localStorage、sessionStorage、Cookie... HTMLタグにデータを保存するその他の方法

2024-04-03

HTMLタグに任意のデータを保存する方法

データ保存方法

HTMLタグにデータを保存するには、主に以下の2つの方法があります。

data-* 属性は、HTML5で追加された属性で、ユーザー定義のデータ属性を指定するために使用されます。この属性を使って、任意のデータを保存することができます。

例えば、以下のように data-user-id 属性を使ってユーザーIDを保存できます。

<button data-user-id="12345">ボタン</button>

JavaScriptからこのデータを取得するには、getAttribute() メソッドを使用します。

const button = document.querySelector('button');
const userId = button.getAttribute('data-user-id');

console.log(userId); // 12345

カスタム属性を使う

data-* 属性以外にも、カスタム属性を使ってデータを保存することができます。カスタム属性は、自分で名前を定義できる属性です。

<button user-id="12345">ボタン</button>
const button = document.querySelector('button');
const userId = button.dataset.userId;

console.log(userId); // 12345

データの利用方法

保存したデータは、様々な目的に利用することができます。

ユーザー設定を保存するには、data-* 属性やカスタム属性を使って保存することができます。例えば、ユーザーの好きな色を保存して、その色で画面を装飾することができます。

動的なコンテンツ生成

保存したデータを使って、動的なコンテンツを生成することができます。例えば、ユーザーIDを使って、そのユーザーに関連するコンテンツを表示することができます。

HTMLタグに任意のデータを保存するには、data-* 属性やカスタム属性を使うことができます。これらの方法は、ユーザー設定や動的なコンテンツ生成など、様々な目的に役立ちます。

注意事項

  • データの保存量には制限があります。
  • 保存したデータは、ブラウザを閉じると消えます。
  • 保存したデータは、他のサイトからアクセスできる可能性があります。

これらの点を考慮して、データを保存する必要があります。




ユーザー設定の保存

<button data-favorite-color="red">ボタン</button>

<script>
const button = document.querySelector('button');
const favoriteColor = button.getAttribute('data-favorite-color');

document.body.style.backgroundColor = favoriteColor;
</script>

動的なコンテンツ生成

以下のコードは、ユーザーIDを使って、そのユーザーに関連する記事を表示する例です。

<div id="articles"></div>

<script>
const userId = 12345;

const fetchArticles = async () => {
  const response = await fetch(`/api/articles/${userId}`);
  const articles = await response.json();

  const articlesElement = document.getElementById('articles');
  articlesElement.innerHTML = articles.map(article => `
    <div>
      <h2>${article.title}</h2>
      <p>${article.content}</p>
    </div>
  `).join('');
};

fetchArticles();
</script>

これらのコードはあくまでサンプルであり、実際の用途に合わせて変更する必要があります。




localStorage は、ブラウザにデータを保存するためのAPIです。localStorage に保存したデータは、ブラウザを閉じてからも消えません。

localStorage.setItem('user-id', '12345');

const userId = localStorage.getItem('user-id');

console.log(userId); // 12345
sessionStorage.setItem('user-id', '12345');

const userId = sessionStorage.getItem('user-id');

console.log(userId); // 12345

Cookieは、サーバーとブラウザ間でデータを保存するための仕組みです。Cookieは、ブラウザを閉じてからも消えないように設定することができます。

document.cookie = 'user-id=12345';

const userId = document.cookie.match(/user-id=(\d+)/)[1];

console.log(userId); // 12345

これらの方法は、それぞれメリットとデメリットがあります。

方法メリットデメリット
data-* 属性簡単データ量が制限されている
カスタム属性データ量が制限されていない自分で名前を定義する必要がある
localStorageブラウザを閉じてからも消えないデータ量が制限されている
sessionStorageブラウザセッション中にのみ保存されるデータ量が制限されている
Cookieサーバーとブラウザ間でデータを保存できる設定が複雑

どの方法を使うかは、保存したいデータの量や、データの保存期間などを考慮して決定する必要があります。


javascript html


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