Node.jsのバージョン管理ツール『nvm』の使い方【Windows/Mac/Linux】

2024-05-22

Node.jsが64ビットか32ビットかを判断する方法

方法1：process.archプロパティを使用する

Node.jsのREPL（Read-Eval-Print Loop）で以下のコマンドを実行します。

process.arch

出力結果が x64であれば64ビット版、ia32であれば32ビット版です。

方法2：nodeコマンドのバージョン情報を確認する

以下のコマンドを実行します。

node -v

出力結果の最初の行に v とバージョン番号の後に (arm64) と記載があればARM64版、(x64) と記載があれば64ビット版、(ia32) と記載があれば32ビット版です。

方法3：システム環境を確認する

以下のいずれかの方法で、システムが64ビット版なのか32ビット版なのかを確認できます。

Windowsの場合:
- コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」 > 「システム」を選択します。
- 「システムの種類」に「64ビットオペレーティングシステム」と表示されていれば64ビット版です。
Macの場合:
- アップルメニューから「このMacについて」を選択します。
- 「概要」タブに「64ビット」と表示されていれば64ビット版です。

uname -m

* 出力結果が `x86_64`であれば64ビット版、`i686`であれば32ビット版です。

補足

Node.js 8以降は、デフォルトで64ビット版がインストールされます。
32ビット版のNode.jsは、古いシステムや、32ビット版のアプリケーションとの互換性が必要な場合などに使用されます。

上記の方法で、ご自身のNode.jsが64ビット版なのか32ビット版なのかを確認することができます。

// process.archプロパティを使用する
console.log(`Node.jsのアーキテクチャ: ${process.arch}`);

// nodeコマンドのバージョン情報を確認する
const { exec } = require('child_process');
exec('node -v', (err, stdout, stderr) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }
  console.log(`nodeコマンドのバージョン情報: ${stdout}`);
});

// システム環境を確認する
const os = require('os');
console.log(`オペレーティングシステム: ${os.arch()}`);

各方法の詳細については、上記の解説を参照してください。

このサンプルコードを参考に、ご自身の環境でNode.jsのビット版を確認してみてください。

Node.jsが64ビットか32ビットかを判断するその他の方法

方法4：レジストリエディタを使用する（Windowsのみ）

レジストリエディタを開きます。

以下のキーに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Nodejs

CurrentVersionキーを右クリックし、「新規」 > 「DWORD（32ビット）値」を選択します。
新しい値の名前を「InstallPath」に変更します。
「InstallPath」をダブルクリックし、値データを以下のように設定します。
- 64ビット版の場合: Node.jsがインストールされているディレクトリのパス（例: C:\Program Files (x86)\nodejs）
コンピュータを再起動します。
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
```
where node
```
出力結果の最初の行に C:\Program Files (x86)\nodejs\node.exe と表示されていれば32ビット版、C:\Program Files\nodejs\node.exe と表示されていれば64ビット版です。