キー押下イベント処理 (JavaScript/jQuery)

2024-10-14

JavaScriptとjQueryでキー押下イベント(F1-F12)をクロスブラウザで処理する

JavaScriptとjQueryを使用して、F1からF12までのファンクションキーの押下イベントをクロスブラウザで処理する方法について説明します。

基本的なアプローチ

  1. イベントリスナーを追加する
  2. キーコードをチェックする
    • イベントオブジェクトのkeyCodeプロパティを使用して、押されたキーのコードを取得します。
    • F1からF12のキーコードは、それぞれ112から123です。
  3. キーコードに基づいて処理を行う

コード例

$(document).on('keydown', function(event) {
    var keyCode = event.keyCode;

    if (keyCode >= 112 && keyCode <= 123) {
        switch (keyCode) {
            case 112:
                // F1キーが押された場合の処理
                break;
            case 113:
                // F2キーが押された場合の処理
                break;
            // ... F12キーまで同様の処理を記述
        }
    }
});

クロスブラウザ対応

  • イベントオブジェクトの標準化
    • イベントオブジェクトのプロパティやメソッドがブラウザ間で異なる場合があります。
    • 必要に応じて、イベントオブジェクトを標準化するためのライブラリやユーティリティを使用することができます。
  • キーコードの統一
    • 異なるブラウザでキーコードが異なる場合があるため、キーコードの取得方法を統一する必要があります。
    • event.keyCodeがサポートされていないブラウザでは、event.whichを使用することができます。
  • イベントキャプチャ
    • イベントが要素から子要素へと伝播するのではなく、親要素から子要素へと伝播するモードです。
    • イベントキャプチャを使用する場合は、document.addEventListener()の第3引数にtrueを指定します。
  • イベントバブリング
    • イベントリスナーが要素に追加された場合、その要素の子要素で発生したイベントもリスナーで処理されます。
    • イベントバブリングを止める必要がある場合は、event.stopPropagation()メソッドを使用します。



$(document).on('keydown', function(event) {
    var keyCode = event.keyCode || event.which; // キーコードを取得

    if (keyCode >= 112 && keyCode <= 123) {
        switch (keyCode) {
            case 112:
                // F1キーが押された場合の処理
                alert('F1キーが押されました');
                break;
            case 113:
                // F2キーが押された場合の処理
                alert('F2キーが押されました');
                break;
            // ... F12キーまで同様の処理を記述
        }
    }
});

コード解説

  1. イベントリスナーを追加
  2. キーコードを取得
    • event.keyCode || event.whichで、押されたキーのコードを取得します。
  3. キーコードをチェック
  4. キーコードに基づいて処理
    • switch文を使用して、取得したキーコードに対応する処理を実行します。
    • ここでは、F1キーとF2キーが押された場合にアラートを表示する例を示しています。
  • event.keyCode || event.whichを使用することで、異なるブラウザでのキーコードの取得方法を統一しています。
  • イベントバブリングやイベントキャプチャの制御が必要な場合は、event.stopPropagation()document.addEventListener()の第3引数を使用してください。
  • このコードは、F1からF12までのファンクションキーの押下イベントを処理する基本的な例です。実際の使用状況に応じて、処理をカスタマイズしてください。



キーコードの定数を使用

  • キーコードを定数として定義し、コード内で使用することで、可読性とメンテナンス性を向上させることができます。
const KEY_F1 = 112;
const KEY_F2 = 113;
// ... F12キーまで定数を定義

$(document).on('keydown', function(event) {
    var keyCode = event.keyCode || event.which;

    if (keyCode >= KEY_F1 && keyCode <= KEY_F12) {
        switch (keyCode) {
            case KEY_F1:
                // F1キーが押された場合の処理
                break;
            // ... F12キーまで同様の処理を記述
        }
    }
});
  • キーコードを文字列として使用することで、可読性を向上させることができます。
$(document).on('keydown', function(event) {
    var key = event.key;

    if (key.startsWith('F')) {
        switch (key) {
            case 'F1':
                // F1キーが押された場合の処理
                break;
            // ... F12キーまで同様の処理を記述
        }
    }
});

イベントオブジェクトの標準化ライブラリを使用

  • イベントオブジェクトの標準化ライブラリを使用することで、ブラウザ間の差異を吸収し、コードを簡潔にすることができます。
// イベントオブジェクトの標準化ライブラリを使用
import { key } from 'keymaster';

key('f1', function() {
    // F1キーが押された場合の処理
});
key('f2', function() {
    // F2キーが押された場合の処理
});
// ... F12キーまで同様の処理を記述

カスタムイベントを使用

  • カスタムイベントを作成し、キー押下イベントを他の要素や関数に伝達することができます。
function handleF1Key() {
    // F1キーが押された場合の処理
}

$(document).on('keydown', function(event) {
    var keyCode = event.keyCode || event.which;

    if (keyCode === 112) {
        // F1キーが押された場合、カスタムイベントを発行
        $(document).trigger('f1Key');
    }
});

$(document).on('f1Key', handleF1Key);

javascript jquery events



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