Moment.jsで時間差計算

2024-09-02

Moment.jsで2つの日付間の時間差を取得する

Moment.jsは、JavaScriptで日付と時刻を扱うためのライブラリです。このライブラリを使用すると、2つの日付間の時間差を簡単に計算することができます。

基本的な方法

  1. Momentオブジェクトの作成

    const moment1 = moment("2024-01-01");
    const moment2 = moment("2024-02-01");
    
  2. 差の計算

    const difference = moment2.diff(moment1, "hours");
    
  3. 結果の出力

    console.log(difference); // 744 (hours)
    

他の単位での差の計算

上記の方法では、時間単位での差を計算しましたが、他の単位でも計算できます。


  • moment2.diff(moment1, "years")

負の値の処理

もし、moment1moment2よりも後の日付であれば、差は負の値になります。これを避けるために、moment2moment1よりも前に設定するか、絶対値を使用することができます。

const difference = Math.abs(moment2.diff(moment1, "hours"));

例: 2つの日付間の経過時間を表示する

const startDate = moment("2024-01-01");
const endDate = moment(); // 現在の日時

const hours = endDate.diff(startDate, "hours");
const minutes = endDate.diff(startDate, "minutes") % 60;
const seconds = endDate.diff(startDate, "seconds") % 60;

console.log(`経過時間: ${hours}時間 ${minutes}${seconds}秒`);

これにより、startDateから現在までの経過時間を表示することができます。




Moment.jsで時間差計算の例

基本的な時間差計算

const moment1 = moment("2024-01-01");
const moment2 = moment("2024-02-01");

const difference = moment2.diff(moment1, "hours");
console.log(difference); // 744 (hours)
  • diff()
    2つのMomentオブジェクト間の差を計算します。第2引数で単位を指定します。
  • moment()
    Momentオブジェクトを作成します。

他の単位での時間差計算

const differenceInMinutes = moment2.diff(moment1, "minutes");
const differenceInSeconds = moment2.diff(moment1, "seconds");
const differenceInDays = moment2.diff(moment1, "days");
const differenceInYears = moment2.diff(moment1, "years");

負の値の処理

const difference = Math.abs(moment2.diff(moment1, "hours"));
  • Math.abs()
    差が負の場合、絶対値を取得します。

経過時間を表示する例

const startDate = moment("2024-01-01");
const endDate = moment(); // 現在の日時

const hours = endDate.diff(startDate, "hours");
const minutes = endDate.diff(startDate, "minutes") % 60;
const seconds = endDate.diff(startDate, "seconds") % 60;

console.log(`経過時間: ${hours}時間 ${minutes}${seconds}秒`);
  • 経過時間を計算し、フォーマットして表示します。



Durationオブジェクトの使用

Moment.jsのDurationオブジェクトは、時間差をより柔軟に操作することができます。

const moment1 = moment("2024-01-01");
const moment2 = moment("2024-02-01");

const duration = moment.duration(moment2.diff(moment1));

console.log(duration.hours()); // 744 (hours)
console.log(duration.minutes()); // 44640 (minutes)
console.log(duration.days()); // 31 (days)
  • hours(), minutes(), days()など: Durationオブジェクトから特定の単位の値を取得します。
  • moment.duration()
    差をDurationオブジェクトに変換します。

カスタムフォーマットの使用

Moment.jsのformatメソッドを使用して、時間差を特定のフォーマットで表示することができます。

const moment1 = moment("2024-01-01");
const moment2 = moment("2024-02-01");

const duration = moment.duration(moment2.diff(moment1));

console.log(duration.format("HH:mm:ss")); // 00:00:00
console.log(duration.format("d HH:mm:ss")); // 31 00:00:00
  • format()
    Durationオブジェクトを指定されたフォーマットで文字列に変換します。

カレンダー単位での計算

Moment.jsは、カレンダー単位(日、週、月、年)での差を計算することもできます。

const moment1 = moment("2024-01-01");
const moment2 = moment("2024-03-01");

console.log(moment2.diff(moment1, "days")); // 59 (days)
console.log(moment2.diff(moment1, "weeks")); // 8 (weeks)
console.log(moment2.diff(moment1, "months")); // 2 (months)
  • diff()
    第2引数にカレンダー単位を指定します。

javascript date momentjs



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