React Router ページ戻る機能解説

2024-09-10

React Router でページ戻る機能を実装する方法

React Router の history オブジェクト

React Router は、アプリケーションのナビゲーションを管理するための history オブジェクトを提供します。このオブジェクトには、ページの前進や後退などの操作を行うためのメソッドが含まれています。

goBack() メソッドの使用

ページに戻るには、history オブジェクトの goBack() メソッドを使用します。このメソッドは、ブラウザの履歴を一つ戻し、前のページに遷移します。


import { useHistory } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const history = useHistory();

  const handleGoBack = () => {
    history.goBack();
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={handleGoBack}>Go Back</button>
    </div>
  );
}

history オブジェクトの構成

React Router はデフォルトでブラウザの履歴を使用しますが、必要に応じてカスタマイズすることもできます。例えば、特定の条件下でのみ履歴を管理したり、履歴の保存方法を変更したりすることができます。

詳細な構成については、React Router のドキュメントを参照してください

注意点

  • goBack() メソッドは、ユーザーが直接ブラウザの戻るボタンを押したときと同じ効果があります。
  • goBack() メソッドは、ブラウザの履歴が空の場合には動作しません。



history オブジェクトのインポート

import { useHistory } from 'react-router-dom';
function MyComponent() {
  const history = useHistory();

  const handleGoBack = () => {
    history.goBack();
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={handleGoBack}>Go Back</button>
    </div>
  );
}

history オブジェクトのカスタマイズ(例:メモリ履歴)

import { createBrowserHistory } from 'history';

const history = createBrowserHistory();

// ...
history.push('/path'); // ページに遷移
history.replace('/path'); // ページを置き換える
history.go(-2); // 2ページ前に戻る
  • ユーザーが直接ブラウザの戻るボタンを押したときと同じ効果があります。
  • 履歴が空の場合には動作しません。
  • ブラウザの履歴を一つ戻し、前のページに遷移します。
  • メモリ履歴を使用したり、特定の条件下でのみ履歴を管理したりすることができます。
  • createBrowserHistory() を使用して、ブラウザの履歴をカスタマイズできます。

他のメソッド

  • go():指定したページに移動します。
  • replace():ページを置き換えます。
  • push():ページに遷移します。



Link コンポーネントの to プロパティを使用

  • クリックすると、指定されたページに遷移します。
  • Link コンポーネントの to プロパティに、戻る先のページのパスを指定します。
import { Link } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  return (
    <div>
      <Link to="/">Go Back</Link>
    </div>
  );
}

ブラウザの履歴 API を直接使用

  • ブラウザの history オブジェクトを直接操作して、ページを戻ることができます。
function MyComponent() {
  const handleGoBack = () => {
    window.history.back();
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={handleGoBack}>Go Back</button>
    </div>
  );
}

カスタムフックを使用

  • useHistory などのカスタムフックを作成して、ページ戻る機能を抽象化することができます。
import { useHistory } from 'react-router-dom';

function useGoBack() {
  const history = useHistory();

  const goBack = () => {
    history.goBack();
  };

  return g   oBack;
}

function MyComponent() {
  const goBack = useGoBack();

  return (
    <div>
      <button onClick={goBack}>Go Back</button>
    </div>
  );
}

Redux や Context API を利用

  • アプリケーションの状態管理に Redux や Context API を使用している場合は、それらの仕組みを利用してページ戻る機能を実装することもできます。

javascript reactjs react-router



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