React contenteditable イベント処理
React.js での contenteditable
要素の onChange
イベント
React.js で contenteditable
属性を持つ要素の変更を検知するには、通常、onChange
イベントを使用します。しかし、contenteditable
要素は、ブラウザのデフォルトの入力処理を使用するため、直接 onChange
イベントを扱えないことがあります。
適切なイベントハンドラを使用する
代わりに、以下のイベントハンドラを使用して、contenteditable
要素の変更を検知することができます:
-
onInput
イベント:- このイベントは、ユーザーがテキストを入力するたびに発生します。
- よりリアルタイムな更新を提供します。
<div contenteditable="true" onInput={(e) => handleInputChange(e.target.value)}> </div>
イベントハンドラの実装
これらのイベントハンドラは、変更された値を受け取り、必要に応じて状態を更新したり、他の処理を実行したりすることができます。
import React, { useState } from 'react';
function MyComponent() {
const [content, setContent] = useState('');
const handleInputChange = (value) => {
setContent(value);
// 他の処理を実行することもできます
};
return (
<div contenteditable="true" onInput={handleInputChange}>
{content}
</div>
);
}
注意点
- より複雑な入力処理が必要な場合は、カスタムの入力コンポーネントを作成したり、ライブラリを使用したりすることを検討してください。
contenteditable
要素は、ブラウザのデフォルトの入力処理を使用するため、特定のシナリオでは、これらのイベントハンドラが期待通りに動作しないことがあります。
onInput イベントを使用した例
import React, { useState } from 'react';
function MyComponent() {
const [content, setContent] = useState('');
const handleInputChange = (e) => {
setContent(e.target.value);
};
return (
<div contenteditable="true" onInput={handleInputChange}>
{content}
</div>
);
}
- この例では、
onInput
イベントを使用して、ユーザーがテキストを入力するたびにcontent
状態を更新しています。
import React, { useState } from 'react';
function MyComponent() {
const [content, setContent] = useState('');
const handleInputChange = (e) => {
setContent(e.target.value);
};
return (
<div contenteditable="true" onBlur={handleInputChange}>
{content}
</div>
);
}
カスタムイベントハンドラを使用した例
import React, { useState, useRef } from 'react';
function MyComponent() {
const [content, setContent] = useState('');
const inputRef = useRef(null);
const handleInputChange = () => {
setContent(inputRef.current.textContent);
};
return (
<div
contenteditable="true"
ref={inputRef}
onBlur={handleInputChange}
>
{content}
</div>
);
}
- この例では、カスタムイベントハンドラを使用して、
ref
を使って要素への参照を取得し、そのテキストコンテンツをcontent
状態に更新しています。
これらの例では、以下のポイントに注意してください
ref
を使用して要素への参照を取得し、カスタムのイベントハンドラを実装することができます。contenteditable
属性は、要素を編集可能にします。
カスタムイベントハンドラと ref を使用する
import React, { useState, useRef } from 'react';
function MyComponent() {
const [content, setContent] = useState('');
const inputRef = useRef(null);
const handleInputChange = () => {
setContent(inputRef.current.textContent);
};
return (
<div
contenteditable="true"
ref={inputRef}
onBlur={handleInputChange}
>
{content}
</div>
);
}
- この方法は、
ref
を使って要素への参照を取得し、カスタムのイベントハンドラを作成して、要素のテキストコンテンツを更新します。
contenteditable 要素をラップするカスタムコンポーネントを作成する
import React, { useState, useEffect } from 'react';
function EditableContent({ initialContent, onChange }) {
const [content, setContent] = useState(initialContent);
const inputRef = useRef(null);
useEffect(() => {
const handleInput = () => {
setContent(inputRef.current.textContent);
onChange(inputRef.current.textContent);
};
inputRef.current.addEventListener('input', handleInput);
return () => {
inputRef.current.removeEventListener('input', handleInput);
};
}, [onChange]);
return (
<div
contenteditable="true"
ref={inputRef}
>
{content}
</div>
);
}
- この方法は、
contenteditable
要素をラップするカスタムコンポーネントを作成し、onChange
プロパティを提供して、親コンポーネントに値を伝達します。
第三者ライブラリを使用する
react-contenteditable
やdraft-js
などのライブラリを使用すると、より複雑な入力処理を実装することができます。
これらの代替方法を選択する際の考慮事項
- 機能
必要とする機能がライブラリで提供されているかどうかを確認してください。 - 性能
第三者ライブラリは、最適化されたコードを提供する場合がありますが、依存関係を追加することになります。 - 複雑さ
カスタムイベントハンドラやカスタムコンポーネントは、より柔軟性がありますが、実装が複雑になることがあります。
javascript dom contenteditable