Rails 4: turbo-linksと$(document).ready()の互換性問題を解決する

2024-04-02

Rails 4で$(document).ready()を使用する場合、turbo-linksとの互換性問題に注意する必要があります。turbo-linksはページ遷移を高速化するライブラリですが、その影響で$(document).ready()が期待通りに動作しない場合があります。

問題点

turbo-linksが有効になっている場合、$(document).ready()は以下の2つのケースで動作しません。

  1. ページ遷移がajaxで行われた場合
  2. ページ遷移後、DOMの一部のみが更新された場合

解決策

以下の方法で、turbo-linksと$(document).ready()を併用することができます。

$(document).on('page:load', ...)は、turbo-linksによるページ遷移が完了したタイミングで実行されるイベントハンドラです。このイベントハンドラを使用することで、ページ遷移後、DOMの更新に関わらず、確実にコードを実行することができます。

$(document).on('page:load', function() {
  // ここに実行したいコードを記述
});

Turbolinks.supportedは、現在のブラウザがturbo-linksをサポートしているかどうかを判定するプロパティです。このプロパティを使用して、turbo-linksが有効な場合のみ$(document).ready()を実行することができます。

if (Turbolinks.supported) {
  $(document).ready(function() {
    // ここに実行したいコードを記述
  });
} else {
  // turbo-linksがサポートされていない場合の処理
}

data-turbolinks-track属性は、turbo-linksに特定の要素を追跡させる属性です。この属性を付与した要素は、turbo-linksによるページ遷移後もDOMに残るため、$(document).ready()内で確実に取得することができます。

<div data-turbolinks-track>
  // ここにコードを記述
</div>

その他の解決策

上記以外にも、以下のような解決策があります。

  • $(document).on('page:change', ...)を使用する
  • Turbolinks.visit()を使用する
  • カスタムイベントを使用する



$(document).on('page:load', function() {
  // ここに実行したいコードを記述
  console.log('ページ遷移完了');
});
if (Turbolinks.supported) {
  $(document).ready(function() {
    // ここに実行したいコードを記述
    console.log('ページ遷移完了');
  });
} else {
  // turbo-linksがサポートされていない場合の処理
}

data-turbolinks-track属性を使用する

<div data-turbolinks-track>
  <button id="button">ボタン</button>
</div>

<script>
$(document).ready(function() {
  $('#button').click(function() {
    console.log('ボタンがクリックされました');
  });
});
</script>
$(document).on('page:change', function() {
  // ここに実行したいコードを記述
  console.log('ページ遷移開始');
});
Turbolinks.visit('/path/to/page');

$(document).ready(function() {
  // ここに実行したいコードを記述
  console.log('ページ遷移完了');
});
$(document).ready(function() {
  $(document).on('my-custom-event', function() {
    // ここに実行したいコードを記述
    console.log('カスタムイベントが発生しました');
  });
});

// ページ遷移後

$(document).trigger('my-custom-event');

これらのサンプルコードを参考に、ご自身のアプリケーションに合わせてコードを修正してください。

補足

  • 上記のサンプルコードは、基本的な使用方法を示すものです。実際のアプリケーションでは、必要に応じてコードを修正する必要があります。
  • turbo-linksの詳細については、公式ドキュメントを参照してください。



Rails 4で$(document).ready()をturbo-linksと併用する方法

  • $(document).ready()

この方法は、DOMが完全に読み込まれた後に実行されるコードを記述する際に使用されます。しかし、turbo-linksが有効になっている場合、ajaxによるページ遷移ではこのイベントが発生しません。

この方法は、Rails 5.1以降で導入された新しいイベントハンドラです。このイベントハンドラは、turbo-linksによるページ遷移が完了したタイミングで実行されます。従来の$(document).on('page:load', ...)と同様の機能を提供しますが、より簡潔な記述が可能になっています。

Turbo.visit()は、Rails 6.0以降で導入された新しい方法です。この方法は、ページ遷移をプログラム的に実行することができます。Turbo.visit()を実行すると、$(document).ready()$(document).on('turbo:load', ...)などのイベントハンドラが自動的に呼び出されます。

  • Rails 4: how to use $(document).ready() with turbo-links - Stack Overflow: [https://stackoverflow.com/questions/18770517/rails-4-how-to-use-document-ready-with-turbo-links](https://stackoverflow.com/questions/18770517/rails-4-how-to-use-document-ready-with-turbo-links) * TuboLinksでreadyイベントが発火できるようにする #Rails - Qiita: [https://qiita.com/pyon_kiti_jp/items/43d87572e0132cd8f2b9](https://qiita.com/pyon_kiti_jp/items/43d87572e0132cd8f2b9) * Rails Turbo-links - Stack Overflow: [https://stackoverflow.com/questions/19764007/document-readyfunction-rails-turbo-links](https://stackoverflow.com/questions/19764007/document-readyfunction-rails-turbo-links) **まとめ** Rails 4で$(document).ready()をturbo-linksと併用するには、いくつかの方法があります。従来の方法に加えて、新しい方法もいくつか提供されています。それぞれの方法の特徴を理解して、ご自身のアプリケーションに合わせて最適な方法を選択してください。

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