ReactでJSONを読み込む方法

2024-09-27

React.jsでローカルファイルからJSONデータを読み込む

前提

  • JSONファイルがローカルに保存されている。
  • React.jsアプリケーションが構築済みである。

方法

  1. ファイルパスを設定

    • JSONファイルの相対パスまたは絶対パスを指定する。
    • 例: ./data.json
  2. fetch APIを使用

    • fetch APIを使用して、ローカルファイルからJSONデータをフェッチする。
    • fetch APIは、非同期操作であり、Promiseを返す。
    • 例:
    fetch('./data.json')
      .then(response => response.json())
      .then(data => {
        // JSONデータを受け取った後の処理
        console.log(data);
        // データをReactコンポーネントに表示するなど
      })
      .catch(error => {
        console.error('Error:', error);
      });
    

コード解説

  • .catch(error => { /* エラー処理 */ }): フェッチが失敗した場合のエラー処理を実行する。
  • .then(data => { /* 処理 */ }): JSONデータを受け取った後の処理を実行する。
  • .then(response => response.json()): フェッチが成功した場合、response.json()メソッドを使用して、JSONデータをパースする。
  • fetch('./data.json'): JSONファイルのパスを指定して、フェッチリクエストを送信する。

注意

  • ローカルファイルを読み込むには、開発サーバーを使用するか、ファイルシステムAPIを使用する必要がある。
  • ブラウザのセキュリティ制限により、ローカルファイルから直接フェッチすることはできない。

開発サーバーを使用

  • 開発サーバーを使用することで、ローカルファイルから直接フェッチできる。
  • create-react-appなどで作成したプロジェクトでは、デフォルトで開発サーバーが提供される。

ファイルシステムAPIを使用

  • ただし、ファイルシステムAPIはブラウザのサポート状況に注意が必要である。
  • より複雑なファイル操作が必要な場合は、ブラウザのファイルシステムAPIを使用できる。

Reactコンポーネントへの表示

  • 例えば、useStateフックを使用して、JSONデータを状態に管理し、コンポーネントのレンダリング時に表示する。
  • JSONデータを受け取った後は、Reactコンポーネントに表示する。
  • ブラウザのセキュリティ制限により、直接フェッチできない場合は、開発サーバーを使用するか、ファイルシステムAPIを使用する。
  • React.jsでローカルファイルからJSONデータを読み込むには、fetch APIを使用する。



ReactでJSONを読み込む方法

例1: fetch APIを使用

import React, { useState, useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const [data, setData] = useState(null);

  useEffect(() => {
    const fetchData = asyn   c () => {
      try {
        const response = await fetch('./data.json');
        const jsonData = await response.json();
        setData(jsonData);
      } catch (error) {
        console.error('E   rror:', error);
      }
    };

    fetchData();
  }, []);

  return (
    <div>
      {data ? (
        <ul>
          {data.items.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      ) : (
        <p>Loading...</p>
      )}
    </div>
  );
}

export default MyComponent;

解説

  • コンポーネントのレンダリング時に、状態の値に基づいてJSONデータを表示する。
  • JSONデータをパースして、状態に設定する。
  • awaitキーワードを使用して、非同期処理を同期的に扱う。
  • useEffectフックを使用して、コンポーネントがマウントされたときに非同期処理を実行する。
  • useStateフックを使用して、JSONデータを状態に管理する。

例2: Axiosを使用

import React, { useState, useEffect } from 'react';
import axios from 'axios';

function MyComponent() {
  const [data, setData] = useState(null);

  useEff   ect(() => {
    const fetchData = async () => {
      try {
        const response = await axios.get('./data.json');
        setData(response.data);
      } catch (error) {
        cons   ole.error('Error:', error);
      }
    };

    fetchData();
  }, []);

  return (
    <div>
      {data ? (
        <ul>
          {data.items.map(item => (
            <li key={item.id}>{item.name}</li>
          ))}
        </ul>
      ) : (
        <p>Loading...</p>
      )}
    </div>
  );
}

export default MyComponent;
  • それ以外の部分は、例1と同様である。
  • Axiosライブラリを使用して、HTTPリクエストを簡潔に扱う。
  • エラー処理を適切に行う。
  • JSONデータの構造に応じて、表示方法を適切に調整する。
  • ローカルファイルから直接フェッチする場合、ブラウザのセキュリティ制限により、開発サーバーを使用するか、ファイルシステムAPIを使用する必要がある。



  • より複雑なファイル操作が必要な場合に適している。
  • ブラウザのファイルシステムAPIを使用して、ローカルファイルを読み込む。
import React, { useState, useEffect } from 'react';

function MyComponent() {
  const [data, setData] = useState(null);

  useEffect(() => {
    const fileReader = new FileReader();

    fileReader.onload = (event) => {
      const jsonData = JSON.parse(event.target.result);
      setData(jsonData);
    };

    fileReader.readAsText('./data.json');
  }, []);

  // ...
}

カスタムフックを使用

  • JSONデータの読み込みを再利用可能なカスタムフックとして実装する。
import React, { useState, useEffect } from 'react';

function useFetchJson(filePath) {
  const [data, setData] = useState(null);

  useEffect(() => {
    const fetchData = async () => {
      try {
        const response = await fetch(filePath);
        const jsonData = await response.json();
        setData(jsonData);
      } catch (error) {
           console.error('Error:', error);
      }
    };

    fetchData();
  }, [filePath]);

  return data;
}

function MyComponent() {
  const data = useFetchJson('./data.json');

  // ...
}

ReduxまたはContext APIを使用

  • アプリケーション全体でJSONデータにアクセスする必要がある場合に適している。
  • JSONデータをグローバルな状態管理ツールであるReduxまたはContext APIを使用して管理する。

Third-partyライブラリを使用

  • より高度な機能やパフォーマンス最適化が必要な場合に有用である。
  • react-queryswrなどのサードパーティライブラリを使用して、データフェッチとキャッシュを管理する。

選択基準

  • パフォーマンス
    高いパフォーマンスが求められる場合は、サードパーティライブラリが優れている。
  • 再利用性
    複数のコンポーネントでJSONデータを使用する場合は、カスタムフックやRedux/Context APIが便利である。
  • 複雑度
    シンプルな読み込みであれば、fetch APIやカスタムフックが適している。

javascript ajax json



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