React Native スクロール位置取得 (iOS)

2024-10-05

React NativeでScrollViewの現在のスクロール位置を取得する (iOS編)

onScrollプロパティを利用する

  • イベントハンドラ内で、nativeEvent.contentOffset.xnativeEvent.contentOffset.yを使って水平および垂直方向のスクロール位置を取得できます。
  • onScrollプロパティは、ScrollViewがスクロールされたときにイベントハンドラを呼び出します。
import { ScrollView } from 'react-native';

function MyScrollView() {
  const handleScroll = (event) => {
    const x = event.nativeEvent.contentOffset.x;
    const y = event.nativeEvent.contentOffset.y;
    console.log(`Scroll position: x=${x}, y=${y}`);
  };

  return (
    <ScrollView onScroll={handleScroll}>
      {/* Your content here */}
    </ScrollView>
  );
}

useRefフックとmeasureLayoutメソッドを使う

  • useRefフックでScrollViewの参照を取得し、measureLayoutメソッドを使ってレイアウト情報とスクロール位置を取得できます。
import { useRef, useEffect } from 'react';
import { ScrollView, findNodeHandle } from 'react-native';

function MyScrollView() {
  const scrollViewRef = useRef(null);

  useEffect(() => {
    const nodeHandle = findNodeHandle(scrollViewRef.current);
    if (nodeHandle) {
      scrollViewRef.current.measureLayout((x, y, width, height) => {
        const scrollX = scrollViewRef.current.contentOffset.x;
        const scrollY = scrollViewRef.current.contentOffset.y;
        console.log(`Scroll position: x=${scrollX}, y=${scrollY}`);
      });
    }
  }, []);

  return (
    <ScrollView ref={scrollViewRef}>
      {/* Your content here */}
    </ScrollView>
  );
}

注意

  • iOSでは、measureLayoutメソッドはメインスレッドで実行されるため、頻繁な呼び出しはパフォーマンスに影響を与える可能性があります。必要に応じて、requestAnimationFrameを使って最適化してください。
  • onScrollプロパティは、スクロールが停止したときにのみイベントをトリガーします。リアルタイムのスクロール位置が必要な場合は、useRefフックとmeasureLayoutメソッドを使う方法が適しています。



import { ScrollView } from 'react-native';

function MyScrollView() {
  const handleScroll = (event) => {
    const x = event.nativeEvent.contentOffset.x;
    const y = event.nativeEvent.contentOffset.y;
    console.log(`Scroll position: x=${x}, y=${y}`);
  };

  return (
    <ScrollView onScroll={handleScroll}>
      {/* Your content here */}
    </ScrollView>
  );
}
import { useRef, useEffect } from 'react';
import { ScrollView, findNodeHandle } from 'react-native';

function MyScrollView() {
  const scrollViewRef = useRef(null);

  useEffect(() => {
    const nodeHandle = findNodeHandle(scrollViewRef.current);
    if (nodeHandle) {
      scrollViewRef.current.measureLayout((x, y, width, height) => {
        const scrollX = scrollViewRef.current.contentOffset.x;
        const scrollY = scrollViewRef.current.contentOffset.y;
        console.log(`Scroll position: x=${scrollX}, y=${scrollY}`);
      });
    }
  }, []);

  return (
    <ScrollView ref={scrollViewRef}>
      {/* Your content here */}
    </ScrollView>
  );
}



Animated APIを利用する

  • Animated.Valueを使ってスクロール位置を管理し、Animated.eventを使ってスクロールイベントを処理できます。
  • Animated APIは、アニメーションやインタラクションを管理するための強力なツールです。
import { Animated, ScrollView } from 'react-native';

function MyScrollView() {
  const scrollY = new Animated.Value(0);

  const handleScroll = Animated.event(
    [{ nativeEvent: { contentOffset: { y: scrollY } } }],
    { useNativeDriver: true }
  );

  return (
    <Animated.ScrollView
      onScroll={handleScroll}
      scrollEventThrottle={16}
    >
      {/* Your content here */}
    </Animated.ScrollView>
  );
}
  • scrollEventThrottleプロパティは、スクロールイベントの発生頻度を制限し、パフォーマンスを最適化します。
  • Animated.eventuseNativeDriverプロパティをtrueに設定することで、アニメーション処理をネイティブ側で行い、パフォーマンスを向上させることができます。

カスタムフックを使用する

  • カスタムフックを作成して、スクロール位置の管理と取得をカプセル化できます。
import { useRef, useEffect, useState } from 'react';
import { ScrollView, findNodeHandle } from 'react-native';

function useScrollPosition(scrollViewRef) {
  const [scrollPosition, setScrollPosition] = useState({ x: 0, y: 0 });

  useEffect(() => {
    const nodeHandle = findNodeHandle(scrollViewRef.current);
    if (nodeHandle) {
      scrollViewRef.current.measureLayout((x, y, width, height) => {
        setScrollPosition({ x: scrollViewRef.current.contentOffset.x, y: scrollViewRef.current.contentOffset.y });
      });
    }
  }, []);

  return scrollPosition;
}

function MyScrollView() {
  const scrollViewRef = useRef(null);
  const scrollPosition = useScrollPosition(scrollViewRef);

  return (
    <ScrollView ref={scrollViewRef}>
      {/* Your content here */}
      <Text>Scroll position: x={scrollPosition.x}, y={scrollPosition.y}</Text>
    </ScrollView>
  );
}

ios reactjs react-native



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