BlobからFileへの変換

2024-09-19

JavaScriptでBlobをFileに変換する

JavaScriptでは、BlobオブジェクトをFileオブジェクトに変換することが可能です。これは、ファイルアップロードやデータ操作において、非常に有用な操作です。

方法

  1. Fileオブジェクトのコンストラクタを使用

    const blob = new Blob(["This is a string"], { type: "text/plain" });
    const file = new File([blob], "myFile.txt", { type: "text/plain" });
    
    • blob: 変換したいBlobオブジェクト
    • myFile.txt: ファイル名
    • type: ファイルのMIMEタイプ

具体的な例

html

<form id="myForm">
  <input type="file" id="fileInput">
  <button type="submit">アップロード</button>
</form>

javascript

const form = document.getElementById('myForm');
const fileInput = document.getElementById('fileInput');

form.addEventListener('submit   ', async (event) => {
  event.preventDefault();

  const file = fileInput.files[0];

  // Blobオブジェクトを取得
  const blob = await file.arrayBuffer();

  // BlobオブジェクトをFileオブジェクトに変換
  const newFile = new File([blob], file.name, { type: file.type });

  // 新しいファイルを使用
  // ...
});

注意事項

  • Fileオブジェクトは、ブラウザのセキュリティ制限により、ローカルファイルシステムに直接書き込むことはできません。
  • BlobオブジェクトからFileオブジェクトを作成しても、元のBlobオブジェクトのデータは変更されません。
  • Fileコンストラクタは、古いブラウザではサポートされていない可能性があります。



BlobからFileへの変換

例1: Fileコンストラクタを使用

const blob = new Blob(["This is a string"], { type: "text/plain" });
const file = new File([blob], "myFile.txt", { type: "text/plain" });
const blob = new Blob(["This is a string"], { type: "text/plain" });
const file = new File([blob], blob.name, { type: blob.type });

具体的な例: ファイルアップロード

<form id="myForm">
  <input type="file" id="fileInput">
  <button type="submit">アップロード</button>
</form>
const form = document.getElementById('myForm');
const fileInput = document.getElementById('fileInput');

form.addEventListener('submit   ', async (event) => {
  event.preventDefault();

  const file = fileInput.files[0];

  // Blobオブジェクトを取得
  const blob = await file.arrayBuffer();

  // BlobオブジェクトをFileオブジェクトに変換
  const newFile = new File([blob], file.name, { type: file.type });

  // 新しいファイルを使用
  // ...
});



URL.createObjectURL()を使用

const blob = new Blob(["This is a string"], { type: "text/plain" });
const url = URL.createObjectURL(blob);
const file = new File([blob], "myFile.txt", { type: "text/plain" });
  • このURLを使用して、Fileオブジェクトを作成することができます。
  • URL.createObjectURL(): BlobオブジェクトからURLを作成します。

FileReaderを使用

const blob = new Blob(["This is a string"], { type: "text/plain" });
const reader = new FileReader();

reader.onload = (event) => {
  const file = new File([event.target.result], "myFile.txt", { type: "text/plain" });
  // ファイルを使用
};

reader.readAsArrayBuffer(blob);
  • ArrayBufferからFileオブジェクトを作成することができます。
  • readAsArrayBuffer(): BlobオブジェクトをArrayBufferに変換します。
  • FileReader: Blobオブジェクトを読み込むためのオブジェクトです。

Blob.slice()を使用

const blob = new Blob(["This is a string"], { type: "text/plain" });
const slicedBlob = blob.slice(0, blob.size);
const file = new File([slicedBlob], "myFile.txt", { type: "text/plain" });
  • 部分的なBlobオブジェクトからFileオブジェクトを作成することができます。
  • Blob.slice(): Blobオブジェクトから部分的なBlobオブジェクトを作成します。
  • Blob.slice()は、元のBlobオブジェクトのデータを変更しません。
  • FileReaderは非同期処理であるため、読み込みが完了するまで待機する必要があります。
  • URL.createObjectURL()で作成したURLは、使用後にURL.revokeObjectURL()で解放する必要があります。

javascript node.js file-upload



テキストエリア自動サイズ調整 (Prototype.js)

Prototype. js を使用してテキストエリアのサイズを自動調整する方法について説明します。Prototype. js を読み込みます。window. onload イベントを使用して、ページの読み込み後にスクリプトを実行します。$('myTextarea') でテキストエリアの要素を取得します。...


JavaScript数値検証 IsNumeric() 解説

JavaScriptでは、入力された値が数値であるかどうかを検証する際に、isNaN()関数やNumber. isInteger()関数などを利用することが一般的です。しかし、これらの関数では小数点を含む数値を適切に検出できない場合があります。そこで、小数点を含む数値も正しく検証するために、IsNumeric()関数を実装することが有効です。...


jQueryによるHTMLエスケープ解説

JavaScriptやjQueryでHTMLページに動的にコンテンツを追加する際、HTMLの特殊文字(<, >, &, など)をそのまま使用すると、意図しないHTML要素が生成される可能性があります。これを防ぐために、HTML文字列をエスケープする必要があります。...


JavaScriptフレームワーク:React vs Vue.js

JavaScriptは、Webページに動的な機能を追加するために使用されるプログラミング言語です。一方、jQueryはJavaScriptライブラリであり、JavaScriptでよく行う操作を簡略化するためのツールを提供します。jQueryを学ぶ場所...


JavaScriptオブジェクトプロパティの未定義検出方法

JavaScriptでは、オブジェクトのプロパティが定義されていない場合、そのプロパティへのアクセスはundefinedを返します。この現象を検出して適切な処理を行うことが重要です。最も単純な方法は、プロパティの値を直接undefinedと比較することです。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


ポップアップブロック検知とJavaScript

ポップアップブロックを検知する目的ポップアップブロックはユーザーのプライバシーやセキュリティを保護するためにブラウザに組み込まれている機能です。そのため、ポップアップブロックが有効になっている場合、ポップアップを表示することができません。この状況を検知し、適切な対策を講じるために、JavaScriptを使用することができます。


HTML要素の背景色をJavaScriptでCSSプロパティを使用して設定する方法

JavaScriptを使用すると、CSSプロパティを動的に変更して、HTML要素の背景色を制御できます。この方法により、ユーザーの入力やページの状況に応じて、背景色をカスタマイズすることができます。HTML要素の参照を取得HTML要素の参照を取得


JavaScript オブジェクトの長さについて

JavaScriptにおけるオブジェクトは、プロパティとメソッドを持つデータ構造です。プロパティはデータの値を保持し、メソッドはオブジェクトに対して実行できる関数です。JavaScriptの標準的なオブジェクトには、一般的に「長さ」という概念はありません。これは、配列のようなインデックスベースのデータ構造ではないためです。


JavaScriptグラフ可視化ライブラリ解説

JavaScriptは、ウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語です。その中で、グラフの可視化を行うためのライブラリが数多く存在します。これらのライブラリは、データ構造やアルゴリズムを視覚的に表現することで、理解を深める助けとなります。