JavaScriptのビックリマークと関数

2024-10-08

JavaScriptにおけるビックリマークと関数の関係

JavaScriptでは、関数の前にビックリマーク(!)を使用すると、その関数を否定的に演算します。つまり、関数がtrueを返す場合、!をつけるとfalseを返し、falseを返す場合はtrueを返します。

function isEven(num) {
  return num % 2 === 0;
}

// isEven(4) は true を返します
console.log(isEven(4)); // Output: true

// !isEven(4) は false を返します
console.log(!isEven(4)); // Output: false

具体的な用途

  • 関数の返り値の否定
    function isNotEven(num) {
      return !isEven(num);
    }
    
  • 論理演算での使用
    const result = isEven(4) && !isEven(5); // true && true = true
    
  • 条件文での使用
    if (!isEven(num)) {
      // num が奇数のとき
    }
    

注意点

  • ビックリマークは、関数の返り値を否定するだけで、関数の動作自体を変更しません。
  • ビックリマークは、関数の前に直接使用します。関数呼び出しの後に使用すると、エラーが発生します。



function isAdult(age) {
  return age >= 18;
}

const personAge = 17;

if (!isAdult(personAge)) {
  console.log("未成年です。");
} else {
  console.log("成年です。");
}

この例では、isAdult関数は年齢が18以上かどうかを判定します。!isAdult(personAge)は、personAgeが未成年の場合にtrueを返します。そのため、条件文は「未成年です。」というメッセージを出力します。

例2: 論理演算での使用

function isEven(num) {
  return num % 2 === 0;
}

const num1 = 4;
const num2 = 5;

if (isEven(num1) && !isEven(num2)) {
  console.log("num1は偶数、num2は奇数です。");
}

この例では、isEven関数は数が偶数かどうかを判定します。!isEven(num2)は、num2が奇数の場合にtrueを返します。そのため、条件文は「num1は偶数、num2は奇数です。」というメッセージを出力します。

例3: 関数の返り値の否定

function isNotEven(num) {
  return !isEven(num);
}

const num = 3;

if (isNotEven(num)) {
  console.log("numは奇数です。");
}

この例では、isNotEven関数はisEven関数の返り値を否定します。そのため、numが奇数の場合はtrueを返し、条件文は「numは奇数です。」というメッセージを出力します。




論理演算子 && と ||

  • || (論理和)
    両方のオペランドが偽(false)の場合にのみ偽を返します。

これらの演算子を使用して、関数の返り値を否定的に演算することができます。


function isEven(num) {
  return num % 2 === 0;
}

// ビックリマークを使用
if (!isEven(3)) {
  console.log("奇数です。");
}

// 論理演算子を使用
if (isEven(3) === false) {
  console.log("奇数です。");
}

三項演算子

三項演算子は、条件式に基づいて二つの値のどちらかを返す演算子です。

function isEven(num) {
  return num % 2 === 0;
}

// ビックリマークを使用
const result = !isEven(3) ? "奇数です。" : "偶数です。";
console.log(result);

// 三項演算子を使用
const result2 = isEven(3) ? "偶数です。" : "奇数です。";
console.log(result2);

カスタム関数

function isEven(num) {
  return num % 2 === 0;
}

function isNotEven(num) {
  return !isEven(num);
}

if (isNotEven(3)) {
  console.log("奇数です。");
}

javascript function



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