初心者でも簡単!span要素をpre要素のように見せるチュートリアル

2024-04-07

HTMLとCSSでspan要素をpre要素のように見せる方法

HTMLのspan要素は、テキストの一部を強調したり、スタイルを変更するために使用されます。一方、pre要素は、書式を保持したままテキストを表示するために使用されます。

このチュートリアルでは、CSSを使用してspan要素をpre要素のように見せる方法を説明します。

方法

span要素をpre要素のように見せるには、以下のCSSプロパティを使用します。

  • white-space: このプロパティは、テキストの折り返し方法を制御します。pre要素の場合、white-spaceプロパティはpreに設定されます。これにより、テキストが折り返されずに、元の書式が保持されます。
  • word-wrap: このプロパティは、長い単語がどのように折り返されるかを制御します。pre要素の場合、word-wrapプロパティはnormalに設定されます。これにより、長い単語は折り返されずに、次の行に移動されます。
  • font-family: このプロパティは、テキストのフォントファミリーを指定します。

以下のコードは、span要素をpre要素のように見せるための例です。

<span style="white-space: pre; word-wrap: normal; font-family: monospace; font-size: 16px; color: black;">
これはpre要素のように見えるspan要素です。
</span>

実行結果

上記のコードを実行すると、以下のようになります。

これはpre要素のように見えるspan要素です。

補足

  • 上記の例では、font-familyプロパティにmonospaceを指定しています。これは、等幅フォントを使用するという意味です。等幅フォントは、すべての文字が同じ幅で表示されるため、コードや表などに見やすく表示されます。
  • 上記の例では、font-sizeプロパティに16pxを指定しています。これは、テキストのサイズを16ピクセルに設定するという意味です。必要に応じて、この値を変更してください。



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>span要素をpre要素のように見せる</title>
</head>
<body>
  <p>これは普通のテキストです。</p>
  <span style="white-space: pre; word-wrap: normal; font-family: monospace; font-size: 16px; color: black;">
これはpre要素のように見えるspan要素です。
  </span>
  <p>これはまた普通のテキストです。</p>
</body>
</html>
これは普通のテキストです。

これはpre要素のように見えるspan要素です。

これはまた普通のテキストです。

解説

  • span要素に、white-space: pre; word-wrap: normal; font-family: monospace; font-size: 16px; color: black;というスタイルを指定しています。
    • white-space: pre; は、テキストの折り返しを無効にし、元の書式を保持します。
    • word-wrap: normal; は、長い単語が折り返されずに、次の行に移動します。
    • font-family: monospace; は、等幅フォントを使用します。
    • font-size: 16px; は、テキストのサイズを16ピクセルに設定します。

必要に応じて、スタイルを調整して、さまざまな効果を出すことができます。

例えば、以下のコードは、span要素の背景色を変更し、パディングを追加します。

<span style="white-space: pre; word-wrap: normal; font-family: monospace; font-size: 16px; color: black; background-color: #f0f0f0; padding: 10px;">
これはpre要素のように見えるspan要素です。
</span>
これはpre要素のように見えるspan要素です。



span要素をpre要素のように見せる他の方法

CSS :before 疑似要素を使用すると、span要素の前にコンテンツを挿入することができます。この方法を使用すると、pre要素の書式を模倣したコンテンツを挿入することができます。

以下のコードは、span要素の前に空白行を挿入し、テキストを等幅フォントで表示する例です。

<span class="pre-like">
これはpre要素のように見えるspan要素です。
</span>
.pre-like {
  white-space: pre;
  word-wrap: normal;
  font-family: monospace;
}

.pre-like::before {
  content: "";
  display: block;
  height: 1em;
}
これはpre要素のように見えるspan要素です。
<span class="pre-like">
これはpre要素のように見えるspan要素です。
</span>
.pre-like {
  white-space: pre;
  word-wrap: normal;
  font-family: monospace;
}

.pre-like::after {
  content: "";
  display: block;
  content: "\n";
}
これはpre要素のように見えるspan要素です。

以下のコードは、span要素をクリックすると、pre要素の書式を模倣したスタイルを適用する例です。

<span id="pre-like">
これはpre要素のように見えるspan要素です。
</span>

<script>
const span = document.getElementById("pre-like");

span.addEventListener("click", () => {
  span.style.whiteSpace = "pre";
  span.style.wordWrap = "normal";
  span.style.fontFamily = "monospace";
});
</script>
これはpre要素のように見えるspan要素です。

span要素をpre要素のように見せる方法はいくつかあります。上記の方法を参考に、目的に合った方法を選択してください。


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