IEでJSON表示させる方法

2024-10-21

Internet Explorer で application/json をダウンロードさせずに表示させる方法 (jQuery, ASP.NET MVC, Ajax)

Internet Explorer (IE) では、サーバーから受け取った application/json データをそのまま表示するのではなく、ダウンロードするように促す場合があります。ここでは、jQuery, ASP.NET MVC, Ajax を使って、IE に application/json データを 表示させる 方法について説明します。

ポイント

  • Content-Type ヘッダーの設定
    ASP.NET MVC のコントローラーアクションでレスポンスの Content-Type ヘッダーを "application/json; charset=utf-8" に設定します。これにより、ブラウザに適切なコンテンツタイプを伝えます。

ASP.NET MVC 側

public ActionResult GetData()
{
  // データ取得処理
  var data = ...;

  return Json(data, JsonRequestBehavior.AllowGet); // GET でも許可
}

JavaScript (jQuery) 側

$.ajax({
  url: '/api/GetData', // コントローラーアクションの URL
  dataType: 'json', // 受け取るデータの型を明示的に指定
  success: function (data) {
    // 取得した JSON データを処理
    console.log(data);
  }
});
  • JavaScript 側では、dataType: 'json' を設定することで、受け取るデータの型を明示的に指定し、IE に対するヒントを与えます。
  • 上記のコードでは、レスポンスの Content-Type ヘッダーが設定されていなければ、IE は "application/octet-stream" (バイナリデータ) として扱い、ダウンロードを促す可能性があります。

代替え案

  • IE11 以降であれば、responseType: 'text' を設定して、レスポンスを文字列として受け取り、その後 JavaScript で JSON.parse() を使って JSON オブジェクトに変換する方法もあります。ただし、IE10 以前ではサポートされていません。



日本語でのコード解説

IEでJSON表示させる方法

ASP.NET MVCコントローラー

public ActionResult GetData()
{
  // データ取得処理
  var data = ...;

  return Json(data, JsonRequestBehavior.AllowGet); // GETでも許可
}
$.ajax({
  url: '/api/GetData', // コントローラーアクションの URL
  dataType: 'json', // 受け取るデータの型を明示的に指定
  success: function (data) {
    // 取得したJSONデータを処理
    console.log(data);
  }
});

コード解説

    • $.ajax: Ajaxリクエストを行うメソッド。
    • url: リクエストのURL。
    • dataType: 期待するデータの型を指定。ここでは"json"を指定。
    • success: リクエストが成功した場合に実行される関数。
      • data: サーバーから返されたJSONデータ。

IEでJSON表示させるためのポイント

  • dataType
    JavaScript側で、dataType: 'json'を指定することで、IEにJSONデータであることを明示的に伝えます。



  • responseType
    • responseType: 'text'を設定することで、レスポンスを文字列として受け取ることができます。
    • その後、JavaScriptのJSON.parse()を使って文字列をJSONオブジェクトに変換します。


$.ajax({
  url: '/api/GetData',
  responseType: 'text',
  success: function (data) {
    var jsonData = JSON.parse(data);
    console.log(jsonData);
  }
});
  • iframe
<iframe id="jsonFrame" src="/api/GetData"></iframe>

JavaScript

var frame = document.getElementById('jsonFrame');
frame.onload = function () {
  var jsonData = JSON.parse(frame.contentWindow.document.body.textContent);
  console.log(jsonData);
};

注意

  • クロスオリジンリソース共有 (CORS) を設定する必要があります。
  • iframeを使用する場合、セキュリティ上の制限があるため、異なるドメインのデータを直接読み込むことはできません。

jquery asp.net-mvc ajax



JavaScriptでHtml Selectのオプションを値でソートし、現在選択されている項目を維持する

ソリューションこの問題を解決するには、以下の手順を実行する必要があります。オプションの値を取得するソートされた値に基づいてオプションを再構築する現在選択されている項目を再選択するまず、select 要素からすべてのオプションの値を取得する必要があります。これは、次の方法で実行できます。...


jQueryでセレクトボックス操作

日本語説明JavaScriptとjQueryを使って、セレクトボックスからすべてのオプションを削除し、その後、新しいオプションを追加して自動的に選択する方法について説明します。コード例解説$(document).ready(function() {}) ドキュメントが完全に読み込まれた後に実行される関数を定義します。...


jQueryオブジェクトから基底要素を取得する方法

get() メソッド最も基本的な方法は、get() メソッドを使用することです。このメソッドは、jQueryオブジェクトを構成する要素の配列を返します。配列の最初の要素が基底要素となります。index() メソッドとeq() メソッドindex() メソッドとeq() メソッドを組み合わせて、基底要素を取得することもできます。index() メソッドは、jQueryオブジェクト内の要素のインデックスを返します。eq() メソッドは、指定されたインデックスの要素を取得します。...


イベント発火要素のID取得について

日本語で説明します:JavaScriptでは、要素にイベントリスナーを登録し、イベントが発生したときにそのイベントのターゲット(イベントが発生した要素)を取得することができます。ターゲットプロパティは、イベントオブジェクトの target プロパティでアクセスできます。...


特定クラス削除方法解説

JavaScript では、要素の className プロパティにアクセスし、正規表現を使って特定の文字列で始まるクラスを削除することができます。jQuery を使用すると、removeClass() メソッドと関数引数を組み合わせて、特定の文字列で始まるクラスを削除できます。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScriptグラフ可視化ライブラリ解説

JavaScriptは、ウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語です。その中で、グラフの可視化を行うためのライブラリが数多く存在します。これらのライブラリは、データ構造やアルゴリズムを視覚的に表現することで、理解を深める助けとなります。


jQueryによるHTMLエスケープ解説

JavaScriptやjQueryでHTMLページに動的にコンテンツを追加する際、HTMLの特殊文字(<, >, &, など)をそのまま使用すると、意図しないHTML要素が生成される可能性があります。これを防ぐために、HTML文字列をエスケープする必要があります。


JavaScriptフレームワーク:React vs Vue.js

JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加するために使用されるプログラミング言語です。一方、jQueryはJavaScriptライブラリであり、JavaScriptでよく行う操作を簡略化するためのツールを提供します。jQueryを学ぶ場所


jQueryでiframe読み込み完了検知

JavaScriptやjQueryを用いて、iframeの読み込みが完了したことを検知する方法について説明します。最も一般的な方法は、load()イベントを利用することです。これは、iframe内のコンテンツが完全に読み込まれた後に発生します。


jQueryで要素の存在確認

jQuery で要素の存在をチェックする関数は、主に is() メソッドを使用します。expression 存在をチェックする条件を指定します。$(selector) 対象となる要素のセレクタです。例特定のタグ名(例えば、<p>)の要素が存在するかチェック$("p").is();