Reactで「label」要素と「input」要素を正しく関連付ける!「for」属性以外にも使える方法とは

2024-07-27

React-js で label 要素の for 属性が無視される問題とその解決策

React-js では、label 要素の for 属性が意図したように動作しない場合があります。これは、React-js が独自のラベル管理システムを使用しているためです。

原因

React-js では、label 要素と input 要素間の関連付けを id 属性ではなく、name 属性を使用して行います。そのため、for 属性で指定した idinput 要素の name が一致しない場合、label 要素と input 要素が関連付けられず、クリックしてもフォーカスが移動しません。

解決策

この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を使用できます。

  1. id 属性と name 属性を一致させる

最も簡単な解決策は、label 要素と input 要素の id 属性と name 属性を一致させることです。

<label for="myInput">名前:</label>
<input type="text" id="myInput" name="myInput" />
  1. label 要素に htmlFor 属性を使用する

React-js 16.8 以降では、htmlFor 属性を使用して label 要素と input 要素を関連付けることができます。

<label htmlFor="myInput">名前:</label>
<input type="text" id="myInput" name="myInput" />
  1. useRef フックを使用する

useRef フックを使用して、label 要素と input 要素への参照を取得し、手動で関連付けることもできます。

import React, { useRef } from 'react';

const MyComponent = () => {
  const labelRef = useRef(null);
  const inputRef = useRef(null);

  const handleLabelClick = () => {
    inputRef.current.focus();
  };

  return (
    <div>
      <label ref={labelRef} onClick={handleLabelClick}>名前:</label>
      <input type="text" ref={inputRef} />
    </div>
  );
};
  • label 要素と input 要素が同じコンポーネント内に存在する場合は、for 属性を使用する必要はありません。
  • React-js 17 以降では、aria-label 属性を使用してアクセシビリティを向上させることもできます。



<label for="myInput">名前:</label>
<input type="text" id="myId" name="myInput" />

このコードでは、label 要素の for 属性で指定した id (myInput) と input 要素の id (myId) が一致しないため、label 要素と input 要素が関連付けられません。

以下のいずれかの方法で修正できます。

<label for="myInput">名前:</label>
<input type="text" id="myInput" name="myInput" />

htmlFor 属性を使用する

<label htmlFor="myInput">名前:</label>
<input type="text" id="myInput" name="myInput" />
import React, { useRef } from 'react';

const MyComponent = () => {
  const labelRef = useRef(null);
  const inputRef = useRef(null);

  const handleLabelClick = () => {
    inputRef.current.focus();
  };

  return (
    <div>
      <label ref={labelRef} onClick={handleLabelClick}>名前:</label>
      <input type="text" ref={inputRef} />
    </div>
  );
};

上記の修正により、label 要素をクリックすると input 要素にフォーカスが移動するようになります。

  • React-js のバージョンによって、使用できる機能が異なる場合があります。



カスタムフックを使用して、label 要素と input 要素の関連付けを管理することができます。

import React, { useState, useRef } from 'react';

const useLabel = () => {
  const inputRef = useRef(null);
  const [id, setId] = useState('');

  const handleLabelClick = () => {
    setId(inputRef.current.id);
  };

  return {
    labelRef: inputRef,
    id,
    handleLabelClick,
  };
};

const MyComponent = () => {
  const { labelRef, id, handleLabelClick } = useLabel();

  return (
    <div>
      <label ref={labelRef} onClick={handleLabelClick}>名前:</label>
      <input type="text" id={id} name="myInput" />
    </div>
  );
};
import React from 'react';

const InputWithLabel = ({ labelText, ...props }) => {
  const inputRef = useRef(null);

  return (
    <label>
      {labelText}
      <input type="text" ref={inputRef} {...props} />
    </label>
  );
};

const MyComponent = () => {
  return (
    <div>
      <InputWithLabel labelText="名前:" name="myInput" />
      <InputWithLabel labelText="メールアドレス:" name="email" />
    </div>
  );
};

aria-labelledby 属性を使用する

aria-labelledby 属性を使用して、label 要素と input 要素を関連付けることができます。この方法は、視覚障害者向けのアクセシビリティを向上させるために役立ちます。

<label id="myLabel">名前:</label>
<input type="text" aria-labelledby="myLabel" name="myInput" />

注意事項

  • 使用する前に、各方法のドキュメントを参照することをお勧めします。

javascript reactjs



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