jQuery Validation: デフォルトエラーメッセージをカスタマイズする

2024-04-02

jQuery Validation: デフォルトのエラーメッセージを変更する方法

方法

デフォルトのエラーメッセージを変更するには、以下の2つの方法があります。

メッセージオブジェクトを使用する

$.validator.messages オブジェクトに、各入力項目のエラーメッセージをプロパティとして設定します。

$.validator.messages = {
  required: "この項目は必須です。",
  email: "有効なメールアドレスを入力してください。",
  url: "有効なURLを入力してください。",
  number: "数値を入力してください。",
  maxlength: "最大{0}文字まで入力できます。",
  minlength: "最低{0}文字入力する必要があります。"
};

errorPlacement オプションに、エラーメッセージを挿入する関数を設定します。

$("#myform").validate({
  errorPlacement: function(error, element) {
    // エラーメッセージを要素の横に挿入
    element.parent().append(error);
  }
});

以下の例では、required エラーメッセージを日本語に変更しています。

<form id="myform">
  <input type="text" name="name" required>
  <input type="submit" value="送信">
</form>
$.validator.messages = {
  required: "この項目は必須です。"
};

$("#myform").validate();



<form id="myform">
  <label for="name">名前:</label>
  <input type="text" name="name" id="name" required>
  <br>
  <label for="email">メールアドレス:</label>
  <input type="email" name="email" id="email" required>
  <br>
  <input type="submit" value="送信">
</form>
$.validator.messages = {
  required: "この項目は必須です。"
};

$("#myform").validate({
  errorPlacement: function(error, element) {
    // エラーメッセージを要素の横に挿入
    element.parent().append(error);
  }
});

このコードを実行すると、name または email 入力欄が空の場合、日本語でエラーメッセージが表示されます。

その他のオプション

errorPlacement オプション以外にも、エラーメッセージのスタイルや表示位置などを変更するオプションが多数用意されています。詳細は、jQuery Validation Plugin 公式ドキュメント: https://jqueryvalidation.org/ を参照してください。




デフォルトのエラーメッセージを変更する他の方法

$.validator.setDefaults() メソッドを使用して、デフォルトのエラーメッセージオブジェクトを変更することができます。

$.validator.setDefaults({
  messages: {
    required: "この項目は必須です。"
  }
});

各入力項目に data-msg-* 属性を追加することで、個別にエラーメッセージを設定することができます。

<input type="text" name="name" required data-msg-required="この名前は必須です。">

独自メソッドを使用する

$.validator オブジェクトに独自メソッドを追加することで、エラーメッセージの生成方法を完全にカスタマイズすることができます。

詳細は、jQuery Validation Plugin 公式ドキュメント: https://jqueryvalidation.org/ を参照してください。


jquery jquery-validate


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