JavaScriptのendsWith()解説

2024-09-18

JavaScriptのendsWith()について

**endsWith()**は、JavaScriptの文字列メソッドであり、文字列が指定された文字列で終わっているかどうかを判定します。

構文

string.endsWith(searchString, lengthOpt);
  • lengthOpt
    (オプション) 検査する文字列の最大長。指定しない場合、文字列の全長が使用されます。
  • searchString
    検査する文字列の末尾に存在するかどうかを判定する文字列。
  • string
    検査する文字列。

const str = "hello world";

// 末尾が "world" であるかどうか
console.log(str.endsWith("world")); // true

// 末尾が "hello" であるかどうか
console.log(str.endsWith("hello")); // false

// 末尾が "world" であるかどうか、最大長を10に設定
console.log(str.endsWith("world", 10)); // true

動作

  • lengthOptが指定されている場合、検査はlengthOpt文字まで行われます。これにより、部分的な一致を検出することができます。
  • endsWith()は、searchStringstringの末尾と一致するかを検査します。



string.endsWith(searchString, lengthOpt);

コード例

基本的な使用

const str = "hello world";

// 末尾が "world" であるかどうか
console.log(str.endsWith("world")); // true

最大長の指定

const str = "hello world";

// 末尾が "world" であるかどうか、最大長を10に設定
console.log(str.endsWith("world", 10)); // true

部分的な一致の検出

const str = "hello world";

// 末尾が "hello" であるかどうか
console.log(str.endsWith("hello")); // false

複数の文字列の検査

const str = "hello world";

// 末尾が "world" または "hello" であるかどうか
console.log(str.endsWith("world") || str.endsWith("hello")); // true

条件分岐

const str = "hello world";

if (str.endsWith("world")) {
  console.log("文字列は 'world' で終わります。");
} else {
  console.log("文字列は 'world' で終わらない。");
}



**slice()とlocaleCompare()**の組み合わせ

  • **localeCompare()**を使用して、取得した部分を指定された文字列と比較します。
  • **slice()**を使用して、文字列の最後の部分を取得します。
const str = "hello world";

const lastPart = str.slice(-5); // " world"
const comparisonResult = lastPart.localeCompare("world");

if (comparisonResult === 0) {
  console.log("文字列は 'world' で終わります。");
} else {
  console.log("文字列は 'world' で終わらない。");
}

正則表現

  • 正則表現を使用して、文字列の末尾に指定された文字列が存在するかを検索します。
const str = "hello world";

const regex = /world$/;
const isMatch = regex.test(str);

if (isMatch) {
  console.log("文字列は 'world' で終わります。");
} else {
  console.log("文字列は 'world' で終わらない。");
}

カスタム関数

  • 文字列の末尾を検査する独自の関数を作成します。
function endsWith(str, searchString) {
  const lastIndex = str.length - searchString.length;
  return str.indexOf(searchString, lastIndex) !== -1;
}

const str = "hello world";

if (endsWith(str, "world")) {
  console.log("文字列は 'world' で終わります。");
} else {
  console.log("文字列は 'world' で終わらない。");
}

注意

  • カスタム関数は、特定のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできますが、パフォーマンスはendsWith()と同等またはそれ以下になる可能性があります。
  • 正則表現を使用する場合、複雑なパターンをマッチングする場合はパフォーマンスが低下する可能性があります。
  • **slice()localeCompare()**の組み合わせは、endsWith()よりもパフォーマンスが低下する可能性があります。

javascript string ends-with



テキストエリア自動サイズ調整 (Prototype.js)

Prototype. js を使用してテキストエリアのサイズを自動調整する方法について説明します。Prototype. js を読み込みます。window. onload イベントを使用して、ページの読み込み後にスクリプトを実行します。$('myTextarea') でテキストエリアの要素を取得します。...


JavaScript数値検証 IsNumeric() 解説

JavaScriptでは、入力された値が数値であるかどうかを検証する際に、isNaN()関数やNumber. isInteger()関数などを利用することが一般的です。しかし、これらの関数では小数点を含む数値を適切に検出できない場合があります。そこで、小数点を含む数値も正しく検証するために、IsNumeric()関数を実装することが有効です。...


jQueryによるHTMLエスケープ解説

JavaScriptやjQueryでHTMLページに動的にコンテンツを追加する際、HTMLの特殊文字(<, >, &, など)をそのまま使用すると、意図しないHTML要素が生成される可能性があります。これを防ぐために、HTML文字列をエスケープする必要があります。...


jQueryによるHTMLエスケープ解説

JavaScriptやjQueryでHTMLページに動的にコンテンツを追加する際、HTMLの特殊文字(<, >, &, など)をそのまま使用すると、意図しないHTML要素が生成される可能性があります。これを防ぐために、HTML文字列をエスケープする必要があります。...


JavaScriptフレームワーク:React vs Vue.js

JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加するために使用されるプログラミング言語です。一方、jQueryはJavaScriptライブラリであり、JavaScriptでよく行う操作を簡略化するためのツールを提供します。jQueryを学ぶ場所...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


ポップアップブロック検知とJavaScript

ポップアップブロックを検知する目的ポップアップブロックはユーザーのプライバシーやセキュリティを保護するためにブラウザに組み込まれている機能です。そのため、ポップアップブロックが有効になっている場合、ポップアップを表示することができません。この状況を検知し、適切な対策を講じるために、JavaScriptを使用することができます。


HTML要素の背景色をJavaScriptでCSSプロパティを使用して設定する方法

JavaScriptを使用すると、CSSプロパティを動的に変更して、HTML要素の背景色を制御できます。この方法により、ユーザーの入力やページの状況に応じて、背景色をカスタマイズすることができます。HTML要素の参照を取得HTML要素の参照を取得


JavaScript オブジェクトの長さについて

JavaScriptにおけるオブジェクトは、プロパティとメソッドを持つデータ構造です。プロパティはデータの値を保持し、メソッドはオブジェクトに対して実行できる関数です。JavaScriptの標準的なオブジェクトには、一般的に「長さ」という概念はありません。これは、配列のようなインデックスベースのデータ構造ではないためです。


JavaScriptグラフ可視化ライブラリ解説

JavaScriptは、ウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語です。その中で、グラフの可視化を行うためのライブラリが数多く存在します。これらのライブラリは、データ構造やアルゴリズムを視覚的に表現することで、理解を深める助けとなります。