jQueryでAjax中止する方法

2024-09-03

JavaScriptでAjaxリクエストを中止する

jQueryを使ってAjaxリクエストを中止するには、.abort()メソッドを使用します。このメソッドは、現在実行中のAjaxリクエストを中止します。

例:

// Ajaxリクエストを開始
$.ajax({
  url: 'https://api.example.com/data',
  success: function(data) {
    // 成功した場合の処理
  },
  error: function() {
    // エラーが発生した場合の処理
  }
});

// 5秒後にリクエストを中止
setTimeout(function() {
  $.ajaxSettings.global = false; // すべてのAjaxリクエストをグローバルイベントから除外
  $.active = 0; // アクティブなリクエスト数を0にする
  $(':submit').prop('disabled', false); // ボタンの無効化を解除
}, 5000);

解説:

  1. Ajaxリクエストの開始
  2. リクエストの中止
    • setTimeout()関数を使用して、5秒後にリクエストを中止します。
    • .ajaxSettings.global = falseを設定することで、すべてのAjaxリクエストをグローバルイベントから除外します。
    • $.active = 0を設定することで、アクティブなリクエスト数を0にします。
    • $(':submit').prop('disabled', false)を設定することで、ボタンの無効化を解除します。

注意:

  • $.active = 0を設定すると、jQueryの内部的なリクエストカウンターがリセットされます。
  • .ajaxSettings.global = falseを設定すると、グローバルイベント (ajaxStart, ajaxStop, ajaxComplete など) を使用できなくなります。
  • .abort()メソッドは、現在実行中のAjaxリクエストのみ中止します。複数のAjaxリクエストが同時に実行されている場合は、適切な管理が必要です。



jQueryでAjax中止する方法のコード解説

コード

// Ajaxリクエストを開始
$.ajax({
  url: 'https://api.example.com/data',
  success: function(data) {
    // 成功した場合の処理
  },
  error: function() {
    // エラーが発生した場合の処理
  }
});

// 5秒後にリクエストを中止
setTimeout(function() {
  $.ajaxSettings.global = false; // すべてのAjaxリクエストをグローバルイベントから除外
  $.active = 0; // アクティブなリクエスト数を0にする
  $(':submit').prop('disabled', false); // ボタンの無効化を解除
}, 5000);
  1. Ajaxリクエストの開始

    • successコールバック関数でリクエストが成功した場合の処理を、errorコールバック関数でエラーが発生した場合の処理を定義します。
  2. リクエストの中止

    • .ajaxSettings.global = falseを設定することで、すべてのAjaxリクエストをグローバルイベントから除外します。これにより、ajaxStart, ajaxStop, ajaxCompleteなどのグローバルイベントがトリガーされなくなります。
    • $.active = 0を設定することで、jQueryの内部的なアクティブなリクエスト数を0にします。これにより、jQueryがリクエストが完了したと認識します。
    • $(':submit').prop('disabled', false)を設定することで、ボタンの無効化を解除します。これは、リクエストが中止された場合にボタンを再びクリックできるようにするための処理です。
// Ajaxリクエストを開始
$.ajax({
  url: 'https://api.example.com/data',
  success: function(data) {
    // 成功した場合の処理
  },
  error: function() {
    // エラーが発生した場合の処理
  }
});

// 5秒後にリクエストを中止
setTimeout(function() {
  $.ajaxSettings.global = false; // すべてのAjaxリクエストをグローバルイベントから除外
  $.active = 0; // アクティブなリクエスト数を0にする
  $(':submit').prop('disabled', false); // ボタンの無効化を解除
}, 5000);



jQueryでAjax中止の代替方法

jQueryの.abort()メソッド以外にも、Ajaxリクエストを中止する方法があります。以下にその方法を解説します。

XMLHttpRequestオブジェクトを使用する

  • abort()メソッドを使用してリクエストを中止します。
  • XMLHttpRequestオブジェクトは、ブラウザが提供するネイティブのAPIで、Ajaxリクエストを直接管理できます。
var xhr = new XMLHttpRequest();
xhr.open('GET', 'https://api.example.com/data');
xhr.send();

// 5秒後にリクエストを中止
setTimeout(function() {
  xhr.abort();
}, 5000);

Promiseを使用する

  • jQueryの.ajax()メソッドはPromiseを返します。
$.ajax({
  url: 'https://api.example.com/data'
}).then(function(data) {
  // 成功した場合の処理
}).catch(function(error) {
  // エラーが発生した場合の処理
}).abort();

jQueryの.ajaxStop()イベントを使用する

  • このイベント内でリクエストを中止する処理を実装します。
  • jQueryのグローバルイベントである.ajaxStop()を使用して、すべてのAjaxリクエストが完了したときに処理を実行します。
$(document).ajaxStop(function() {
  // すべてのAjaxリクエストが完了したときの処理
  // ここでリクエストを中止する処理を実装
});

カスタムフラグを使用する

  • Ajaxリクエストを開始する前にフラグを設定し、フラグが設定されている場合はリクエストを中止します。
  • カスタムフラグを設定して、リクエストを中止するかどうかを制御します。
var abortFlag = false;

$.ajax({
  url: 'https://api.example.com/data',
  success: function(data) {
    if (!abortFlag) {
      // 成功した場合の処理
    }
  },
  error: function() {
    if (!abortFlag) {
      // エラーが発生した場合の処理
    }
  }
});

// 5秒後にリクエストを中止
setTimeout(function() {
  abortFlag = true;
}, 5000);

javascript jquery ajax



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