応する文字列を出力します。




enum Color {
  Red,
  Green,
  Blue
}
let myColor: Color = Color.Green;
console.log(myColor); // 出力: 1
let colorName: string = Color[1];
console.log(colorName); // 出力: "Green"
function getColorName(color: Color): string {
  return Color[color];
}

let colorName: string = getColorName(Color.Red);
console.log(colorName); // 出力: "Red"
for (let color in Color) {
  if (isNaN(parseInt(color))) {
    continue;
  }
  console.log(color, Color[color]);
}



オブジェクトリテラル

const Color = {
  Red: "red",
  Green: "green",
  Blue: "blue"
};

この方法では、オブジェクトリテラルを使用して、各値に名前を付けます。このオブジェクトは、enumのように使用することができます。

定数

const RED = "red";
const GREEN = "green";
const BLUE = "blue";

この方法では、定数を使用して、各値を定義します。この定数は、enumのように使用することができます。

どちらの方法を選ぶべきか

オブジェクトリテラルと定数のどちらを使用するかは、プロジェクトの要件や好みによって異なります。

  • 定数は、シンプルで直接的な方法であり、小さなプロジェクトには適している場合があります。
  • オブジェクトリテラルは、値に名前を付けることができるため、より読みやすく理解しやすいコードを作成することができます。

enums typescript

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