画像リサイズ JavaScript 解説

2024-09-25

JavaScriptで画像をアスペクト比を保ったままリサイズする方法

アスペクト比の維持とは、画像の縦横比を一定に保つことです。これにより、画像が歪んで表示されるのを防ぎます。

JavaScriptでの実装

DOM操作による直接的なリサイズ

function resizeImage(imgElement, maxWidth, maxHeight) {
  const width = imgElement.naturalWidth;
  const height = imgElement.naturalHeight;

  if (width > maxWidth || height > maxHeight) {
    const ratio = Math.min(maxWidth / width, maxHeight / height);
    imgElement.style.width = `${width * ratio}px`;
    imgElement.style.height = `${height * ratio}px`;
  }
}

この関数は、指定された画像要素を、最大幅と最大高を超えない範囲でリサイズします。

jQueryの使用

function resizeImage(imgElement, maxWidth, maxHeight) {
  $(imgElement).load(function() {
    const width = $(this).width();
    const height = $(this).height();

    if (width > maxWidth || height > maxHeight) {
      const ratio = Math.min(maxWidth / width, maxHeight / height);
      $(this).width(width * ratio);
      $(this).height(height * ratio);
    }
  });
}

この関数は、jQueryを使用して、画像のロード後にリサイズします。

使用例

<img src="image.jpg" id="myImage">
const imgElement = document.getElementById('myImage');
resizeImage(imgElement, 300, 200); // 最大幅300px、最大高200pxにリサイズ

重要なポイント

  • **$(this).load()**は、画像のロードが完了した後に実行されるjQueryのイベントです。
  • style.widthstyle.heightを使用して、画像のサイズを設定します。
  • ratioは、画像の幅と高さを適切に縮小するための比率です。
  • naturalWidthnaturalHeightは、画像の実際のサイズを取得するために使用します。



画像リサイズ JavaScript 解説

function resizeImage(imgElement, maxWidth, maxHeight) {
  const width = imgElement.naturalWidth;
  const height = imgElement.naturalHeight;

  if (width > maxWidth || height > maxHeight) {
    const ratio = Math.min(maxWidth / width, maxHeight / height);
    imgElement.style.width = `${width * ratio}px`;
    imgElement.style.height = `${height * ratio}px`;
  }
}

解説

  • resizeImage関数: 画像要素、最大幅、最大高を受け取り、リサイズを行います。
function resizeImage(imgElement, maxWidth, maxHeight) {
  $(imgElement).load(function() {
    const width = $(this).width();
    const height = $(this).height();

    if (width > maxWidth || height > maxHeight) {
      const ratio = Math.min(maxWidth / width, maxHeight / height);
      $(this).width(width * ratio);
      $(this).height(height * ratio);
    }
  });
}
  • それ以降の処理は、DOM操作によるリサイズと同様です。
  • $(this).width()$(this).height(): 画像の現在のサイズを取得します。
<img src="image.jpg" id="myImage">
const imgElement = document.getElementById('myImage');
resizeImage(imgElement, 300, 200); // 最大幅300px、最大高200pxにリサイズ



CSSによるリサイズ

CSSのobject-fitプロパティを使用することで、画像をコンテナ内にフィットさせることができます。

.image-container {
  width: 300px;
  height: 200px;
}

.image-container img {
  object-fit: cover; /* 画像をコンテナ内に収まるように拡大 */
  width: 100%;
  height: 100%;
}

この方法では、画像がコンテナ内に収まるように拡大または縮小され、アスペクト比が維持されます。

Canvas APIによるリサイズ

Canvas APIを使用すると、画像をプログラム的にリサイズすることができます。

function resizeImage(imgElement, maxWidth, maxHeight) {
  const canvas = document.createElement('canvas');
  const ctx = canvas.getContext('2d');

  const width = imgElement.naturalWidth;
  const height = imgElement.naturalHeight;

  const ratio = Math.min(maxWidth / width, maxHeight / height);
  canvas.width = width * ratio;
  canvas.height = height * ratio;

  ctx.drawImage(imgElement, 0, 0, width, height, 0, 0, canvas.width, canvas.height);

  return canvas.toDataURL();
}

この関数は、画像をCanvasに描画し、リサイズされた画像のデータURLを返します。

他のライブラリ

多くのJavaScriptライブラリが画像処理機能を提供しています。例えば、ImageMagickやGraphicsMagickのJavaScriptラッパーを使用することで、画像をリサイズすることができます。

注意

  • ライブラリを使用する場合は、ライブラリのドキュメンテーションを参照してください。
  • Canvas APIは、画像の品質が低下する可能性があります。
  • object-fitプロパティは、ブラウザのサポート状況に注意が必要です。

javascript jquery image



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