CSSの奥深さ: 前の兄弟要素を選択する5つの方法とその注意点

2024-04-02

CSSで「前の兄弟要素」を選択するには?

しかし、いくつかのテクニックを組み合わせることで、前の兄弟要素を選択することが可能です。

隣接兄弟セレクターと :not() 疑似クラス

例:

h1 + p {
  color: red;
}

h1:not(:last-of-type) + p {
  color: blue;
}
  • 上記の例では、h1要素の直後に続くp要素を赤色にしています。
  • 2つ目の例では、h1要素が最後の要素ではない場合にのみ、その後のp要素を青色にしています。

注意点:

  • この方法は、h1要素とp要素が直接隣接している場合にのみ有効です。
  • 複数のh1要素が存在する場合は、すべてのh1要素の後のp要素にスタイルが適用されます。

nth-child() 疑似クラス

h1 + p:nth-child(2) {
  color: red;
}
  • この方法は、h1要素とp要素の間に他の要素が存在する場合に誤動作する可能性があります。
  • nth-child() 疑似クラスは、複雑な条件を設定する場合に役立ちますが、初心者には難易度が高い場合があります。

JavaScriptを使用する

<h1 id="h1">見出し</h1>
<p>これは最初の段落です</p>
<p>これは2番目の段落です</p>

<script>
const h1 = document.getElementById("h1");
const previousSibling = h1.previousElementSibling;

if (previousSibling && previousSibling.tagName === "P") {
  previousSibling.style.color = "red";
}
</script>
  • 上記の例では、JavaScriptを使用して、h1要素の前の兄弟要素を取得し、その要素の色を赤色に変更しています。
  • JavaScriptを使用する方法は、他の方法よりも複雑です。
  • JavaScriptを理解していない場合は、他の方法を使用することを推奨します。

CSSで「前の兄弟要素」を選択するには、いくつかの方法があります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、状況に応じて使い分けることが重要です。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>前の兄弟要素を選択するサンプル</title>
  <style>
    h1 + p {
      color: red;
    }

    h1:not(:last-of-type) + p {
      color: blue;
    }

    h1 + p:nth-child(2) {
      color: green;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <h1>見出し</h1>
  <p>これは最初の段落です</p>
  <p>これは2番目の段落です</p>

  <h1>見出し</h1>
  <p>これは3番目の段落です</p>

  <script>
    const h1 = document.getElementById("h1");
    const previousSibling = h1.previousElementSibling;

    if (previousSibling && previousSibling.tagName === "P") {
      previousSibling.style.color = "orange";
    }
  </script>
</body>
</html>

このサンプルコードを実行すると、以下のようになります:

  • 最初のh1要素の後の最初のp要素は赤色になります。

実行環境:

  • ブラウザ
  • JavaScriptが有効

注意事項:

  • サンプルコードはあくまで参考です。必要に応じて修正してください。
  • 他の方法と組み合わせることで、より複雑な条件を設定することもできます。
  • CSSのセレクターは奥深いので、書籍やWebサイトなどで学習することをおすすめします。
  • JavaScriptを使用する場合は、JavaScriptの基礎知識が必要になります。



前の兄弟要素を選択する他の方法

:first-of-type 疑似クラス:

h1 + p:first-of-type {
  color: red;
}
h1 + p:nth-of-type(2) {
  color: red;
}
h1:not(:first-of-type) + p:last-of-type {
  color: red;
}
h1 + p:only-of-type {
  color: red;
}

:not() 疑似クラス:

h1 + p:not(:first-of-type):not(:last-of-type) {
  color: red;
}

css css-selectors siblings


HTML ID の最大長と代替方法: JavaScript、HTML、CSS でのプログラミング解説

実用的な最大長HTML ID の最大長はブラウザによって異なりますが、一般的には 1024 文字 とされています。ただし、これはあくまでも目安であり、すべてのブラウザで確実に動作する保証はありません。問題点ID が長すぎると、以下の問題が発生する可能性があります。...


【Webデザイナー必見】CSSでリスト項目にカーソルを合わせた時に手を表示する3つの方法

CSSの cursor プロパティと :hover 疑似クラスを使用して、リスト項目にカーソルを合わせた時にカーソルを手に変えることができます。手順HTMLファイルにリスト項目を記述します。CSSファイルに以下のコードを記述します。解説ul li セレクタは、すべてのリスト項目を選択します。...


CSS text-overflow プロパティの使い方

この問題は、テーブルセルのテキストが長すぎてセル内に収まらない場合に、どのように表示するかという問題です。解決策この問題にはいくつかの解決策があります。text-overflow プロパティは、テキストがセル内に収まらない場合に、どのように表示するかを指定します。...


CSS、HTML、Twitter BootstrapでFont Awesomeが機能しない?原因と解決策を徹底解説!

原因特定と解決策CSS の読み込み確認:Font Awesome アイコンを表示するには、まず CSS ファイルを正しく読み込む必要があります。通常、これは <head> セクション内に次の行を追加することで行います。<link rel="stylesheet" href="https://fontawesome...


【初心者向け】CSSの優先順位をマスターして、思い通りのデザインを実現しよう

優先順位は以下の順番で決定されます。!importantインラインスタイルIDセレクタクラスセレクタ、属性セレクタ、疑似クラスタイプセレクタ例:この例の場合、#example span 要素には、以下のスタイルが適用されます。color: black; (!important で強制的に優先順位を上げている)...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



子孫セレクター、nth-childセレクター、nth-of-typeセレクターを使いこなす

隣接兄弟セレクター (+)このセレクターは、ある要素の直後に1つだけ存在する兄弟要素を選択するために使用されます。例:この例では、.element1 の直後に存在する . element2 要素のみがスタイルを受け取ります。この例では、.parent 要素のすべての子孫要素である