iFrameのソース変更を検知!JavaScript、jQuery、その他で実現する方法

2024-05-26

iFrameのsrc変更イベント検出:JavaScript、jQuery、その他の方法

Webページに埋め込まれたiFrameのソースURLが変更されたときにイベントを検出する方法について説明します。

3つの主要な方法

  1. onloadイベント: これは最も古い方法ですが、すべてのブラウザで動作します。ただし、iFrame内のコンテンツが完全に読み込まれた後にのみイベントがトリガーされるため、少し遅延が発生する可能性があります。
<iframe src="http://www.example.com" onload="alert('iFrameのソースが変更されました')"></iframe>
  1. contentWindow.locationプロパティ: この方法は、iFrameが同じドメインにある場合にのみ機能します。
<iframe src="/test.html" id="myIframe"></iframe>

<script>
  const iframe = document.getElementById('myIframe');
  iframe.addEventListener('load', function() {
    console.log('iFrameのソースが変更されました:', iframe.contentWindow.location.href);
  });
</script>
  1. jQuery: jQueryを使用すると、より簡潔で読みやすいコードでイベントを検出できます。
<iframe src="http://www.example.com" id="myIframe"></iframe>

<script>
  $(document).ready(function() {
    $('#myIframe').on('load', function() {
      console.log('iFrameのソースが変更されました:', $(this).attr('src'));
    });
  });
</script>

上記以外にも、MutationObserverやPostMessage APIを使用してiFrameのsrc変更イベントを検出する方法があります。これらの方法は、より高度なテクニックですが、より柔軟性と制御性を提供します。

注意事項

  • セキュリティ上の理由から、異なるドメインにあるiFrameのsrc変更イベントを検出することはできません。
  • 一部の古いブラウザでは、これらの方法が正しく動作しない場合があります。

    上記の方法を参考に、状況に合った方法でiFrameのsrc変更イベントを検出してください。




    サンプルコード:JavaScript、jQuery、MutationObserver

    onloadイベント

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>iFrame src変更イベント検出(onload)</title>
    </head>
    <body>
      <iframe src="http://www.example.com" id="myIframe" onload="alert('iFrameのソースが変更されました')"></iframe>
    
      <script>
        // さらに処理が必要な場合は、ここでスクリプトを追加できます
      </script>
    </body>
    </html>
    

    contentWindow.locationプロパティ

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>iFrame src変更イベント検出(contentWindow.location)</title>
    </head>
    <body>
      <iframe src="/test.html" id="myIframe"></iframe>
    
      <script>
        const iframe = document.getElementById('myIframe');
        iframe.addEventListener('load', function() {
          console.log('iFrameのソースが変更されました:', iframe.contentWindow.location.href);
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    jQuery

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>iFrame src変更イベント検出(jQuery)</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <iframe src="http://www.example.com" id="myIframe"></iframe>
    
      <script>
        $(document).ready(function() {
          $('#myIframe').on('load', function() {
            console.log('iFrameのソースが変更されました:', $(this).attr('src'));
          });
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    MutationObserver

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>iFrame src変更イベント検出(MutationObserver)</title>
    </head>
    <body>
      <iframe src="http://www.example.com" id="myIframe"></iframe>
    
      <script>
        const observer = new MutationObserver(function(mutations) {
          mutations.forEach(function(mutation) {
            if (mutation.type === 'attributes' && mutation.attributeName === 'src') {
              console.log('iFrameのソースが変更されました:', mutation.target.src);
            }
          });
        });
    
        const iframe = document.getElementById('myIframe');
        observer.observe(iframe, {
          attributes: true,
          attributeFilter: ['src']
        });
      </script>
    </body>
    </html>
    

    説明

    • 上記のコードはすべて、iFrame要素にID "myIframe"を設定しています。
    • それぞれの方法で、iFrameのソースが変更されたときにコンソールにメッセージを出力します。
    • 自分のニーズに合わせて、必要に応じてコードを修正してください。

    補足

    • MutationObserver方法は、より新しいブラウザでのみ動作します。
    • PostMessage APIを使用して、異なるドメインにあるiFrameのsrc変更イベントを検出することもできますが、より複雑なコードになります。



    iFrameのsrc変更イベント検出:その他の方法

    EventListener

    const iframe = document.getElementById('myIframe');
    iframe.addEventListener('load', function() {
      console.log('iFrameのソースが変更されました:', iframe.src);
    });
    

    利点:

    • シンプルで分かりやすい
    • ほとんどのブラウザで動作する
    • iFrame内のコンテンツが完全に読み込まれた後にのみイベントがトリガーされるため、遅延が発生する可能性がある

    MutationObserver (MutationSummary API)

    const observer = new MutationObserver(function(mutations) {
      mutations.forEach(function(mutation) {
        if (mutation.type === 'attributes' && mutation.attributeName === 'src') {
          console.log('iFrameのソースが変更されました:', mutation.target.src);
        }
      });
    });
    
    const iframe = document.getElementById('myIframe');
    observer.observe(iframe, {
      attributes: true,
      attributeFilter: ['src']
    });
    
    • onloadイベントよりも高速で反応性が高い
    • 属性の変更を検出する汎用的な方法
    • MutationObserver APIは、onloadイベントよりも複雑で理解しにくい
    • 古いブラウザではサポートされていない

    PostMessage API

    // 親ウィンドウ
    const iframe = document.getElementById('myIframe');
    iframe.addEventListener('message', function(event) {
      if (event.data === 'srcChanged') {
        console.log('iFrameのソースが変更されました:', iframe.src);
      }
    });
    
    // 子ウィンドウ (iFrame内)
    window.addEventListener('message', function(event) {
      if (event.origin === 'https://www.example.com' && event.data === 'changeSrc') {
        parent.postMessage('srcChanged', '*');
      }
    });
    
    iframe.src = 'https://new.example.com';
    
    • 異なるドメインにあるiFrameのsrc変更イベントを検出できる
    • 双方向通信が可能で、iFrame間でデータをやり取りできる
    • PostMessage APIは複雑で、より多くのコードとセットアップが必要
    • セキュリティ上の懸念事項がある

    WebSockets

    // 親ウィンドウ
    const ws = new WebSocket('ws://localhost:8080');
    ws.onmessage = function(event) {
      if (event.data === 'srcChanged') {
        console.log('iFrameのソースが変更されました:', iframe.src);
      }
    };
    
    const iframe = document.getElementById('myIframe');
    
    // 子ウィンドウ (iFrame内)
    const ws = new WebSocket('ws://localhost:8080');
    ws.onopen = function() {
      ws.send('changeSrc');
    };
    
    iframe.src = 'https://new.example.com';
    
    • PostMessage APIよりもリアルタイムで双方向通信が可能
    • Webサーバーとの永続的な接続を確立できる
    • すべてのブラウザでサポートされているわけではない

    これらのライブラリは、古いブラウザでの互換性を向上させたり、APIの使用を簡略化したりするのに役立ちます。

    最適な方法の選択

    使用する方法は、要件と状況によって異なります。

    • シンプルで使いやすい方法が必要な場合は、EventListenerがおすすめです。
    • より高速で反応性が必要な場合は、MutationObserverがおすすめです。
    • 異なるドメインにあるiFrameのイベントを検出する必要がある場合は、PostMessage APIまたはWebSocketsがおすすめです。
    • 古いブラウザでの互換性が重要の場合は、Polyfillまたは専用ライブラリを使用することを検討してください。

    iFrameのsrc変更イベントを検出するには、さまざまな方法があります。それぞれの


    javascript jquery iframe


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