length、size、filter、find、closestを使い分ける
2024-04-04
jQuery に "exists" 関数は存在しない？
length プロパティを使う
最も簡単な方法は、length プロパティを使うことです。 .selector で選択された要素が 1 つでも存在すれば true、存在しなければ false が返されます。
if ($('#my-element').length) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
size() メソッドを使う
length プロパティと同様に、size() メソッドも要素の数を返します。
if ($('#my-element').size()) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
filter() メソッドは、セレクターに合致する要素のみを抽出します。 抽出された要素が 1 つでもあれば true、存在しなければ false が返されます。
if ($('#my-element').filter(':first').length) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
if ($('#my-element').find('.my-child-element').length) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
if ($('#my-element').closest('.my-parent-element').length) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
これらの方法のいずれかを使うことで、jQuery で要素の存在をチェックすることができます。 状況に合わせて適切な方法を選びましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>jQuery "exists" function</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
<div id="my-element"></div>
<div class="my-parent-element">
<div id="my-child-element"></div>
</div>
<script>
// length プロパティ
if ($('#my-element').length) {
console.log('要素が存在します');
} else {
console.log('要素が存在しません');
}
// size() メソッド
if ($('#my-element').size()) {
console.log('要素が存在します');
} else {
console.log('要素が存在しません');
}
// filter() メソッド
if ($('#my-element').filter(':first').length) {
console.log('要素が存在します');
} else {
console.log('要素が存在しません');
}
// find() メソッド
if ($('#my-element').find('.my-child-element').length) {
console.log('要素が存在します');
} else {
console.log('要素が存在しません');
}
// closest() メソッド
if ($('#my-element').closest('.my-parent-element').length) {
console.log('要素が存在します');
} else {
console.log('要素が存在しません');
}
</script>
</body>
</html>
このコードを実行すると、以下の出力がコンソールに表示されます。
要素が存在します
要素が存在します
要素が存在します
要素が存在します
要素が存在します
jQuery に "exists" という名前の関数はありませんが、さまざまな機能を使って要素の存在をチェックすることができます。 状況に合わせて適切な方法を選びましょう。
このサンプルコードを参考に、実際にコードを書いて試してみてください。
要素の存在をチェックするその他の方法
is() メソッドは、要素がセレクターに合致するかどうかをチェックします。
if ($('#my-element').is('.my-class')) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
index() メソッドは、要素のインデックス番号を返します。 インデックス番号が -1 以外であれば要素が存在します。
if ($('#my-element').index() !== -1) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
attr() メソッドは、要素の属性値を取得します。 属性値が存在すれば要素が存在します。
if ($('#my-element').attr('id')) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
css() メソッドは、要素の CSS プロパティを取得します。 CSS プロパティが存在すれば要素が存在します。
if ($('#my-element').css('display') !== 'none') {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
if ($('#my-element').data('my-data')) {
// 要素が存在する場合の処理
} else {
// 要素が存在しない場合の処理
}
注意点
- 上記の方法は、すべて要素が存在するかどうかを
trueまたはfalseで返します。 - 要素が存在しない場合は、エラーが発生する可能性があります。
jQuery には、要素の存在をチェックするさまざまな方法があります。 状況に合わせて適切な方法を選びましょう。
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