ReactJSコンポーネントの名前を分かりやすく付けるための4つのポイント

2024-07-27

ReactJSコンポーネント名の命名規則:大文字始まり

なぜ大文字なのか?

ReactJSは、コンポーネントとHTML要素を区別するために、JSXと呼ばれる構文を使用します。JSXでは、HTML要素と同じようにコンポーネントを記述することができます。

<div>
  <h1>Hello World!</h1>
</div>

上記のコードは、div要素とh1要素を含むHTMLコードです。

JSXでは、コンポーネントを以下の2つの方法で記述することができます。

  1. カスタムHTML要素のように記述する
  2. 大文字で始まる名前のコンポーネントとして記述する
// カスタムHTML要素のように記述する
<MyComponent />

// 大文字で始まる名前のコンポーネントとして記述する
<MyComponent />

上記のコードでは、MyComponentという名前のコンポーネントを2つの方法で記述しています。

1つ目は、カスタムHTML要素のように記述する方法です。この方法は、コンポーネントがHTML要素のように見える場合に便利です。

2つ目は、大文字で始まる名前のコンポーネントとして記述する方法です。この方法は、コンポーネントがHTML要素とは異なる機能を持つ場合に便利です。

大文字始まり命名規則のメリット

大文字始まり命名規則には、以下のメリットがあります。

  • コードの保守性が向上する
  • コードの読みやすさが向上する
  • コンポーネントとHTML要素を区別しやすい

例外

  • サードパーティ製のコンポーネント
  • SVGコンポーネント

SVGコンポーネントは、svg要素の子要素として記述する必要があります。そのため、大文字始まり命名規則は適用されません。

サードパーティ製のコンポーネントは、独自の命名規則を使用している場合があります。そのため、コンポーネントのドキュメントを確認する必要があります。




// 正しい例
const MyComponent = () => {
  return <h1>Hello World!</h1>;
};

// 正しい例
const AnotherComponent = () => {
  return <div>This is another component.</div>;
};
// SVGコンポーネント
const SvgComponent = () => {
  return <svg><path d="M0 0 L100 100"/></svg>;
};

// サードパーティ製コンポーネント
const ThirdPartyComponent = () => {
  return <MyThirdPartyComponent />;
};
  • コンポーネントの名前は、一意である必要があります。
  • コンポーネントの名前は、そのコンポーネントの機能を表すようにしましょう。
  • コンポーネントの名前は、できるだけ短く分かりやすくつけるようにしましょう。



パスカルケース

パスカルケースは、すべての単語の最初の文字を大文字にする命名規則です。

const MyComponent = () => {
  return <h1>Hello World!</h1>;
};

const AnotherComponent = () => {
  return <div>This is another component.</div>;
};

キャメルケース

キャメルケースは、最初の単語のみ大文字にし、それ以降の単語は小文字にする命名規則です。

const myComponent = () => {
  return <h1>Hello World!</h1>;
};

const anotherComponent = () => {
  return <div>This is another component.</div>;
};

kebab-case

kebab-caseは、すべての単語を小文字にし、単語間にハイフン(-)を挿入する命名規則です。

const my-component = () => {
  return <h1>Hello World!</h1>;
};

const another-component = () => {
  return <div>This is another component.</div>;
};

どの方法を選ぶべきか?

どの方法を選ぶべきかは、チームの習慣や好みによって異なります。

一般的には、大文字始まり命名規則またはパスカルケースを使用するのがおすすめです。これらの命名規則は、コードの読みやすさが向上し、コードの保守性が向上します。

上記の命名規則以外にも、以下のような命名規則があります。

  • BEM naming convention
  • Hungarian notation

これらの命名規則は、より複雑なコンポーネントツリーを持つプロジェクトで役立つ場合があります。


javascript reactjs



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