Reactドラッグライブラリ3選と、HTML5ドラッグ&ドロップAPIとの比較

2024-04-17

Reactコンポーネント/divをドラッグ可能にする推奨方法

  1. HTML5のドラッグ&ドロップAPIを使う

これは最もシンプルな方法ですが、いくつかの制限があります。

  • ドラッグとドロップのイベント処理が複雑になる
  • モバイルデバイスでの動作が不安定になる可能性がある
  1. Reactドラッグライブラリを使う

Reactドラッグライブラリを使うと、HTML5のドラッグ&ドロップAPIをより簡単に扱えるようになります。

ライブラリを使うメリット

  • 追加機能が豊富
  • ライブラリの導入が必要
  • 複雑なアプリケーションではパフォーマンスが低下する可能性がある

シンプルなアプリケーションの場合は、HTML5のドラッグ&ドロップAPIを使うのがおすすめです。

複雑なアプリケーションや、モバイルデバイスでの動作が重要な場合は、Reactドラッグライブラリを使うのがおすすめです。

補足

上記の以外にも、様々なReactドラッグライブラリがあります。

自分のアプリケーションに合ったライブラリを選ぶことが重要です。




Reactでドラッグ可能なdivを作るサンプルコード

import React from 'react';
import Draggable from 'react-draggable';

const App = () => {
  return (
    <div>
      <Draggable>
        <div style={{ width: 150, height: 150, backgroundColor: 'blue' }}>
          ドラッグ可能なdiv
        </div>
      </Draggable>
    </div>
  );
};

export default App;

このコードでは、Draggableコンポーネントを使ってdivをドラッグ可能にしています。Draggableコンポーネントには、childrenプロパティでドラッグしたい要素を指定します。

ライブラリのインストール

このコードを実行するには、まずreact-draggableライブラリをインストールする必要があります。

npm install react-draggable

説明

  • import React from 'react';: Reactライブラリをインポートします。
  • import Draggable from 'react-draggable';: react-draggableライブラリをインポートします。
  • const App = () => { ... }: Reactコンポーネントを定義します。
  • <Draggable> ... </Draggable>: Draggableコンポーネントを使ってdivをドラッグ可能にします。
  • <div style={{ width: 150, height: 150, backgroundColor: 'blue' }}>ドラッグ可能なdiv</div>: ドラッグしたいdiv要素です。

オプション

Draggableコンポーネントには、様々なオプションを指定することができます。

  • bounds: ドラッグできる範囲を制限します。
  • onStart: ドラッグ開始時に呼び出される関数です。

詳細は、react-draggableのドキュメントを参照してください。

このサンプルコードを参考に、自分のアプリケーションでドラッグ機能を実装してみてください。




Reactでコンポーネント/divをドラッグ可能にするその他の方法

  • 機能豊富なドラッグ&ドロップライブラリ
  • リストやグリッドの要素をドラッグで並べ替えたり、削除したりできる
  • 高度な機能: 制約付きドラッグ、マルチドラッグ、アクセシビリティなど

react-gesture-handler

  • ジェスチャー全般を処理するためのライブラリ
  • ドラッグ、ピンチ、スワイプなどのジェスチャーを簡単に実装できる
  • 低レベルなライブラリ: ドラッグ機能を実装するために、自分でコードを書く必要がある

useDrag

  • フックを使用してドラッグ機能を実装するライブラリ
  • シンプルで軽量
  • 基本的なドラッグ機能のみを必要とする場合に最適
  • ドラッグ&ドロップ機能を最もシンプルに実装する方法
  • イベント処理が複雑になる

それぞれの方法の比較

ライブラリ機能メリットデメリット
react-beautiful-dndリストやグリッドのドラッグ&ドロップ機能豊富、使いやすい複雑
react-gesture-handlerジェスチャー全般シンプル、軽量低レベル、コード量が多い
useDragフックによるドラッグシンプル、軽量基本的な機能のみ
HTML5ドラッグ&ドロップAPIシンプルなドラッグ&ドロップシンプルイベント処理が複雑、モバイル非対応の可能性
  • 機能豊富なドラッグ&ドロップが必要な場合は、react-beautiful-dndがおすすめです。
  • ジェスチャー全般を処理する必要がある場合は、react-gesture-handlerがおすすめです。
  • シンプルで軽量なドラッグ機能が必要な場合は、useDragまたはHTML5ドラッグ&ドロップAPIがおすすめです。

Reactでコンポーネント/divをドラッグ可能にする方法はいくつかあります。

それぞれ的方法のメリットとデメリットを理解し、自分のアプリケーションに合った方法を選択してください。


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