SVGスタイル変更 CSSで

2024-08-23

CSSでSVGのスタイルを変更する

**SVG (Scalable Vector Graphics)**は、ベクターグラフィックス形式のファイルであり、テキストやグラフィックを記述するXMLベースの言語です。CSS (Cascading Style Sheets)は、HTML文書のスタイルを定義する言語です。

CSSを使用してSVGのスタイルを変更することで、SVGの要素(例えば、パス、矩形、テキストなど)の色、線幅、塗りつぶし、フォント、位置、サイズなどをカスタマイズすることができます。

基本的な例

<svg width="200" height="200">
  <circle cx="100" cy="100" r="50" fill="blue" />
</svg>

上記のHTMLコードでは、半径50ピクセルの青い円を描画しています。この円のスタイルをCSSで変更するには、以下の方法を使用します。

circle {
  fill: red;
  stroke: black;
  stroke-width: 2;
}

このCSSルールにより、円の塗りつぶし色を赤、線の色を黒、線の幅を2ピクセルに変更することができます。

具体的な例

SVGファイル

<svg width="200" height="200">
  <rect id="myRect" width="100" height="100" fill="green" />
</svg>

CSS

#myRect {
  fill: blue;
  stroke: red;
  stroke-width: 5;
  transform: rotate(45deg);
}

この例では、SVGファイル内の矩形要素のIDを「myRect」として指定しています。CSSでは、「#myRect」セレクタを使用して、その矩形のスタイルを変更しています。

変更されるスタイル

  • 45度回転
  • 線の幅を5ピクセルに変更
  • 線の色を赤に変更
  • 塗りつぶし色を緑から青に変更

注意

  • CSSを使用してSVGのスタイルを変更する際、ブラウザのサポート状況を確認する必要があります。
  • SVGの要素には、独自の属性(例えば、cxcyrwidthheightなど)があります。これらの属性は、CSSを使用して直接変更することはできません。



SVGスタイル変更 CSSで

<svg width="200" height="200">
  <circle cx="100" cy="100" r="50" fill="blue" />
</svg>
circle {
  fill: red;
  stroke: black;
  stroke-width: 2;
}
<svg width="200" height="200">
  <rect id="myRect" width="100" height="100" fill="green" />
</svg>
#myRect {
  fill: blue;
  stroke: red;
  stroke-width: 5;
  transform: rotate(45deg);
}



SVG内でのスタイル設定

SVGファイル自体にスタイル情報を直接埋め込むことができます。これは、CSSファイルを使用せずに、SVG要素の属性を使用してスタイルを定義する方法です。

<svg width="200" height="200">
  <circle cx="100" cy="100" r="50" fill="red" stroke="black" stroke-width="2" />
</svg>

この例では、円のスタイルを直接SVG要素の属性として指定しています。

JavaScriptによるスタイル変更

<svg width="200" height="200">
  <circle id="myCircle" cx="100" cy="100" r="50" fill="blue" />
</svg>

<script>
  var circle = document.getElementById("myCircle");
  circle.style.fill = "red";
  circle.style.stroke = "black";
  circle.style.strokeWidth = "2";
</script>

この例では、JavaScriptを使用して円のスタイルを変更しています。

CSSプリプロセッサの使用

CSSプリプロセッサ(Sass、Lessなど)を使用することで、CSSの機能を拡張し、より効率的なスタイル定義が可能になります。

#myCircle {
  fill: red;
  stroke: black;
  stroke-width: 2;
}

このSassコードをコンパイルすると、通常のCSSに変換されます。

SVGライブラリの使用

SVGライブラリ(Snap.svg、D3.jsなど)を使用することで、SVGの操作を簡素化し、複雑なグラフィックを作成することができます。

var svg = Snap("#mySvg");
var circle = svg.circle(100, 100, 50);
circle.attr({
  fill: "red",
  stroke: "black",
  strokeWidth: 2
});

この例では、Snap.svgを使用して円を作成し、スタイルを指定しています。


css image svg



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