Reactで入力値を取得する

2024-08-28

ReactJSで入力フィールドの値を取得する方法

ReactJSでは、入力フィールドの値を取得するために、stateまたはrefを使用します。

Stateを使う方法

stateは、コンポーネントの内部状態を管理するためのオブジェクトです。入力フィールドの値をstateに保存し、変更に応じて更新することで、取得することができます。

import React, { useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [inputValue, setInputValue] = useState('');

  const handleChange = (event) => {
    setInputValue(event.target.value);
  };

  return (
    <div>
      <input type="text" value={inputValue} onChange={   handleChange} />
      <p>入力値: {inputValue}</p>
    </div>
  );
}
  • inputValueは、入力フィールドの現在の値を取得するために使用されます。
  • 入力フィールドのvalueプロパティにinputValueをバインドし、onChangeイベントハンドラーにhandleChangeを指定します。
  • handleChange関数は、入力フィールドの値が変更されたときに呼び出され、setInputValueを使ってstateを更新します。
  • useStateフックを使用して、inputValueというstate変数を初期化します。

Refを使う方法

refは、DOM要素への参照を取得するための仕組みです。入力フィールドにrefを割り当てて、その値を取得することができます。

import React, { useRef } from 'react';

function MyComponent() {
  const inputRef = useRef(null);

  const handleClick = () => {
    const inputValue = inputRef.current.value;
    console.log(inputValue);
  };

  return (
    <div>
      <input type="text" ref={inputRef} />
      <button onClick={handleCl   ick}>値を取得</button>
    </div>
  );
}
  • handleClick関数は、ボタンがクリックされたときに呼び出され、inputRef.current.valueで入力フィールドの値を取得します。
  • 入力フィールドのrefプロパティにinputRefを割り当てます。
  • useRefフックを使用して、inputRefというrefを作成します。

どちらの方法を使用するかは、コンポーネントの設計と要件によって異なります。

  • refは、入力フィールドの値を直接操作する必要がある場合や、複雑なフォーム処理を実装する場合に適しています。
  • stateは、入力フィールドの値をコンポーネントの内部状態として管理する場合に適しています。



import React, { useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [inputValue, setInputValue] = useState('');

  const handleChange = (event) => {
    setInputValue(event.target.value);
  };

  return (
    <div>
      <input type="text" value={inputValue} onChange={   handleChange} />
      <p>入力値: {inputValue}</p>
    </div>
  );
}

解説

import React, { useRef } from 'react';

function MyComponent() {
  const inputRef = useRef(null);

  const handleClick = () => {
    const inputValue = inputRef.current.value;
    console.log(inputValue);
  };

  return (
    <div>
      <input type="text" ref={inputRef} />
      <button onClick={handleCl   ick}>値を取得</button>
    </div>
  );
}



Controlled ComponentsとUncontrolled Components

Controlled Components

  • 一般的に使用される方法です。
  • stateの変更に応じて入力フィールドの値が更新されます。
  • 入力フィールドの値をコンポーネントのstateで管理します。
  • refを使用して値を取得します。
  • コンポーネントのstateとは独立しています。
  • 入力フィールドの値をDOM要素の値として管理します。

Formik

Formikは、フォームの管理とバリデーションを簡素化するライブラリです。

  • フォームのバリデーションとサブミッションを処理します。
  • フォームの値を管理するstateを提供します。

カスタムフック

カスタムフックを使用して、入力フィールドの値を取得するロジックを再利用することができます。

  • 複数のコンポーネントでフックを使用することができます。
  • 必要なロジックをフックにカプセル化します。

Redux Form (deprecated)

Redux Formは、フォームの管理とバリデーションをReduxストアを使用して行うライブラリでした。

  • 現在では非推奨となっていますが、以前のプロジェクトで使用されている場合があります。

これらの代替方法の選択は、プロジェクトの規模、複雑さ、およびチームの好みによって異なります。

  • Redux Formは、Reduxを使用しているプロジェクトで以前から使用されている場合に考慮することができます。
  • カスタムフックは、ロジックの再利用が必要な場合に有効です。
  • Formikは、複雑なフォームやバリデーションが必要な場合に便利です。
  • Controlled Componentsは、シンプルなフォームの場合に適しています。

javascript reactjs



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