CSSで要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定する方法

2024-04-02

CSSで要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定する方法

このページでは、CSSで要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定する方法について解説します。

背景

Webサイトのデザインにおいて、要素の高さを画面サイズに比例して調整したい場合がありますが、単純にパーセンテージで設定すると、ヘッダーやフッターなどの要素の影響を受けて、意図した高さにならないことがあります。

解決策

そこで、パーセンテージとピクセルの差を利用して、要素の高さを設定することができます。

方法

以下の例のように、calc()関数を使って、要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定することができます。

.element {
  height: calc(100vh - 100px);
}

この例では、要素の高さを画面の高さ (100vh) から 100ピクセルを引いた値に設定しています。

メリット

この方法を使うと、以下のメリットがあります。

  • 画面サイズに比例して要素の高さを調整できる
  • ヘッダーやフッターなどの要素の影響を受けない
  • 古いブラウザでは対応していない

補足

  • calc()関数を使うと、四則演算だけでなく、様々な数学関数を使うことができます。

応用例

  • 画面の高さに比例してコンテンツの高さを調整する
  • ヘッダーやフッターの高さを考慮して要素の高さを調整する
  • レスポンシブデザインで要素の高さを調整する

CSSで要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定する方法について解説しました。この方法は、画面サイズに比例して要素の高さを調整したい場合に役立ちます。




<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>サンプルコード</title>
</head>
<body>
  <div class="element">
    要素の内容
  </div>
</body>
</html>
.element {
  height: calc(100vh - 100px);
  background-color: #ccc;
  padding: 20px;
}

このコードを実行すると、画面の高さから100ピクセルを引いた高さの要素が中央に表示されます。

  • 要素の高さを画面の幅に比例して調整したい場合は、vw単位を使うことができます。
  • 要素の高さを画面の高さの半分に設定したい場合は、calc(50vh) と記述することができます。



CSSで要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定する他の方法

方法1: vhとpxを組み合わせて使う

.element {
  height: 80vh - 100px;
}

方法2: marginプロパティを使う

以下の例のように、marginプロパティを使って、要素の上下に余白を設定することで、要素の高さを間接的に調整することができます。

.element {
  height: 100%;
  margin-top: 100px;
  margin-bottom: 100px;
}

この例では、要素の高さを100%に設定し、上下に100ピクセルの余白を設定することで、要素の高さを画面の高さから200ピクセル引いた値に調整しています。

方法3: JavaScriptを使う

JavaScriptを使って、要素の高さを動的に設定することもできます。

const element = document.querySelector('.element');
const height = window.innerHeight - 100;
element.style.height = `${height}px`;
  • シンプルな方法で設定したい場合は、calc()関数を使う方法がおすすめです。
  • 画面の高さの割合とピクセルの差を明確に設定したい場合は、vhpxを組み合わせて使う方法がおすすめです。
  • 要素のレイアウトを複雑に調整したい場合は、marginプロパティを使う方法やJavaScriptを使う方法がおすすめです。

CSSで要素の高さをパーセンテージとピクセルの差で設定するには、いくつかの方法があります。どの方法を使うべきかは、状況によって異なります。


css height pixel


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