jQueryで要素を除外する

2024-10-25

jQueryで特定のクラスを除外するセレクター

jQueryでは、特定のクラスを持つ要素を除外するためのセレクターを使用することができます。これにより、より細かい条件で要素を選択することが可能になります。

基本的な構文

$(selector:not(.class_name))
  • :not(.class_name): 指定したクラス名を持つ要素を除外する指定子です。
  • selector: 対象となる要素のセレクターです。

すべての<p>要素から、クラス名"hidden"を持つ要素を除外する:

$("p:not(.hidden)")

IDが"container"の要素から、クラス名"disabled"を持つ要素を除外する:

$("#container:not(.disabled)")

複数のクラスを除外する

複数のクラスを除外する場合は、not()メソッドを連鎖して使用します。

$("div:not(.hidden):not(.disabled)")

複合的な条件

not()メソッドと他のセレクターを組み合わせることで、より複雑な条件を指定することもできます。

$("a[href^='http']:not(.external)")

この例では、href属性がhttpで始まるリンク要素から、クラス名"external"を持つ要素を除外しています。

注意

  • クラス名には、ドット(.)を付ける必要があります。
  • :not()メソッドは、指定したクラス名を持つ要素を完全に除外します。これらの要素は、他のセレクターで選択されることはありません。



jQueryで要素を除外する例

特定のクラスを除外する

$("p:not(.hidden)")
  • 結果
    クラス名"hidden"を持たない<p>要素のみが選択されます。
$("div:not(.hidden):not(.disabled)")
  • 結果
    クラス名"hidden"または"disabled"を持たない<div>要素のみが選択されます。
  • 説明
    すべての<div>要素から、クラス名"hidden""disabled"の両方を持ち、かつ、どちらかのクラスを持つ要素を除外します。

複合的な条件

$("a[href^='http']:not(.external)")
  • 結果
    href属性がhttpで始まるリンク要素のうち、クラス名"external"を持たない要素のみが選択されます。

複数のセレクターを組み合わせる

$("div.container:not(.hidden) p:not(.disabled)")
  • 結果
    クラス名"container"を持つ<div>要素の子要素である<p>要素のうち、クラス名"disabled"を持たない要素のみが選択されます。



filter()メソッド


  • 説明
    filter()メソッドを使用して、特定の条件を満たす要素のみを選択することができます。
$("p").filter(":not(.hidden)")

not()メソッドの連鎖

  • 説明
    not()メソッドを複数回連鎖して、複数の条件を指定することができます。
$("div").not(".hidden").not(".disabled")

is()メソッド

  • 説明
    is()メソッドを使用して、要素が特定のセレクターにマッチするかを判定することができます。
$("p").filter(function() {
    return !$(this).is(".hidden");
});

each()メソッド

  • 説明
    each()メソッドを使用して、要素を一つずつループ処理し、条件に基づいて除外することができます。
$("p").each(function() {
    if ($(this).hasClass("hidden")) {
        $(this).remove();
    }
});

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