ワンランク上のWebデザインへ! Flexboxで実現する高度なレイアウト: align-content と align-items の応用例

2024-04-02

CSS Flexboxにおける align-content と align-items の違い

align-content

align-content は、Flexコンテナ内の複数行の配置を制御します。つまり、Flexコンテナが縦方向に複数の行に分割された場合、各行をどのように配置するかを指定します。

主な値と効果:

  • flex-start: 行をコンテナの上部に配置します。
  • space-between: 行を均等に配置し、コンテナの上下端に余白を生成します。

例:

.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-content: space-around;
}

.item {
  height: 100px;
  background-color: red;
}

上記のコードでは、Flexコンテナが縦方向に2つの行に分割されます。align-content: space-around により、各行が均等に配置され、各行の間に余白が生成されます。

align-items

align-items は、Flexコンテナ内の各アイテムの垂直方向の配置を制御します。つまり、各行内のアイテムをどのように配置するかを指定します。

  • baseline: アイテムをベースラインに揃えます。
  • stretch: アイテムをFlexコンテナの高さに伸縮させます。
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-items: center;
}

.item {
  height: 100px;
  background-color: red;
}

上記のコードでは、Flexコンテナ内の各アイテムが垂直方向に中央に配置されます。

  • align-content: Flexコンテナ内の複数行の配置を制御する。

両方のプロパティを組み合わせることで、より複雑なレイアウトを実現することができます。




縦方向に並んだアイテムを中央に配置する

<div class="container">
  <div class="item">Item 1</div>
  <div class="item">Item 2</div>
  <div class="item">Item 3</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-items: center;
}

.item {
  height: 100px;
  background-color: red;
}

複数行に分割されたアイテムを均等に配置する

<div class="container">
  <div class="item">Item 1</div>
  <div class="item">Item 2</div>
  <div class="item">Item 3</div>
  <div class="item">Item 4</div>
  <div class="item">Item 5</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-content: space-around;
}

.item {
  height: 100px;
  background-color: red;
}

このコードでは、5つのアイテムが2行に分割され、各行が均等に配置されます。

アイテムをベースラインに揃える

<div class="container">
  <div class="item">Item 1</div>
  <div class="item">Item 2</div>
  <div class="item">Item 3</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-items: baseline;
}

.item {
  height: auto;
  background-color: red;
}

このコードでは、3つのアイテムのベースラインが揃えられます。

アイテムを伸縮させる

<div class="container">
  <div class="item">Item 1</div>
  <div class="item">Item 2</div>
  <div class="item">Item 3</div>
</div>
.container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  align-items: stretch;
}

.item {
  background-color: red;
}

このコードでは、3つのアイテムがFlexコンテナの高さに合わせて伸縮されます。

上記のサンプルコードはほんの一例です。align-contentalign-itemsを組み合わせることで、様々なレイアウトを実現することができます。




CSS Flexboxでアイテムを配置するその他の方法

.container {
  display: flex;
  justify-content: space-around;
}

.item {
  width: 100px;
  background-color: red;
}

marginpadding は、アイテムの外側と内側の余白を制御します。

.container {
  display: flex;
}

.item {
  margin: 10px;
  padding: 20px;
  background-color: red;
}

上記のコードでは、各アイテムの外側に 10px の余白、内側に 20px の余白が設定されます。

order は、Flexコンテナ内のアイテムの順序を制御します。

.container {
  display: flex;
}

.item-1 {
  order: 2;
}

.item-2 {
  order: 1;
}

.item {
  background-color: red;
}

上記のコードでは、item-1item-2 の前に配置されます。

align-contentalign-items は、Flexbox でアイテムを配置する最も一般的な方法ですが、他にも justify-contentmarginpaddingorder などの方法があります。


css layout flexbox


HTMLリストスタイル「ダッシュ」のベストプラクティス:見やすく洗練されたリストを作成するためのヒント

まず、HTML で無序リスト (<ul>) または有序リスト (<ol>) を定義し、リストアイテム (<li>) を記述します。ダッシュリストの場合は、list-style-type 属性を指定する必要はありません。上記コードを実行すると、ブラウザにはデフォルトのスタイルでリストが表示されます。...


CSSでテーブルのデザインをもっとおしゃれに!ボーダー半径の付け方

方法1:table要素にborder-radiusを設定するこの方法は、最も簡単でシンプルな方法です。table要素にボーダー半径を設定することで、表全体を角丸にすることができます。この方法は、個々の行に異なるボーダー半径を設定したい場合に有効です。疑似要素を使用して、各行の最初、最後、またはすべてのセルにボーダー半径を設定することができます。...


ユーザー設定、拡張機能、ユーザーCSSスクリプト:ニーズに合わせた最適な方法を選択

CSSでカスタマイズできる項目:スクロールバー幅: scrollbar-width プロパティを使用して、スクロールバーの幅を設定できます。ホバー時の効果: :hover 疑似クラスを使用して、スクロールバーをマウスホバー時に変化させることができます。...


CSSとJavaScriptで子要素数を検出する方法まとめ

以下の擬似クラスを使うことで、子要素の数を条件にスタイルを設定できます。nth-child(): 子要素の順番を指定してスタイルを設定できます。first-child: 最初の要素にのみスタイルを設定できます。これらの擬似クラスを組み合わせることで、子要素の数に応じて異なるスタイルを設定することができます。...


【保存版】HTMLとCSSでdiv要素を中央に配置する方法を初心者向けに徹底解説!

Webページを作成する際、要素をきれいに配置することは重要です。特に、div要素を中央に配置することは頻繁に行われる操作です。ここでは、HTMLとCSSを使って、あるdiv要素を別のdiv要素の中央に配置する方法をいくつかご紹介します。方法1: marginプロパティを使用する...