ReactJS で SVG を埋め込む: 初心者向けガイド

2024-07-27

ReactJS に SVG を埋め込む

SVG ファイルのインポート

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  const svg = require('./my-svg.svg'); // SVG ファイルのパスを指定
  return <div>{svg}</div>;
};

export default MyComponent;

このコードは、my-svg.svg ファイルの内容を MyComponent コンポーネント内にレンダリングします。

インライン SVG

SVG コードを直接コンポーネント内に記述することもできます。

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  return (
    <svg width="200" height="100">
      <circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" />
    </svg>
  );
};

export default MyComponent;

このコードは、円を描画する SVG コードを直接 MyComponent コンポーネント内に記述します。

コンポーネントとして SVG を使用

SVG を React コンポーネントとして定義することもできます。これにより、SVG を再利用しやすくなり、コードをよりモジュール化できます。

import React from 'react';

const MySVG = () => {
  return (
    <svg width="200" height="100">
      <circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" />
    </svg>
  );
};

const MyComponent = () => {
  return <MySVG />;
};

export default MyComponent;

このコードは、MySVG コンポーネントを定義し、そのコンポーネントを MyComponent コンポーネント内で使用します。

SVG のスタイル設定

React コンポーネントを使用して SVG を埋め込む場合、SVG をスタイル設定するために CSS を使用できます。

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  return (
    <svg width="200" height="100" style={{ stroke: 'blue', strokeWidth: 2 }}>
      <circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" />
    </svg>
  );
};

export default MyComponent;

このコードは、circle 要素の線の色と太さを設定する CSS スタイルを SVG に追加します。

属性の受け渡し

SVG コンポーネントに属性を渡して、そのコンポーネントの動作を制御することもできます。

import React from 'react';

const MySVG = ({ color, size }) => {
  return (
    <svg width={size} height={size}>
      <circle cx={size / 2} cy={size / 2} r={size / 2} fill={color} />
    </svg>
  );
};

const MyComponent = () => {
  return (
    <MySVG color="red" size={100} />
  );
};

export default MyComponent;

このコードは、MySVG コンポーネントに colorsize という属性を渡し、その属性を使用して circle 要素の色とサイズを設定します。




サンプル 1: SVG ファイルのインポート

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  const svg = require('./my-svg.svg'); // SVG ファイルのパスを指定
  return <div>{svg}</div>;
};

export default MyComponent;
  • require('./my-svg.svg') は、my-svg.svg ファイルの内容を文字列として読み込みます。
  • <div>{svg}</div> は、SVG コードを HTML としてレンダリングします。

使い方:

  1. my-svg.svg ファイルを作成します。
  2. 上記のコードを MyComponent.js などのファイルに保存します。
  3. MyComponent コンポーネントを他のコンポーネントで使用します。

例:

import React from 'react';
import MyComponent from './MyComponent';

const App = () => {
  return (
    <div>
      <MyComponent />
    </div>
  );
};

export default App;

サンプル 2: インライン SVG

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  return (
    <svg width="200" height="100">
      <circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" />
    </svg>
  );
};

export default MyComponent;

説明:

  • <svg> タグは、SVG 要素を作成します。
  • widthheight 属性は、SVG の幅と高さを設定します。
  • <circle> タグは、円を描画します。
  • cxcy 属性は、円の中心座標を設定します。
  • r 属性は、円の半径を設定します。
  • fill 属性は、円の塗りつぶしの色を設定します。
import React from 'react';
import MyComponent from './MyComponent';

const App = () => {
  return (
    <div>
      <MyComponent />
    </div>
  );
};

export default App;

サンプル 3: コンポーネントとして SVG を使用

import React from 'react';

const MySVG = () => {
  return (
    <svg width="200" height="100">
      <circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" />
    </svg>
  );
};

const MyComponent = () => {
  return <MySVG />;
};

export default MyComponent;
  • MySVG コンポーネントは、SVG コードを定義します。
  • <MySVG /> は、MySVG コンポーネントをレンダリングします。
import React from 'react';
import MyComponent from './MyComponent';

const App = () => {
  return (
    <div>
      <MyComponent />
    </div>
  );
};

export default App;

サンプル 4: SVG のスタイル設定

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  return (
    <svg width="200" height="100" style={{ stroke: 'blue', strokeWidth: 2 }}>
      <circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" />
    </svg>
  );
};

export default MyComponent;
  • style 属性は、SVG に CSS スタイルを適用します。
  • stroke プロパティは、線の色を設定します。



dangerouslySetInnerHTML プロパティを使用する

dangerouslySetInnerHTML プロパティを使用して、SVG コードを直接 HTML としてレンダリングできます。ただし、この方法は、セキュリティ上のリスクがあるため、一般的には推奨されていません。

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  const svg = '<svg width="200" height="100"><circle cx="50" cy="50" r="40" fill="red" /></svg>';
  return <div dangerouslySetInnerHTML={{ __html: svg }} />;
};

export default MyComponent;
  • dangerouslySetInnerHTML プロパティは、HTML コードを直接 DOM に挿入します。
  • __html プロパティは、挿入する HTML コードを指定します。

注意:

  • dangerouslySetInnerHTML プロパティを使用すると、XSS 攻撃などのセキュリティ上の脆弱性が発生する可能性があります。
  • この方法は、SVG コードが信頼できるソースからのものである場合にのみ使用してください。

React.createElement 関数を使用する

React.createElement 関数を使用して、SVG 要素を動的に作成できます。

import React from 'react';

const MyComponent = () => {
  const svgElement = React.createElement(
    'svg',
    { width: 200, height: 100 },
    React.createElement('circle', { cx: 50, cy: 50, r: 40, fill: 'red' })
  );
  return svgElement;
};

export default MyComponent;
  • React.createElement 関数は、React 要素を作成します。
  • 第 1 引数は、要素の種類を指定します。

利点:

  • この方法は、より安全で、XSS 攻撃のリスクが低くなります。
  • コードがより可読性が高くなります。

欠点:

  • この方法は、やや複雑で、コードが冗長になる可能性があります。

サードパーティのライブラリを使用する

SVG を React で簡単に使用できるようにするサードパーティのライブラリがいくつかあります。

これらのライブラリは、SVG の読み込み、レンダリング、スタイル設定を簡素化できます。

ReactJS で SVG を埋め込む方法はいくつかあります。それぞれの方法には、利点と欠点があります。プロジェクトのニーズに合った方法を選択することが重要です。

一般的なガイドライン:

  • シンプルな SVG を使用する場合は、import ステートメントまたはインライン SVG を使用する方が簡単です。
  • 複雑な SVG を使用する場合は、コンポーネントとして SVG を使用するか、サードパーティのライブラリを使用する方が良いでしょう。
  • dangerouslySetInnerHTML プロパティは、セキュリティ上のリスクがあるため、一般的には推奨されていません。

javascript svg reactjs



Prototype を使用してテキストエリアを自動サイズ変更するサンプルコード

以下のものが必要です。テキストエリアを含む HTML ファイルHTML ファイルに Prototype ライブラリをインクルードします。テキストエリアに id 属性を設定します。以下の JavaScript コードを追加します。このコードは、以下の処理を行います。...


JavaScriptにおける数値検証 - IsNumeric()関数の代替方法

JavaScriptでは、入力された値が数値であるかどうかを検証する際に、isNaN()関数やNumber. isInteger()関数などを利用することが一般的です。しかし、これらの関数では小数点を含む数値を適切に検出できない場合があります。そこで、小数点を含む数値も正しく検証するために、IsNumeric()関数を実装することが有効です。...


jQueryによるHTML文字列のエスケープ: より詳細な解説とコード例

JavaScriptやjQueryでHTMLページに動的にコンテンツを追加する際、HTMLの特殊文字(<, >, &, など)をそのまま使用すると、意図しないHTML要素が生成される可能性があります。これを防ぐために、HTML文字列をエスケープする必要があります。...


JavaScriptフレームワーク:React vs Vue.js

JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加するために使用されるプログラミング言語です。一方、jQueryはJavaScriptライブラリであり、JavaScriptでよく行う操作を簡略化するためのツールを提供します。jQueryを学ぶ場所...


JavaScriptにおける未定義オブジェクトプロパティ検出のコード例解説

JavaScriptでは、オブジェクトのプロパティが定義されていない場合、そのプロパティへのアクセスはundefinedを返します。この現象を検出して適切な処理を行うことが重要です。最も単純な方法は、プロパティの値を直接undefinedと比較することです。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


JavaScript、HTML、およびポップアップを使用したブラウザのポップアップブロック検出方法

window. open 関数は、新しいウィンドウまたはタブを開きます。ブラウザがポップアップをブロックしている場合、この関数はエラーを生成します。このエラーを処理して、ポップアップがブロックされているかどうかを判断できます。window


JavaScriptを使用してHTML要素の背景色をCSSプロパティで設定する方法

このチュートリアルでは、JavaScriptを使用してHTML要素の背景色をCSSプロパティで設定する方法について説明します。方法HTML要素の背景色を設定するには、以下の3つの方法があります。style属性HTML要素のstyle属性を使用して、直接CSSプロパティを指定できます。


JavaScript オブジェクトの長さを取得する代替的な方法

JavaScriptにおけるオブジェクトは、プロパティとメソッドを持つデータ構造です。プロパティはデータの値を保持し、メソッドはオブジェクトに対して実行できる関数です。JavaScriptの標準的なオブジェクトには、一般的に「長さ」という概念はありません。これは、配列のようなインデックスベースのデータ構造ではないためです。


JavaScriptグラフ可視化ライブラリのコード例解説

JavaScriptは、ウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語です。その中で、グラフの可視化を行うためのライブラリが数多く存在します。これらのライブラリは、データ構造やアルゴリズムを視覚的に表現することで、理解を深める助けとなります。