Bootstrapコラムクラス解説

2024-09-03

Bootstrapにおけるコラムクラスの数字の意味

Bootstrapにおいて、col-md-4, col-xs-1, col-lg-2といったクラスは、グリッドシステムのレイアウトを制御するために使用されます。これらのクラスは、各デバイスのスクリーンサイズに応じて、要素をどのように配置するかを指定します。

クラスの構成

  • 4, 1, 2:コラムの幅を指定します。
  • md, xs, lg:対応するデバイスのスクリーンサイズを指定します。
    • md:Mediumスクリーン(タブレット)
    • xs:Extra smallスクリーン(スマートフォン)
    • lg:Largeスクリーン(デスクトップ)
  • col-:コラムクラスであることを示します。

具体的な意味

  • col-lg-2:Largeスクリーン(デスクトップ)において、コラムは全体の幅の2/12(16.67%)を占めます。
  • col-xs-1:Extra smallスクリーン(スマートフォン)において、コラムは全体の幅の1/12(8.33%)を占めます。
  • col-md-4:Mediumスクリーン(タブレット)において、コラムは全体の幅の4/12(33.33%)を占めます。

CSSでの実装

これらのクラスは、CSSファイルで定義されています。例えば、col-md-4クラスは、以下のようなCSSコードで定義されることがあります。

.col-md-4 {
  width: 33.33333333%;
  /* 他のスタイル設定 */
}

応用例

これらのクラスを使用して、レスポンシブなレイアウトを作成することができます。例えば、以下のHTMLコードでは、3つのコラムを並べて表示します。

<div class="row">
  <div class="col-md-4">コンテンツ1</div>
  <div class="col-md-4">コンテンツ2</div>
  <div class="col-md-4">コンテンツ3</div>
</div>

このレイアウトは、Mediumスクリーンでは3つのコラムが横に並び、Extra smallスクリーンでは各コラムが縦に表示されます。




Bootstrapコラムクラスの例と解説

例1: 3つのコラムを並べる

<div class="row">
  <div class="col-md-4">コンテンツ1</div>
  <div class="col-md-4">コンテンツ2</div>
  <div class="col-md-4">コンテンツ3</div>
</div>
  • 解説
    • rowクラスは、グリッドシステムの行を定義します。
    • この例では、3つのコラムが横に並べられます。

例2: 異なるデバイスでのレイアウト

<div class="row">
  <div class="col-md-6 col-sm-12">コンテンツ1</div>
  <div class="col-md-6 col-sm-12">コンテンツ2</div>
</div>
  • 解説
    • この例では、Mediumスクリーン(タブレット)では2つのコラムが横に並び、Smallスクリーン(スマートフォン)では各コラムが縦に表示されます。

例3: ネストされたグリッド

<div class="row">
  <div class="col-md-6">
    <div class="row">
      <div class="col-md-6">コンテンツ1</div>
      <div class="col-md-6">コンテンツ2</div>
    </div>
  </div>
  <div class="col-md-6">コンテンツ3</div>
</div>
  • 解説



Flexbox

Flexboxは、CSS3で導入されたレイアウトモデルであり、柔軟なレイアウトを作成するために使用することができます。Flexboxを使用することで、コラムの幅や配置をより細かく制御することができます。


<div class="container">
  <div class="row d-flex justify-content-between">
    <div class="col-md-4">コンテンツ1</div>
    <div class="col-md-4">コンテンツ2</div>
    <div class="col-md-4">コンテンツ3</div>
  </div>
</div>
  • 解説
    • d-flexクラスは、Flexboxレイアウトを適用します。
    • justify-content-betweenクラスは、コラムを間にスペースを置いて配置します。

CSS Grid

CSS Gridは、2次元グリッドレイアウトを作成するための新しいCSSモジュールです。CSS Gridを使用することで、より複雑なレイアウトを作成することができます。

<div class="container">
  <div class="grid">
    <div class="grid-item">コンテンツ1</div>
    <div class="grid-item">コンテンツ2</div>
    <div class="grid-item">コンテンツ3</div>
  </div>
</div>
  • 解説
    • gridクラスは、グリッドコンテナを定義します。

カスタムCSS

Bootstrapのコラムクラスを使用せずに、カスタムCSSを使用してレイアウトを作成することもできます。この方法では、より柔軟なレイアウトを作成することができますが、メンテナンスが難しくなる可能性があります。

.custom-column {
  width: 33.33%;
  float: left;
}
  • 解説
    • custom-columnクラスは、カスタムコラムを定義します。
    • widthプロパティは、コラムの幅を指定します。
    • floatプロパティは、コラムを横に並べます。

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