JavaScriptとjQueryでURLのハッシュをチェックする方法

2024-04-05

JavaScriptとjQueryを使ってURLのハッシュをチェックする方法

このチュートリアルでは、JavaScriptとjQueryを使ってURLのハッシュをチェックする方法を解説します。

目次

  • ハッシュとは?
  • JavaScriptでハッシュをチェックする
  • jQueryでハッシュをチェックする
  • ハッシュを使ってページ内スクロールを行う
  • ハッシュを使ってページの状態を保存する

URLのハッシュは、#記号以降の部分を指します。ハッシュは、以下の用途で使用されます。

  • ページ内の特定の要素にスクロールする
  • ページの状態を保存する
  • アンカーリンクを作成する

例えば、以下のURLの場合、

https://example.com/index.html#about

#about部分がハッシュになります。

JavaScriptでURLのハッシュをチェックするには、以下の方法があります。

  • location.hashプロパティを使う

location.hashプロパティは、現在のURLのハッシュ部分を取得します。

// 現在のハッシュを取得
const hash = location.hash;

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
}
  • window.onhashchangeイベントを使う

window.onhashchangeイベントは、URLのハッシュが変更されたときに発生します。

// ハッシュ変更時の処理
window.onhashchange = function() {
  // 変更されたハッシュを取得
  const hash = location.hash;

  // ハッシュ変更後の処理
};
  • $.fn.hash()メソッドを使う
// 現在のハッシュを取得
const hash = $(location).hash();

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
}
// ハッシュ変更時の処理
$(window).on('hashchange', function() {
  // 変更されたハッシュを取得
  const hash = $(location).hash();

  // ハッシュ変更後の処理
});

ハッシュを使ってページ内の特定の要素にスクロールするには、以下の方法があります。

location.hashプロパティにハッシュを設定すると、ページ内の対応する要素にスクロールします。

// ページ内の要素「about」にスクロール
location.hash = '#about';
  • $.scrollTo()メソッドを使う

$.scrollTo()メソッドは、ページ内の特定の要素にスクロールします。

// ページ内の要素「about」にスクロール
$('html, body').scrollTo('#about');
  • ハッシュにパラメータを含める

ハッシュにパラメータを含めることで、ページの状態を保存することができます。

// ハッシュにパラメータを含めてページの状態を保存
location.hash = '#page=1&sort=asc';
  • localStorageやsessionStorageを使う

localStoragesessionStorageを使うと、ブラウザのストレージにデータを保存することができます。

// localStorageを使ってページの状態を保存
localStorage.setItem('page', 1);
localStorage.setItem('sort', 'asc');

このチュートリアルでは、JavaScriptとjQueryを使ってURLのハッシュをチェックする方法を解説しました。ハッシュは、ページ内の特定の要素にスクロールしたり、ページの状態を保存したりするために使用することができます。




JavaScript

// 現在のハッシュを取得
const hash = location.hash;

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
  console.log('ハッシュが存在します:', hash);
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
  console.log('ハッシュが存在しません');
}

// ハッシュ変更時の処理
window.onhashchange = function() {
  // 変更されたハッシュを取得
  const hash = location.hash;

  // ハッシュ変更後の処理
  console.log('ハッシュが変更されました:', hash);
};

// ページ内の要素「about」にスクロール
location.hash = '#about';

// ページ内の要素「about」にスクロール
$('html, body').scrollTo('#about');

// ハッシュにパラメータを含めてページの状態を保存
location.hash = '#page=1&sort=asc';

// localStorageを使ってページの状態を保存
localStorage.setItem('page', 1);
localStorage.setItem('sort', 'asc');

jQuery

// 現在のハッシュを取得
const hash = $(location).hash();

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
  console.log('ハッシュが存在します:', hash);
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
  console.log('ハッシュが存在しません');
}

// ハッシュ変更時の処理
$(window).on('hashchange', function() {
  // 変更されたハッシュを取得
  const hash = $(location).hash();

  // ハッシュ変更後の処理
  console.log('ハッシュが変更されました:', hash);
});

// ページ内の要素「about」にスクロール
$('html, body').scrollTo('#about');

// ハッシュにパラメータを含めてページの状態を保存
location.hash = '#page=1&sort=asc';

// localStorageを使ってページの状態を保存
localStorage.setItem('page', 1);
localStorage.setItem('sort', 'asc');



URLのハッシュをチェックするその他の方法

location.hrefプロパティは、現在のURL全体を取得します。ハッシュ部分は、#記号以降の部分です。

// 現在のURLを取得
const url = location.href;

// ハッシュを取得
const hash = url.split('#')[1];

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
  console.log('ハッシュが存在します:', hash);
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
  console.log('ハッシュが存在しません');
}

URLSearchParamsオブジェクトは、URLのパラメータを操作するために使用できます。ハッシュ部分は、searchParamsプロパティのget()メソッドを使って取得できます。

// URLSearchParamsオブジェクトを作成
const params = new URLSearchParams(location.search);

// ハッシュを取得
const hash = params.get('hash');

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
  console.log('ハッシュが存在します:', hash);
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
  console.log('ハッシュが存在しません');
}

アンカー要素のhref属性には、URLのハッシュ部分を含めることができます。アンカー要素のhashプロパティを使って、ハッシュ部分を取得できます。

// アンカー要素を取得
const anchor = document.getElementById('my-anchor');

// ハッシュを取得
const hash = anchor.hash;

// ハッシュが存在するかどうかをチェック
if (hash) {
  // ハッシュが存在する場合の処理
  console.log('ハッシュが存在します:', hash);
} else {
  // ハッシュが存在しない場合の処理
  console.log('ハッシュが存在しません');
}

URLのハッシュをチェックする方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。

補足

このサンプルコードは基本的な例です。実際の使用例に合わせて、コードを編集する必要があります。


javascript jquery anchor


JavaScript の型変換:+new Date で日付をミリ秒に変換

型変換プラス記号は、数値型以外の値を数値に変換するために使用できます。例えば、+new Date は Date オブジェクトをミリ秒単位のタイムスタンプに変換します。単項演算子プラス記号は単項演算子としても使用できます。単項演算子として使用する場合、プラス記号は数値の前に置かれ、その数値の符号を変換します。...


【保存版】JavaScriptで setInterval 関数の初回実行を遅延させない2つの主要なアプローチ

setTimeout 関数を併用する最初の呼び出しのみを setTimeout 関数で実行し、その後 setInterval 関数で定期実行に移行する方法です。この方法の利点は、シンプルで分かりやすいことです。一方、初回実行と定期実行で異なる処理を行う場合に煩雑になる可能性があります。...


Reactコンポーネント作成をもっと便利に!HOC、Render Props、Custom Hooks

ES6クラスベースコンポーネント従来のReactコンポーネントの書き方です。クラスベースコンポーネントは以下のような特徴があります。状態管理: this. state を使ってコンポーネントの状態を管理できます。ライフサイクルメソッド: componentDidMount や componentWillUnmount などのライフサイクルメソッドを使って、コンポーネントの挙動を制御できます。...


Angularでアスタリスク(*)の役割を徹底解説! 構造ディレクティブ、コンポーネント投影、カスタムディレクティブまで

構造ディレクティブの反復処理NgForディレクティブと組み合わせて、配列やオブジェクトの要素を繰り返し処理し、それぞれに対応するHTML構造を生成します。上記の例では、itemsという配列の各要素に対して、li要素を生成し、item. nameプロパティの値を表示します。...


package.json ファイルで詳細情報を確認

ng version コマンドを使用するプロジェクトディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。このコマンドを実行すると、プロジェクトで使用されているAngularのメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンが表示されます。...