JavaScript日付比較 (時間無視)

2024-09-09

JavaScriptにおける日付の比較(時間比較なし)

JavaScriptでは、日付オブジェクトを比較して、その日付部分のみを比較し、時間部分を無視することができます。この方法を使用すると、2つの日付が同じ日であるかどうかを判断できます。

方法1: getDate()getMonth()getFullYear()を使用

  • それぞれの値を比較します。
  • 各日付オブジェクトから日、月、年を取得します。
function compareDatesOnly(date1, date2) {
  return date1.getDate() === date2.getDate() &&
         date1.getMonth() === date2.getMonth() &&
         date1.getFullYear() === date2.getFullYear();
}

// 例
const date1 = new Date("2023-12-31");
const date2 = new Date("2023-12-31 23:59:59");

if (compareDatesOnly(date1, date2)) {
  console.log("日付部分は同じです");
} else {
  console.log("日付部分は異なります");
}

方法2: toISOString()を使用

  • 文字列の最初の10文字(年、月、日)を比較します。
  • 各日付オブジェクトをISO 8601形式の文字列に変換します。
function compareDatesOnly(date1, date2) {
  return date1.toISOString().slice(0, 10) === date2.toISOString().slice(0, 10);
}

方法3: getTime()と剰余演算を使用

  • 抽出した値を比較します。
  • 1日(24時間 * 60分 * 60秒 * 1000ミリ秒)で剰余演算を行い、日付部分のみを抽出します。
function compareDatesOnly(date1, date2) {
  const dayMs = 24 * 60 * 60 * 1000;
  return Math.floor(date1.getTime() / dayMs) === Math.floor(date2.getTime() / dayMs);
}



JavaScriptにおける日付比較(時間無視)のコード例

function compareDatesOnly(date1, date2) {
  return date1.getDate() === date2.getDate() &&
         date1.getMonth() === date2.getMonth() &&
         date1.getFullYear() === date2.getFullYear();
}

// 例
const date1 = new Date("2023-12-31");
const date2 = new Date("2023-12-31 23:59:59");

if (compareDatesOnly(date1, date2)) {
  console.log("日付部分は同じです");
} else {
  console.log("日付部分は異なります");
}

解説

  • 例:
    • date1date2は同じ日付ですが、異なる時刻です。
    • compareDatesOnly関数を呼び出し、日付部分のみが比較されます。
    • 結果はtrueとなり、日付部分は同じであることが確認されます。
  • compareDatesOnly関数:
    • 2つの日付オブジェクトを受け取ります。
    • 日、月、年の値を比較し、すべて一致する場合にtrueを返します。
function compareDatesOnly(date1, date2) {
  return date1.toISOString().slice(0, 10) === date2.toISOString().slice(0, 10);
}
  • compareDatesOnly関数:
    • 文字列の最初の10文字(年、月、日)を比較し、一致する場合にtrueを返します。
function compareDatesOnly(date1, date2) {
  const dayMs = 24 * 60 * 60 * 1000;
  return Math.floor(date1.getTime() / dayMs) === Math.floor(date2.getTime() / dayMs);
}
  • compareDatesOnly関数:



方法4: ライブラリを使用

JavaScriptのエコシステムには、日付操作を簡素化するための多くのライブラリが存在します。これらのライブラリは、日付の比較やフォーマット、操作などの機能を提供します。

例: Moment.js

const moment = require('moment');

function compareDatesOnly(date1, date2) {
  return moment(date1).isSame(date2, 'day');
}
  • isSameメソッドを使用して、2つの日付が同じ日であるかどうかを比較します。
  • momentライブラリを使用します。

方法5: カスタム関数を作成

より柔軟な比較を行うために、カスタム関数を作成することもできます。

function compareDatesOnly(date1, date2, granularity) {
  switch (granularity) {
    case 'day':
      return date1.getDate() === date2.getDate() &&
             date1.getMonth() === date2.getMonth() &&
             date1.getFullYear() === date2.getFullYear();
    case 'month':
      return date1.getMonth() === date2.getMonth() &&
             date1.getFullYear() === date2.getFullYear();
    case 'year':
      return date1.getFullYear() === date2.getFullYear();
    default:
      throw new Error('Invalid granularity');
  }
}
  • compareDatesOnly関数:
    • 2つの日付オブジェクトと比較の粒度(日、月、年)を受け取ります。
    • 粒度に応じて、適切な比較を行います。

javascript date comparison



テキストエリア自動サイズ調整 (Prototype.js)

Prototype. js を使用してテキストエリアのサイズを自動調整する方法について説明します。Prototype. js を読み込みます。window. onload イベントを使用して、ページの読み込み後にスクリプトを実行します。$('myTextarea') でテキストエリアの要素を取得します。...


JavaScript数値検証 IsNumeric() 解説

JavaScriptでは、入力された値が数値であるかどうかを検証する際に、isNaN()関数やNumber. isInteger()関数などを利用することが一般的です。しかし、これらの関数では小数点を含む数値を適切に検出できない場合があります。そこで、小数点を含む数値も正しく検証するために、IsNumeric()関数を実装することが有効です。...


jQueryによるHTMLエスケープ解説

JavaScriptやjQueryでHTMLページに動的にコンテンツを追加する際、HTMLの特殊文字(<, >, &, など)をそのまま使用すると、意図しないHTML要素が生成される可能性があります。これを防ぐために、HTML文字列をエスケープする必要があります。...


JavaScriptフレームワーク:React vs Vue.js

JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加するために使用されるプログラミング言語です。一方、jQueryはJavaScriptライブラリであり、JavaScriptでよく行う操作を簡略化するためのツールを提供します。jQueryを学ぶ場所...


JavaScriptオブジェクトプロパティの未定義検出方法

JavaScriptでは、オブジェクトのプロパティが定義されていない場合、そのプロパティへのアクセスはundefinedを返します。この現象を検出して適切な処理を行うことが重要です。最も単純な方法は、プロパティの値を直接undefinedと比較することです。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


ポップアップブロック検知とJavaScript

ポップアップブロックを検知する目的ポップアップブロックはユーザーのプライバシーやセキュリティを保護するためにブラウザに組み込まれている機能です。そのため、ポップアップブロックが有効になっている場合、ポップアップを表示することができません。この状況を検知し、適切な対策を講じるために、JavaScriptを使用することができます。


HTML要素の背景色をJavaScriptでCSSプロパティを使用して設定する方法

JavaScriptを使用すると、CSSプロパティを動的に変更して、HTML要素の背景色を制御できます。この方法により、ユーザーの入力やページの状況に応じて、背景色をカスタマイズすることができます。HTML要素の参照を取得HTML要素の参照を取得


JavaScript オブジェクトの長さについて

JavaScriptにおけるオブジェクトは、プロパティとメソッドを持つデータ構造です。プロパティはデータの値を保持し、メソッドはオブジェクトに対して実行できる関数です。JavaScriptの標準的なオブジェクトには、一般的に「長さ」という概念はありません。これは、配列のようなインデックスベースのデータ構造ではないためです。


JavaScriptグラフ可視化ライブラリ解説

JavaScriptは、ウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語です。その中で、グラフの可視化を行うためのライブラリが数多く存在します。これらのライブラリは、データ構造やアルゴリズムを視覚的に表現することで、理解を深める助けとなります。