もう悩まない!jQueryでテキスト選択を無効にする4つの方法とサンプルコード集

2024-06-30

jQueryを使ってテキスト選択を無効にする方法

方法1:CSSを使う

jQuery UIには、disableSelectionというプラグインが用意されています。このプラグインを使うと、CSSを使って簡単にテキスト選択を無効にすることができます。

$(document).ready(function() {
  $("#target").disableSelection();
});

上記のコードは、#target IDを持つ要素のテキスト選択を無効にします。

方法2:JavaScriptを使う

CSSを使わずにJavaScriptだけでテキスト選択を無効にすることもできます。以下のコードは、onselectstartイベントを使ってテキスト選択を無効にする例です。

$(document).ready(function() {
  $("#target").on("selectstart", function(e) {
    e.preventDefault();
  });
});

上記のコードは、#target IDを持つ要素上でマウスで文字を選択しようとしたときに、selectstartイベントが発生し、preventDefaultメソッドを使ってそのイベントをキャンセルすることで、テキスト選択を無効にします。

補足

  • 上記の方法は、あくまで例であり、状況に合わせて調整する必要があります。
  • テキスト選択を無効にすることは、ユーザーエクスペリエンスに影響を与える可能性があることに注意する必要があります。
  • 重要な情報が含まれるテキストに対しては、テキスト選択を無効にするのではなく、コピーや印刷を禁止するなどの他の方法を検討するべきです。



<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>テキスト選択無効化</title>
  <link rel="stylesheet" href="https://code.jquery.com/ui/1.12.1/themes/base/jquery-ui.css">
  <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.min.js"></script>
  <script src="https://code.jquery.com/ui/1.12.1/jquery-ui.min.js"></script>
</head>
<body>
  <p id="target">テキストを選択できません。</p>
  <script>
    $(document).ready(function() {
      $("#target").disableSelection();
    });
  </script>
</body>
</html>

このコードを実行すると、#target要素内のテキストを選択しようとすると、マウスカーソルがテキスト選択カーソルに変わりません。また、キーボードショートカットを使ってテキストを選択することもできません。

解説

このコードは以下の通り動作します。

  1. jQueryとjQuery UIをライブラリを読み込みます。
  2. #target要素に対してdisableSelectionメソッドを実行します。
  3. disableSelectionメソッドは、#target要素に対して以下のCSSプロパティを設定します。
    • -webkit-user-select: none
  4. これらのCSSプロパティは、ブラウザに対してテキスト選択を無効にするように指示します。



jQueryを使ってテキスト選択を無効にするその他の方法

  1. CSSを使う

ここでは、上記2つの方法に加えて、以下の方法もご紹介します。

CSSのuser-selectプロパティを使って、テキスト選択を無効にすることができます。以下のコードは、#target IDを持つ要素のテキスト選択を無効にする例です。

#target {
  user-select: none;
}

この方法は、JavaScriptを使わずに簡単にテキスト選択を無効にすることができます。ただし、この方法は、すべてのブラウザでサポートされているわけではないことに注意する必要があります。

方法4:mousedownイベントを使う

mousedownイベントを使って、テキスト選択を無効にすることもできます。以下のコードは、#target IDを持つ要素上でマウスボタンが押されたときに、mousedownイベントが発生し、preventDefaultメソッドを使ってそのイベントをキャンセルすることで、テキスト選択を無効にする例です。

$(document).ready(function() {
  $("#target").on("mousedown", function(e) {
    e.preventDefault();
  });
});

この方法は、JavaScriptを使って柔軟にテキスト選択を無効にすることができます。例えば、特定の条件下でのみテキスト選択を無効にする場合などに有効です。

  • 簡単な方法でテキスト選択を無効にしたい場合は、方法1または方法3がおすすめです。
  • すべてのブラウザで確実にテキスト選択を無効にしたい場合は、方法2がおすすめです。

    javascript jquery jquery-ui


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