React.jsでスクロール時にコンポーネントのスタイルを更新する方法

2024-04-02

React.jsでコンポーネントのスタイルをスクロール時に更新する方法

onScroll イベントは、要素がスクロールされたときに発生します。このイベントを使用して、コンポーネントのスタイルをスクロール位置に基づいて更新することができます。

const MyComponent = () => {
  const [scrollPosition, setScrollPosition] = useState(0);

  const handleScroll = (e) => {
    setScrollPosition(e.target.scrollTop);
  };

  const styles = {
    backgroundColor: scrollPosition > 100 ? 'red' : 'blue',
  };

  return (
    <div onScroll={handleScroll} style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};

この例では、useState Hookを使用して、現在のスクロール位置を保持する scrollPosition という状態変数を定義しています。onScroll イベントハンドラーは、スクロール位置が更新されるたびに呼び出され、scrollPosition 状態変数を更新します。

styles オブジェクトは、コンポーネントのスタイルを定義します。backgroundColor プロパティは、scrollPosition 状態変数の値に基づいて red または blue に設定されます。

useRef Hookは、コンポーネント間で値を共有するために使用できます。このHookを使用して、前回のスクロール位置を追跡し、コンポーネントのスタイルを更新するかどうかを判断することができます。

const MyComponent = () => {
  const scrollRef = useRef(0);

  const handleScroll = (e) => {
    const currentScrollPosition = e.target.scrollTop;
    const previousScrollPosition = scrollRef.current;

    if (currentScrollPosition > previousScrollPosition) {
      // スクロールダウン
    } else if (currentScrollPosition < previousScrollPosition) {
      // スクロールアップ
    }

    scrollRef.current = currentScrollPosition;
  };

  const styles = {
    backgroundColor: currentScrollPosition > 100 ? 'red' : 'blue',
  };

  return (
    <div onScroll={handleScroll} style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};

この例では、useRef Hookを使用して、scrollRef という変数を定義しています。この変数は、前回のスクロール位置を保持するために使用されます。

onScroll イベントハンドラーは、スクロール位置が更新されるたびに呼び出され、現在のスクロール位置と前回のスクロール位置を比較します。

Intersection Observer APIは、要素がブラウザのビューポートに入ったり出たりしたときにイベントを発生させるAPIです。このAPIを使用して、コンポーネントが画面に表示されているかどうかを検知し、スタイルを更新することができます。

const MyComponent = () => {
  const [isIntersecting, setIsIntersecting] = useState(false);

  const observer = new IntersectionObserver((entries) => {
    entries.forEach((entry) => {
      setIsIntersecting(entry.isIntersecting);
    });
  });

  useEffect(() => {
    observer.observe(ref.current);

    return () => {
      observer.unobserve(ref.current);
    };
  }, []);

  const styles = {
    backgroundColor: isIntersecting ? 'red' : 'blue',
  };

  const ref = useRef(null);

  return (
    <div ref={ref} style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};

この例では、Intersection Observer APIを使用して、observer という変数を定義しています。この変数は、コンポーネントが画面に表示されているかどうかを監視するために使用されます。

useEffect Hookは、コンポーネントがマウントされたときに呼び出され、observer オブザーバーをコンポーネントの要素に接続します。コンポーネントがアンマウントされるときは、observer オブザーバーが切断されます。

isIntersecting 状態変数は、コンポーネントが画面に表示されているかどうかを示します。styles オブジェクトは、isIntersecting 状態変数の値に基づいてコンポーネントのスタイルを




const MyComponent = () => {
  const [scrollPosition, setScrollPosition] = useState(0);

  const handleScroll = (e) => {
    setScrollPosition(e.target.scrollTop);
  };

  const styles = {
    backgroundColor: scrollPosition > 100 ? 'red' : 'blue',
  };

  return (
    <div onScroll={handleScroll} style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};

このコードをコードエディタに貼り付けて実行すると、ブラウザにスクロール可能なコンポーネントが表示されます。コンポーネントをスクロールすると、backgroundColor プロパティが redblue の間で切り替わります。

補足

上記のサンプルコードは基本的な例です。実際のユースケースでは、より複雑なロジックが必要になる場合があります。例えば、スクロール方向に応じてスタイルを切り替えたり、複数の要素のスタイルを連動させたりするなど、さまざまなバリエーションが考えられます。

これらの要件を満たすためには、上記のサンプルコードをベースに、必要に応じてロジックを追加していく必要があります。




React.jsでコンポーネントのスタイルをスクロール時に更新するその他の方法

以下に、いくつかの例とそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。

useScroll Hookは、react-scroll ライブラリなどのサードパーティライブラリによって提供されます。このHookを使用すると、現在のスクロール位置やスクロール方向などの情報を簡単に取得することができます。

const MyComponent = () => {
  const { scrollY, scrollDirection } = useScroll();

  const styles = {
    backgroundColor: scrollY > 100 ? 'red' : 'blue',
  };

  return (
    <div style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};

メリット:

  • コードが簡潔になる
  • スクロール方向などの情報も簡単に取得できる
  • サードパーティライブラリが必要

アニメーションライブラリを使う

react-spring などのアニメーションライブラリを使用すると、スクロールに合わせてコンポーネントのスタイルを滑らかに変化させることができます。

const MyComponent = () => {
  const scrollY = useSpring({
    to: scrollY,
    config: {
      mass: 1,
      tension: 120,
      friction: 40,
    },
  });

  const styles = {
    backgroundColor: scrollY.to.interpolate((value) => `rgb(${value}, 0, 0)`),
  };

  return (
    <div style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};
  • 滑らかなアニメーションを実現できる
  • アニメーションライブラリの知識が必要

カスタムロジックを実装する

上記の方法以外にも、独自のロジックを実装してコンポーネントのスタイルをスクロール時に更新することができます。

const MyComponent = () => {
  const [scrollPosition, setScrollPosition] = useState(0);

  useEffect(() => {
    const handleScroll = (e) => {
      setScrollPosition(e.target.scrollTop);
    };

    window.addEventListener('scroll', handleScroll);

    return () => {
      window.removeEventListener('scroll', handleScroll);
    };
  }, []);

  const styles = {
    backgroundColor: scrollPosition > 100 ? 'red' : 'blue',
  };

  return (
    <div style={styles}>
      <h1>My Component</h1>
    </div>
  );
};
  • 柔軟性が高い
  • コード量が

javascript reactjs


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