JavaScriptで2つの日付の差をスマートに求める:初心者から上級者向け徹底解説

2024-04-20

JavaScript で2つの日付の差を求める方法

getTime() メソッドは、Dateオブジェクトをミリ秒単位のタイムスタンプに変換します。2つの日付の差をミリ秒単位で取得し、1日あたりのミリ秒数で割ることで、日数に変換することができます。

// 今日の日付を取得
const today = new Date();

// 過去の任意の日付を取得
const pastDate = new Date(2023, 11, 14);

// ミリ秒単位の差を取得
const diffMilliSeconds = today.getTime() - pastDate.getTime();

// 日数に変換
const days = diffMilliSeconds / (1000 * 60 * 60 * 24);

console.log(days); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

Dateオブジェクト同士の差を直接計算する方法もあります。getTime() メソッドを使うよりも簡潔に記述できますが、うるう年などの考慮が必要になります。

// 今日の日付を取得
const today = new Date();

// 過去の任意の日付を取得
const pastDate = new Date(2023, 11, 14);

// 差を求める
const diffDays = Math.floor((today - pastDate) / (1000 * 60 * 60 * 24));

console.log(diffDays); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

補足

  • 上記の例では、過去の日付と今日の日付の差を計算していますが、任意の2つの日付の差を計算することができます。
  • getTime() メソッドを使う場合は、うるう年などの考慮が不要ですが、計算処理が少し重くなります。
  • Dateオブジェクトの差分を直接計算する場合は、うるう年などの考慮が必要ですが、計算処理が軽くなります。
  • 2つの日付の差をより詳細に計算したい場合は、時、分、秒などの単位も考慮する必要があります。
  • 日付の比較や操作に関するライブラリもいくつか存在します。複雑な処理を行う場合は、ライブラリの利用を検討するのも良いでしょう。



getTime() メソッドを使う

// 今日の日付を取得
const today = new Date();

// 過去の任意の日付を取得
const pastDate = new Date(2023, 11, 14);

// ミリ秒単位の差を取得
const diffMilliSeconds = today.getTime() - pastDate.getTime();

// 日数に変換
const days = diffMilliSeconds / (1000 * 60 * 60 * 24);

console.log(days); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

Dateオブジェクトの差分を直接計算する

// 今日の日付を取得
const today = new Date();

// 過去の任意の日付を取得
const pastDate = new Date(2023, 11, 14);

// 差を求める
const diffDays = Math.floor((today - pastDate) / (1000 * 60 * 60 * 24));

console.log(diffDays); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

解説

getTime() メソッドを使う

  1. today 変数に今日の日付を new Date() で代入します。
  2. pastDate 変数に過去の任意の日付を new Date(年, 月, 日) で代入します。
  3. diffMilliSeconds 変数に、todaypastDate のミリ秒単位の差を today.getTime() - pastDate.getTime() で代入します。
  4. days 変数に、diffMilliSeconds を1日あたりのミリ秒数で割って日数に変換します。
  5. console.log(days)days 変数の値を出力します。

Dateオブジェクトの差分を直接計算する

  1. diffDays 変数に、todaypastDate の差を (today - pastDate) で計算し、Math.floor() で小数点以下を切り捨てて日数に変換します。



JavaScript で2つの日付の差を求めるその他の方法

moment.js ライブラリを使う

moment.js は、JavaScript で日付や時刻を扱うためのライブラリです。多くの機能を提供しており、2つの日付の差を求めるのも非常に簡単です。

// moment.js ライブラリをインストール
// npm install moment

const moment = require('moment');

// 過去の任意の日付
const pastDate = moment('2023-11-14');

// 今日の日付
const today = moment();

// 差を求める
const diffDays = today.diff(pastDate, 'days');

console.log(diffDays); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

Day.js は、moment.js に似たライブラリで、軽量で使い方が簡単なのが特徴です。

// Day.js ライブラリをインストール
// npm install dayjs

const Day = require('dayjs');

// 過去の任意の日付
const pastDate = Day('2023-11-14');

// 今日の日付
const today = Day();

// 差を求める
const diffDays = today.diff(pastDate, 'day');

console.log(diffDays); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

Lodash ライブラリの dateDiff 関数を使う

Lodash は、JavaScript でよく使われるユーティリティライブラリです。dateDiff 関数は、2つの日付の差を様々な単位で計算することができます。

// Lodash ライブラリをインストール
// npm install lodash

const _ = require('lodash');

// 過去の任意の日付
const pastDate = new Date(2023, 11, 14);

// 今日の日付
const today = new Date();

// 差を求める
const diffDays = _.dateDiff(today, pastDate, 'days');

console.log(diffDays); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

自作関数を使う

上記のライブラリを使わずに、自作関数で2つの日付の差を求めることもできます。

function diffDays(date1, date2) {
  const oneDay = 24 * 60 * 60 * 1000;
  return Math.floor((date2 - date1) / oneDay);
}

// 過去の任意の日付
const pastDate = new Date(2023, 11, 14);

// 今日の日付
const today = new Date();

// 差を求める
const diffDays = diffDays(pastDate, today);

console.log(diffDays); // 145 (2023年11月14日から今日までの日数)

JavaScript で2つの日付の差を求める方法はいくつかあります。それぞれの特徴を理解して、状況に合わせて適切な方法を選択してください。

  • getTime() メソッドを使う: シンプルでわかりやすい。うるう年などの考慮が不要。
  • moment.js ライブラリを使う: 機能が豊富で使いやすい。moment.js ライブラリのインストールが必要。
  • Day.js ライブラリを使う: moment.js に似たライブラリで、軽量で使い方が簡単。Day.js ライブラリのインストールが必要。
  • Lodash ライブラリの dateDiff 関数を使う: 様々な単位で差を計算できる。Lodash ライブラリのインストールが必要。
  • 自作関数を使う: 柔軟性が高い。

javascript date


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