JavaScriptとNode.jsで発生するエラー "Error: write EPROTO 34557064:error:100000f7:SSL routines:OPENSSL_internal:WRONG_VERSION_NUMBER" の原因と解決方法

2024-04-12

JavaScriptとNode.jsにおけるエラー "Error: write EPROTO 34557064:error:100000f7:SSL routines:OPENSSL_internal:WRONG_VERSION_NUMBER" の解説

サーバー側とクライアント側のTLS/SSLプロトコルのバージョンが異なる

サーバー側とクライアント側で、使用しているTLS/SSLプロトコルのバージョンが異なる場合、このエラーが発生します。例えば、サーバー側がTLS 1.3に対応しているのに、クライアント側がTLS 1.2しか対応していない場合、このエラーが発生します。

解決策

この問題を解決するには、以下の方法を試してください。

  • クライアント側のTLS/SSLプロトコルのバージョンを最新にアップデートする
  • サーバー側のTLS/SSLプロトコルのバージョンを、クライアント側が対応しているバージョンに設定する

使用しているライブラリが古い場合、TLS/SSLプロトコルの最新バージョンに対応していない可能性があります。

  • 使用しているライブラリを最新バージョンにアップデートする

上記以外にも、ファイアウォールなどの設定が原因で、このエラーが発生する可能性があります。

補足

  • 上記の解決策を試しても問題が解決しない場合は、専門家に相談することをおすすめします。



const https = require('https');

const options = {
  hostname: 'www.example.com',
  port: 443,
  path: '/',
  method: 'GET',
};

const req = https.request(options, (res) => {
  console.log('statusCode:', res.statusCode);
  console.log('headers:', res.headers);

  res.on('data', (d) => {
    process.stdout.write(d);
  });
});

req.on('error', (e) => {
  console.error(e);
});

req.end();

このコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

statusCode: 200
headers: {
  'content-type': 'text/html; charset=utf-8',
  'transfer-encoding': 'chunked',
  'connection': 'close',
  ...
}

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Example Domain</title>
</head>
<body>
<h1>Welcome to Example Domain</h1>
</body>
</html>

エラー発生時の出力例

以下のコードは、サーバー側のTLS/SSLプロトコルのバージョンとクライアント側のバージョンが異なる場合に発生するエラーの出力例です。

const https = require('https');

const options = {
  hostname: 'www.example.com',
  port: 443,
  path: '/',
  method: 'GET',
  // 以下、TLS/SSLプロトコルのバージョンを指定
  tls: {
    protocol: 'TLSv1.2',
  },
};

const req = https.request(options, (res) => {
  console.log('statusCode:', res.statusCode);
  console.log('headers:', res.headers);

  res.on('data', (d) => {
    process.stdout.write(d);
  });
});

req.on('error', (e) => {
  console.error(e);
});

req.end();
Error: write EPROTO 34557064:error:100000f7:SSL routines:OPENSSL_internal:WRONG_VERSION_NUMBER




その他の解決方法

Node.jsを最新バージョンにアップデートします。

ファイアウォールの設定を確認する

ファイアウォールの設定を確認し、HTTPS通信が許可されていることを確認します。

プロキシの設定を確認する

プロキシを使用している場合、プロキシの設定が原因で、通信が遮断されている可能性があります。

サーバー側の設定が原因で、問題が発生している可能性があります。

サーバー側の設定を確認し、TLS/SSLプロトコルのバージョンが正しく設定されていることを確認します。


javascript node.js


JavaScript、クッキー、ブラウザ以外で訪問者を識別する方法

ユーザーのログイン状態を維持訪問者の行動を分析ターゲティング広告の配信などです。JavaScriptとクッキーは、ウェブサイト訪問者を識別するために広く利用されている技術です。JavaScriptは、ブラウザ上で動作するスクリプト言語です。以下のような方法で、訪問者を識別することができます。...


jQuery vs JavaScript: 要素にオプションを追加する方法

HTMLまず、select要素とオプション要素を含むHTMLを用意します。JavaScript次に、JavaScriptを使用してオプションを追加します。方法1: append() メソッドappend() メソッドを使用して、option要素をselect要素の末尾に追加できます。...


モジュールを読み込む賢い方法: ES6 import の徹底解説

モジュールから複数の名前付きエクスポートを取り込む場合は、中括弧が必要です。上記のように、nameとageという2つの名前付きエクスポートをimportしたい場合は、中括弧内にそれぞれの名前にカンマ区切りで列挙します。デフォルトエクスポートと名前付きエクスポートを同時にimportする場合は、中括弧が必要です。...


Node.js開発者必見!SequelizeでMariaDB接続をマスターするステップバイステップガイド

このチュートリアルでは、Node. js、Sequelize、MariaDB を使ってデータベースに接続する方法を説明します。Sequelize とは?Sequelize は、Node. js 向けの オブジェクト関係マッピング (ORM) ライブラリです。 ORM は、データベースとのやり取りをより簡単にするために、データベースをオブジェクトとして表現するツールです。 Sequelize を使用すると、SQL クエリを記述する代わりに、JavaScript オブジェクトを使用してデータベースとやり取りできます。...


Node.js、TypeScript、ESLintで発生するエラー "Parsing error: Cannot read file '.../tsconfig.json'.eslint" の原因と解決策

このエラーメッセージは、ESLint が TypeScript ファイルを解析しようとした際に、tsconfig. json ファイルを読み込むことができなかったことを示しています。原因としては、以下の2つが考えられます。tsconfig...