POSTリクエスト、Ajax通信、サーバーサイド処理…フォーム送信時のリフレッシュ防止テクニック

2024-05-13

Javascript、jQuery、HTMLを用いたフォーム送信時のページリフレッシュ防止

JavaScriptによるイベントハンドラ

JavaScriptを用いて、フォーム送信イベントにイベントハンドラを設定することで、ページリフレッシュを防止することができます。

<form id="myForm">
  <input type="text" name="name">
  <input type="email" name="email">
  <button type="submit">送信</button>
</form>

<script>
  const myForm = document.getElementById('myForm');

  myForm.addEventListener('submit', function(event) {
    event.preventDefault(); // ページリフレッシュを防止

    // 送信処理

    // 送信処理完了後、必要に応じてリダイレクト
  });
</script>

jQueryによるイベントハンドラ

<form id="myForm">
  <input type="text" name="name">
  <input type="email" name="email">
  <button type="submit">送信</button>
</form>

<script>
  $(document).ready(function() {
    $('#myForm').submit(function(event) {
      event.preventDefault(); // ページリフレッシュを防止

      // 送信処理

      // 送信処理完了後、必要に応じてリダイレクト
    });
  });
</script>

HTMLの action 属性

HTMLの form 要素の action 属性に javascript:void(0); を設定することで、ページリフレッシュを防止することができます。ただし、この方法では送信処理を実装する必要があります。

<form id="myForm" action="javascript:void(0);">
  <input type="text" name="name">
  <input type="email" name="email">
  <button type="submit">送信</button>
</form>

<script>
  const myForm = document.getElementById('myForm');

  myForm.addEventListener('submit', function(event) {
    // 送信処理

    // 送信処理完了後、必要に応じてリダイレクト
  });
</script>

送信処理

上記の方法でページリフレッシュを防止した後は、送信処理を実装する必要があります。送信処理には、Ajax通信やサーバサイドスクリプトを用いることができます。

まとめ

JavaScript、jQuery、HTMLを用いて、フォーム送信時のページリフレッシュを防止する方法について解説しました。それぞれの方法には利点と欠点があるため、状況に合わせて最適な方法を選択してください。




JavaScript

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム送信時のページリフレッシュ防止</title>
</head>
<body>
  <form id="myForm">
    <input type="text" name="name" placeholder="名前">
    <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
    <button type="submit">送信</button>
  </form>

  <script>
    const myForm = document.getElementById('myForm');

    myForm.addEventListener('submit', function(event) {
      event.preventDefault(); // ページリフレッシュを防止

      const name = event.target.elements.name.value;
      const email = event.target.elements.email.value;

      // 送信処理

      console.log(`名前: ${name}`);
      console.log(`メールアドレス: ${email}`);

      // 送信処理完了後、必要に応じてリダイレクト
    });
  </script>
</body>
</html>

jQuery

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム送信時のページリフレッシュ防止</title>
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
  <form id="myForm">
    <input type="text" name="name" placeholder="名前">
    <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
    <button type="submit">送信</button>
  </form>

  <script>
    $(document).ready(function() {
      $('#myForm').submit(function(event) {
        event.preventDefault(); // ページリフレッシュを防止

        const name = $(this).find('input[name="name"]').val();
        const email = $(this).find('input[name="email"]').val();

        // 送信処理

        console.log(`名前: ${name}`);
        console.log(`メールアドレス: ${email}`);

        // 送信処理完了後、必要に応じてリダイレクト
      });
    });
  </script>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>フォーム送信時のページリフレッシュ防止</title>
</head>
<body>
  <form id="myForm" action="javascript:void(0);">
    <input type="text" name="name" placeholder="名前">
    <input type="email" name="email" placeholder="メールアドレス">
    <button type="submit">送信</button>
  </form>

  <script>
    const myForm = document.getElementById('myForm');

    myForm.addEventListener('submit', function(event) {
      // 送信処理

      const name = event.target.elements.name.value;
      const email = event.target.elements.email.value;

      console.log(`名前: ${name}`);
      console.log(`メールアドレス: ${email}`);

      // 送信処理完了後、必要に応じてリダイレクト
    });
  </script>
</body>
</html>

注意事項

  • 上記のサンプルコードはあくまでも一例です。状況に合わせてコードを修正する必要があります。
  • Ajax通信やサーバサイドスクリプトを用いる場合は、別途ライブラリやスクリプトが必要になります。



フォーム送信時のページリフレッシュ防止:その他の方法

POST リクエストの使用

フォーム送信時に GET リクエストではなく POST リクエストを使用することで、ページリフレッシュを防止することができます。POST リクエストは、送信データがサーバーに保存されるため、ページリフレッシュしてもデータが失われることはありません。

利点:

  • シンプルで分かりやすい
  • データがサーバーに保存される
  • ブラウザの履歴に残ってしまう
  • SEO に影響を与える可能性がある

Ajax 通信を用いて、非同期的にサーバーと通信することで、ページリフレッシュを防止することができます。Ajax 通信は、ページ全体を再読み込みせずに、必要な部分のみを更新することができます。

  • ユーザー体験を向上させることができる
  • ページ全体の読み込み速度を速くすることができる
  • JavaScript の知識が必要
  • 複雑な実装になる可能性がある

サーバーサイドでフォーム送信を処理することで、ページリフレッシュを防止することができます。この方法は、クライアントサイドの処理よりもセキュリティが高く、複雑な処理にも対応することができます。

  • セキュリティが高い
  • 複雑な処理に対応できる
  • サーバー側の開発が必要

<meta> タグを用いて、ブラウザにページをキャッシュさせないように設定することで、ページリフレッシュを防止することができます。ただし、この方法はすべてのブラウザで動作するわけではありません。

  • すべてのブラウザで動作するわけではない

JavaScript ライブラリの使用

jQueryFormspree などの JavaScript ライブラリを使用することで、フォーム送信時のページリフレッシュを簡単に防止することができます。

  • 簡単で使いやすい
  • 拡張性が高い
  • ライブラリの読み込みが必要
  • ライブラリの脆弱性に対するリスクがある

javascript jquery html


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