jQueryで要素の存在を確認する方法を徹底解説!lengthプロパティ、existsメソッド、filterメソッドを使いこなそう

2024-06-09

jQuery で要素が DOM 内にあるかどうかを確認する方法

length プロパティ

最も基本的な方法は、jQuery オブジェクトの length プロパティを使用する方法です。length プロパティには、jQuery オブジェクトが含む要素の数が格納されています。要素が存在する場合は 1 以上の値になり、存在しない場合は 0 になります。

const element = $("#myElement");

if (element.length > 0) {
  // 要素が存在する
  console.log("要素が見つかりました");
} else {
  // 要素が存在しない
  console.log("要素が見つかりませんでした");
}

exists() メソッド

jQuery には、exists() メソッドという便利なメソッドがあります。このメソッドは、jQuery オブジェクトが要素を含むかどうかを直接返すため、より簡潔に記述できます。

const element = $("#myElement");

if (element.exists()) {
  // 要素が存在する
  console.log("要素が見つかりました");
} else {
  // 要素が存在しない
  console.log("要素が見つかりませんでした");
}

filter() メソッドを使用して、一致する要素を新しい jQuery オブジェクトに抽出する方法もあります。この新しいオブジェクトの length プロパティを確認することで、要素が存在するかどうかを判断できます。

const element = $("#myElement").filter(function() {
  return this.id === "myElementId";
});

if (element.length > 0) {
  // 要素が存在する
  console.log("要素が見つかりました");
} else {
  // 要素が存在しない
  console.log("要素が見つかりませんでした");
}

:visible セレクタ

要素が非表示の場合でも、DOM 内に存在する可能性があります。そのような場合は、:visible セレクタを使用して、表示されている要素のみを抽出する必要があります。

const element = $("#myElement:visible");

if (element.length > 0) {
  // 要素が存在し、表示されている
  console.log("要素が見つかりました");
} else {
  // 要素が存在しない、または非表示
  console.log("要素が見つかりませんでした");
}

上記以外にも、要素の ID や属性値などを用いて、より詳細な条件で要素の存在を確認する方法があります。状況に応じて適切な方法を選択してください。




    jQuery で要素が DOM 内にあるかどうかを確認する - サンプルコード

    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery で要素の存在を確認</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <p id="myElement">要素が存在します。</p>
    
      <script>
        const element = $("#myElement");
    
        if (element.length > 0) {
          console.log("要素が見つかりました");
        } else {
          console.log("要素が見つかりませんでした");
        }
      </script>
    </body>
    </html>
    
    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery で要素の存在を確認</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <p id="myElement">要素が存在します。</p>
    
      <script>
        const element = $("#myElement");
    
        if (element.exists()) {
          console.log("要素が見つかりました");
        } else {
          console.log("要素が見つかりませんでした");
        }
      </script>
    </body>
    </html>
    
    <!DOCTYPE html>
    <html>
    <head>
      <title>jQuery で要素の存在を確認</title>
      <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
    </head>
    <body>
      <p id="myElement">要素が存在します。</p>
    
      <script>
        const element = $("#myElement").filter(function() {
          return this.id === "myElementId";
        });
    
        if (element.length > 0) {
          console.log("要素が見つかりました");
        } else {
          console.log("要素が見つかりませんでした");
        }
      </script>
    </body>
    </html>
    

    説明

    上記のコードでは、#myElement という ID を持つ要素の存在を確認しています。

    • length プロパティ: element.length > 0 という条件式で、要素が存在するかどうかを判断しています。
    • exists() メソッド: element.exists() メソッドを直接呼び出して、要素が存在するかどうかを判断しています。
    • filter() メソッド: filter() メソッドを使用して、ID が "myElementId" である要素のみを抽出し、その length プロパティを確認することで、要素が存在するかどうかを判断しています。

    上記以外にも、要素の属性値やセレクタなどを組み合わせて、より複雑な条件で要素の存在を確認することができます。




    jQuery で要素が DOM にあるかどうかを確認する - その他の方法

    :parent セレクタを使用して、要素の親要素が存在するかどうかを確認できます。親要素が存在する場合は、要素も DOM 内にあると言えます。

    const element = $("#myElement");
    
    if (element.parent().length > 0) {
      console.log("要素が存在します");
    } else {
      console.log("要素が見つかりませんでした");
    }
    

    index() メソッドを使用して、要素が兄弟要素の中で何番目にあるかを調べることができます。要素が -1 を返した場合、要素は DOM 内に存在しないことになります。

    const element = $("#myElement");
    
    if (element.index() !== -1) {
      console.log("要素が存在します");
    } else {
      console.log("要素が見つかりませんでした");
    }
    

    try / catch ブロックを使用して、要素にアクセスしようとしたときに発生するエラーを捕捉する方法もあります。エラーが発生しなかった場合は、要素は DOM 内にあると言えます。

    try {
      const element = $("#myElement");
      console.log("要素が見つかりました");
    } catch (error) {
      console.log("要素が見つかりませんでした");
    }
    

    DOMNode.isConnected プロパティ

    比較的新しい方法として、DOMNode.isConnected プロパティを使用する方法があります。このプロパティは、要素が DOM に接続されているかどうかを直接返すため、より簡潔に記述できます。

    const element = $("#myElement")[0];
    
    if (element.isConnected) {
      console.log("要素が存在します");
    } else {
      console.log("要素が見つかりませんでした");
    }
    

    注意事項

    上記の方法を使用する場合は、以下の点に注意する必要があります。

    • 非表示要素は、length プロパティや exists() メソッドでは存在すると判定されますが、:visible セレクタを使用しないと取得できません。
    • 削除された要素は、いずれの方法でも存在しないと判定されます。

    状況に応じて適切な方法を選択することで、効率的に要素の存在を確認することができます。

    上記以外にも、様々な方法が存在しますので、詳細は jQuery のドキュメントを参照してください。


    jquery


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