Node.js REPL 関数呼び出しの疑問を徹底解説! オートセミコロン機能の真実
Node.js REPL で )
を使って関数を呼び出す仕組み
この機能を利用して、関数呼び出しも行うことができます。関数呼び出しの構文は次のとおりです。
functionName(argument1, argument2, ...);
しかし、REPL では、次のような構文でも関数を呼び出すことができます。
functionName)(argument1, argument2, ...);
一見すると、これは誤った構文のように見えますが、実は有効な構文です。これは、オートセミコロン機能 と呼ばれる機能によるものです。
オートセミコロン機能は、REPL がセミコロンを自動的に挿入する機能です。つまり、functionName)(argument1, argument2, ...);
と入力すると、REPL は内部的に functionName(argument1, argument2, ...);
に変換し、実行します。
この機能は、次のような場合に役立ちます。
- 複数の式を同じ行に書きたい場合
- 関数呼び出しの末尾にコメントを追加したい場合
ただし、オートセミコロン機能を使用する場合は、次の点に注意する必要があります。
- 複数の式を同じ行に書く場合は、各式の間にスペースを入れる必要があります。
- 関数呼び出しの後に改行しないと、オートセミコロン機能が働かない場合があります。
Node.js REPL では、)
を使って関数を呼び出すことができます。これは、オートセミコロン機能によるものです。この機能を使用する場合は、上記の点に注意してください。
- オートセミコロン機能を無効にするには、
--no-semi
オプションをnode
コマンドに渡します。 - オートセミコロン機能は、Node.js 6.0以降で使用できます。
// 関数定義
function addNumbers(num1, num2) {
return num1 + num2;
}
// REPL での関数呼び出し
// オートセミコロン機能を使用
console.log(addNumbers(1, 2)); // 3 を出力
// オートセミコロン機能を使用しない
console.log(addNumbers(3, 4));; // 7 を出力
// 複数の式を同じ行に書く
console.log(addNumbers(5, 6), addNumbers(7, 8)); // 11 15 を出力
- オートセミコロン機能を使用すると、関数呼び出しの末尾にセミコロンを省略できます。
- REPL では、
addNumbers(argument1, argument2);
またはaddNumbers(argument1, argument2)
のいずれかを使用して関数を呼び出すことができます。 addNumbers
関数は、2 つの数値を受け取り、それらを足して返します。
間接呼び出し
関数オブジェクトのプロパティとして関数名を呼び出すことができます。この方法は、関数名が動的に生成される場合などに役立ちます。
// 関数定義
function add(x, y) {
return x + y;
}
const addNumbers = add;
// REPL での関数呼び出し
console.log(addNumbers(1, 2)); // 3 を出力
アロー関数
アロー関数を使用すると、簡潔にコードを書くことができます。
// 関数定義
const addNumbers = (num1, num2) => num1 + num2;
// REPL での関数呼び出し
console.log(addNumbers(1, 2)); // 3 を出力
展開構文
展開構文を使用すると、引数を配列またはオブジェクトとして渡すことができます。
// 関数定義
function addNumbers(numbers) {
return numbers.reduce((sum, num) => sum + num, 0);
}
// REPL での関数呼び出し
const numbers = [1, 2, 3];
console.log(addNumbers(numbers)); // 6 を出力
Node.js REPL で関数を呼び出すには、さまざまな方法があります。状況に応じて適切な方法を選択してください。
- 展開構文は、引数を配列またはオブジェクトとして渡す場合にのみ使用できます。
- アロー関数は、簡潔なコードを書く場合にのみ使用してください。複雑なロジックを含む関数は、通常の関数として定義することをお勧めします。
- 間接呼び出しは、関数オブジェクトのプロパティにアクセスできる場合にのみ使用できます。
javascript node.js syntax