JavaScript正規表現のグループ抽出

2024-08-26

JavaScriptにおける正規表現のマッチンググループへのアクセス

マッチンググループとは、正規表現のパターン内で括弧 (() ) で囲まれた部分を表します。これらのグループは、マッチした文字列の一部を抽出するために使用されます。

match() メソッド

  • 基本的な使い方
const regex = /pattern/;
const string = "matching string";
const matches = string.match(regex);
  • マッチンググループのアクセス
    • matches 配列のインデックス 1 以降にマッチンググループの値が入っています。
    • インデックス 0 には、全体一致した文字列が入っています。


const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const matches = string.match(regex);

console.log(matches); // ["2023-12-31", "2023", "12", "31"]

exec() メソッド

const regex = /pattern/;
const string = "matching string";
const match = regex.exec(string);
const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const match = regex.exec(string);

console.log(match); // ["2023-12-31", "2023", "12", "31"]

replace() メソッド

  • マッチンググループを使用した置換
const regex = /pattern/;
const string = "matching string";
const newString = string.replace(regex, replacement);
  • $1, $2 などの記法
const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const newString = string.replace(regex, "$2/$1/$3");

console.log(newString); // "12/2023/31"



JavaScript正規表現のグループ抽出の例

const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const matches = string.match(regex);

console.log(matches); // ["2023-12-31", "2023", "12", "31"]
  • 解説
    • regex には、年、月、日のパターンを定義した正規表現を指定しています。
    • string には、マッチさせたい文字列を指定しています。
    • match() メソッドを使用して、正規表現と文字列をマッチさせます。
    • matches 配列には、マッチした全体と、各グループの値が格納されます。
const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const match = regex.exec(string);

console.log(match); // ["2023-12-31", "2023", "12", "31"]
  • 解説
    • exec() メソッドは、正規表現オブジェクトに対して呼び出されます。
const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const newString = string.replace(regex, "$2/$1/$3");

console.log(newString); // "12/2023/31"
  • 解説
    • replace() メソッドを使用して、マッチした部分を置換します。
    • この例では、年、月、日を逆順に並べて新しい文字列を作成しています。



String.prototype.split() メソッド

  • 分割された文字列の配列
    • 正規表現を分割文字として使用し、マッチした部分で文字列を分割します。
    • 分割された文字列は配列に格納されます。
const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const parts = string.split(regex);

console.log(parts); // ["", "2023", "12", "31", ""]

RegExp.prototype.test() メソッド

  • マッチの有無の確認
    • 正規表現と文字列がマッチするかどうかを判定します。
    • マッチした場合、true を返します。
const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const isMatch = regex.test(string);

console.log(isMatch); // true

カスタム関数

  • 正規表現の解析と抽出
function extractGroups(regex, string) {
  const match = regex.exec(string);
  if (match) {
    return match.slice(1); // グループのみ抽出
  }
  return null;
}

const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const groups = extractGroups(regex, string);

console.log(groups); // ["2023", "12", "31"]

正規表現ライブラリ

  • 高度な機能とパフォーマンス
const { match } = require('regex-parser'); // 例として、regex-parserライブラリを使用

const regex = /(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})/;
const string = "2023-12-31";
const groups = match(regex, string);

console.log(groups); // ["2023", "12", "31"]

javascript regex



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