jQueryでdisplayプロパティを変更する

2024-08-20

jQueryでCSSのdisplayプロパティをnoneまたはblockに変更する方法

jQueryは、JavaScriptライブラリであり、DOM操作を簡素化します。その機能の一つとして、CSSのdisplayプロパティをnoneまたはblockに動的に変更することができます。

方法

jQueryのcss()メソッドを使用する

  • 指定した要素のCSSプロパティを変更します。
$(selector).css("display", "none"); // 要素を非表示にする
$(selector).css("display", "block"); // 要素を表示する
  • selectorの部分には、jQueryセレクタを使用して対象の要素を指定します。

jQueryのshow()およびhide()メソッドを使用する

  • displayプロパティを簡単に操作できます。
$(selector).show(); // 要素を表示する
$(selector).hide(); // 要素を非表示にする
  • show()メソッドは、要素を非表示にする前に保持していたdisplayプロパティを復元します。

<div id="myDiv">表示される要素</div>
$(document).ready(function(){
  $("#myDiv").hide(); // ページロード時に要素を非表示にする
  $("#button").click(function(){
    $("#myDiv").toggle(); // ボタンクリックで要素の表示/非表示を切り替える
  });
});

重要なポイント

  • toggle()メソッドは、要素の現在の表示状態に応じて、show()またはhide()を実行します。
  • show()およびhide()メソッドは、アニメーションなどの追加機能を提供する場合があります。
  • css()メソッドは、displayプロパティだけでなく、他のCSSプロパティも変更できます。

備考

  • displayプロパティには、inline, inline-block, flex, gridなど、他にも多くの値があります。
  • jQueryのバージョンによっては、show()およびhide()メソッドの動作が異なる場合があります。



jQueryでCSSのdisplayプロパティを変更するコード例

コード例1: css()メソッドを使用する

$(document).ready(function() {
  // ボタンをクリックしたときの処理
  $("#button").click(function() {
    // idが"myDiv"の要素のdisplayプロパティを"none"に変更
    $("#myDiv").css("display", "none");
  });
});
  • 説明
    • $(document).ready()は、HTMLドキュメントが完全に読み込まれた後に実行される関数です。
    • $("#button")は、idが"button"の要素を取得します。
    • .click()は、ボタンがクリックされたときに実行される関数を設定します。
    • $("#myDiv")は、idが"myDiv"の要素を取得します。
    • .css("display", "none")は、取得した要素のdisplayプロパティを"none"に変更します。
$(document).ready(function() {
  // ボタンをクリックしたときの処理
  $("#button").click(function() {
    // idが"myDiv"の要素を表示/非表示を切り替える
    $("#myDiv").toggle();
  });
});

コード例3: show()hide()を個別に使用

$(document).ready(function() {
  // ボタン1をクリックしたときの処理
  $("#button1").click(function() {
    // idが"myDiv"の要素を表示する
    $("#myDiv").show();
  });

  // ボタン2をクリックしたときの処理
  $("#button2").click(function() {
    // idが"myDiv"の要素を非表示にする
    $("#myDiv").hide();
  });
});
  • 説明
    • show()メソッドは、要素を表示します。

HTML構造の例

<div id="myDiv">表示される要素</div>
<button id="button">非表示にする</button>



JavaScriptのstyleプロパティを使用する

  • 直接要素のスタイルを変更します。
document.getElementById("myDiv").style.display = "none"; // 要素を非表示にする
document.getElementById("myDiv").style.display = "block"; // 要素を表示する

CSSのdisplayプロパティとクラスを使用する

  • CSSでクラスを定義し、JavaScriptでクラスを追加・削除します。
.hidden {
  display: none;
}
document.getElementById("myDiv").classList.add("hidden"); // 要素を非表示にする
document.getElementById("myDiv").classList.remove("hidden"); // 要素を表示する

考慮点

  • CSSクラスを使用する方法は、スタイルの管理や再利用に便利です。
  • JavaScriptのstyleプロパティは、直接スタイルを操作するため、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
  • jQueryは、DOM操作を簡略化するため、多くの場合、jQueryを使用する方がコードが読みやすくなります。

jQuery以外にも、JavaScriptの標準機能やCSSを利用して要素の表示・非表示を切り替えることができます。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、プロジェクトの要件や好みによって選択してください。

  • JavaScriptのstyleプロパティやCSSクラスを使用する場合は、ブラウザの互換性を考慮する必要があります。
  • jQueryは、クロスブラウザ対応やアニメーションなどの機能を提供しているため、多くの開発者が使用しています。

これらの方法を組み合わせることで、より柔軟な要素の表示制御を実現することができます。


// CSS
.hidden {
  display: none;
}

// JavaScript
function toggleElement(elementId) {
  const element = document.getElementById(elementId);
  if (element.classList.contains('hidden')) {
    element.classList.remove('hidden');
  } else {
    element.classList.add   ('hidden');
  }
}

jquery jquery-selectors



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