【React】"Warning: Unknown DOM property class. Did you mean className?" エラーを回避する方法

2024-04-12

"Warning: Unknown DOM property class. Did you mean className ?" のエラーについて

このエラーは、ReactアプリケーションでHTML要素にclass属性を指定しようとした際に発生します。Reactでは、HTML要素のクラス属性を参照するためにclassNameというプロパティを使用する必要があります。

原因

JavaScriptでは、classというキーワードはクラスを定義するために使用されます。そのため、HTML要素のクラス属性を参照するためにclassという属性名を使用すると、JavaScriptのクラスと混同されてしまい、エラーが発生します。

解決策

このエラーを解決するには、HTML要素のクラス属性を参照するためにclassNameというプロパティを使用する必要があります。

//  エラーが発生するコード
<div class="my-class">...</div>

//  正しいコード
<div className="my-class">...</div>

補足

Reactでは、JSXと呼ばれる構文を使用してHTML要素を記述することができます。JSXでは、HTML要素の属性をJavaScriptオブジェクトとして記述することができます。

// JSXを使ったコード
<div className="my-class">...</div>



エラーが発生するコード

import React from 'react';

function App() {
  return (
    <div class="my-class">
      <h1>Hello, world!</h1>
    </div>
  );
}

export default App;

修正コード

import React from 'react';

function App() {
  return (
    <div className="my-class">
      <h1>Hello, world!</h1>
    </div>
  );
}

export default App;

説明

修正コードでは、classNameというプロパティを使用してHTML要素のクラス属性を指定しています。

実行結果

修正コードを実行すると、以下のHTMLが生成されます。

<div class="my-class">
  <h1>Hello, world!</h1>
</div>

この例では、my-classというクラス名がCSSファイルで定義されていることを前提としています。CSSファイルでmy-classというクラス名が定義されていない場合は、HTML要素にスタイルが適用されません。

  • React公式ドキュメントには、HTML要素の属性に関する詳細情報が記載されています。



"Warning: Unknown DOM property class. Did you mean className?" のエラーを回避するその他の方法

spread演算子を使用すると、オブジェクトのプロパティを展開して別のオブジェクトにコピーすることができます。この方法を利用して、HTML要素の属性オブジェクトにclassNameプロパティを追加することができます。

import React from 'react';

function App() {
  const props = {
    class: 'my-class' // エラーが発生する
  };

  return (
    <div {...props}>
      <h1>Hello, world!</h1>
    </div>
  );
}

export default App;

上記のコードを修正すると、以下のようになります。

import React from 'react';

function App() {
  const props = {
    class: 'my-class' // エラーが発生する
  };

  return (
    <div {...props} className="my-class">
      <h1>Hello, world!</h1>
    </div>
  );
}

export default App;

修正後のコードでは、spread演算子を使用してpropsオブジェクトのプロパティを展開し、div要素にclassName="my-class"という属性を追加しています。

動的に生成されたクラス名を使用する

条件によってクラス名が変化するような場合、動的に生成されたクラス名を使用することができます。

import React from 'react';

function App() {
  const isError = true;
  const className = isError ? 'error' : '';

  return (
    <div className={className}>
      <h1>Hello, world!</h1>
    </div>
  );
}

export default App;

上記のコードでは、isErrorという変数を使用して条件分岐を行い、className変数に動的に生成されたクラス名を代入しています。

スタイルコンポーネントを使用する

styled-componentsなどのスタイルコンポーネントライブラリを使用すると、CSSをコンポーネントとして定義することができます。スタイルコンポーネントを使用すると、HTML要素に直接クラス名を指定する代わりに、コンポーネントを使用してスタイルを適用することができます。

import styled from 'styled-components';

const MyDiv = styled.div`
  .my-class {
    color: red;
  }
`;

function App() {
  return (
    <MyDiv className="my-class">
      <h1>Hello, world!</h1>
    </MyDiv>
  );
}

export default App;

上記のコードでは、styled-componentsを使用してMyDivというコンポーネントを定義しています。MyDivコンポーネントは、内部で.my-classというCSSクラスを定義しています。

注意点

上記の方法を使用する場合は、状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。また、各方法にはそれぞれ利点と欠点があることを理解した上で使用する必要があります。


javascript reactjs


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