Node.js入門ガイド

2024-08-23

Node.js入門: JavaScriptプログラミング

Node.jsは、サーバーサイドのJavaScript実行環境です。つまり、JavaScriptを使ってウェブサーバーやネットワークアプリケーションを開発することができます。

Node.jsのインストール

  1. Node.js公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
  2. インストーラーを実行し、指示に従ってインストールします。
  3. コマンドラインで node -v と入力し、インストールされたNode.jsのバージョンが表示されれば正常にインストールされています。

基本的なNode.jsコード

Node.jsでは、JavaScriptのコードをファイルに保存して実行します。例えば、以下のようなファイルを作成しましょう。

console.log("Hello, Node.js!");

このファイルを index.js という名前で保存し、コマンドラインで node index.js と入力すると、"Hello, Node.js!" が出力されます。

Node.jsのパッケージ管理

Node.jsには、パッケージ管理システムである npm が組み込まれています。npmを使うことで、他の開発者が作成した便利なモジュールを簡単にインストールして利用することができます。

例えば、ウェブサーバーを構築するためのモジュールである express をインストールするには、コマンドラインで以下のように入力します。

npm install express

インストールされたモジュールは、JavaScriptのコード内で require 関数を使って読み込むことができます。

const express = require('express');
const app = express();

app.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, world!');
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server listening on port 3000   ');
});

さらに学ぶ

Node.jsの入門には、以下のリソースがおすすめです。

  • オンラインチュートリアル (例えば、freeCodeCamp, Udemy)



console.log("Hello, Node.js!");
  • "Hello, Node.js!"
    出力する文字列です。
  • console.log()
    標準出力にメッセージを出力する関数です。

Node.jsのパッケージ管理: expressモジュールの使用

const express = require('express');
const app = express();

app.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, world!');
});

app.listen(3000, () => {
  console.log('Server listening on port 3000   ');
});
  • app.listen(3000)
    ポート3000でサーバーを起動します。
  • res.send('Hello, world!')
    クライアントに"Hello, world!"という文字列を送信します。
  • app.get('/')
    GETリクエストに対するルートハンドラーを定義します。
  • require('express')
    expressモジュールを読み込み、app変数に格納します。

Node.jsの非同期処理: fsモジュールの使用

const fs = require('fs');

fs.readFile('example.txt', 'utf8', (err, data) => {
  if (err) throw err;
  console.log(data);
});
  • data
    ファイルの内容が文字列として渡されます。
  • err
    エラーが発生した場合にエラーオブジェクトが渡されます。
  • callback
    ファイル読み込みが完了したときに呼び出されるコールバック関数です。
  • 'utf8'
    ファイルエンコーディングです。
  • 'example.txt'
    読み込むファイル名です。
  • fs.readFile()
    ファイルを読み込む非同期関数です。

Node.jsのイベント駆動型プログラミング: EventEmitterクラスの使用

const EventEmitter = require('events');

class MyEmitter extends EventEmitter {}

const myEmitter = new MyEmitter();

myEmitter.on('event', () => {
  console.log('An even   t was emitted!');
});

myEmitter.emit('event');
  • myEmitter.emit('event')
    イベント"event"を発行します。
  • myEmitter.on('event', () => {})
    イベント"event"が発生したときに呼び出されるイベントリスナーを登録します。
  • MyEmitter
    EventEmitterを継承したカスタムエミッタークラスです。
  • EventEmitter
    イベントを発行するための基底クラスです。



Node.js入門: 他のアプローチ

Node.jsの学習には、これまで紹介した方法以外にもさまざまなアプローチがあります。以下にいくつかをご紹介します。

オンラインコースとチュートリアル

  • freeCodeCamp
    Node.jsのチュートリアルとプロジェクトを通じて学習することができます。
  • Coursera
    Node.jsの基礎から応用までを学ぶことができるコースがあります。
  • Udemy
    Node.jsに関する幅広いコースを提供しています。

書籍

  • 「Node.jsバイブル」
    Node.jsの核心的な概念と技術を網羅しています。
  • 「Node.js ウェブアプリケーション開発実践ガイド」
    Node.jsの基礎から実用的なアプリケーション開発までを解説しています。

コミュニティとフォーラム

  • Redditのr/node
    Node.jsの最新情報やコミュニティからのアドバイスを得ることができます。

実践プロジェクト

  • オープンソースプロジェクトに参加する
    既存のオープンソースプロジェクトに貢献することで、実戦的な経験を積むことができます。
  • 小さなアプリケーションを作成する
    自分でアイデアを出し、Node.jsを使って簡単なアプリケーションを作成してみましょう。

ペアプログラミングやメンターシップ

  • メンターから指導を受ける
    より経験豊富なプログラマーからアドバイスやサポートを受けることができます。
  • 他のプログラマーとペアプログラミングをする
    共同でコーディングすることで、知識を共有し、問題解決能力を高めることができます。

javascript node.js



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