画像リサイズを簡単にする!JavaScriptとjQueryで縦横比維持

2024-06-28

JavaScriptとjQueryで画像を縦横比維持リサイズする方法

ここでは、JavaScriptとjQueryを使用して画像を縦横比維持リサイズする方法を2つご紹介します。

Canvas要素を使用する

メリット:

  • 軽量でシンプルな方法
  • ライブラリの追加インストールが不要
  • 古いブラウザではサポートされていない可能性がある

コード例:

function resizeImage(img, maxWidth, maxHeight) {
  const canvas = document.createElement('canvas');
  const ctx = canvas.getContext('2d');

  canvas.width = maxWidth;
  canvas.height = maxHeight;

  // 画像の描画
  ctx.drawImage(img, 0, 0, img.width, img.height);

  // リサイズ後の画像データを取得
  const dataURL = canvas.toDataURL('image/jpeg');

  // リサイズ後の画像を表示
  const resizedImage = document.createElement('img');
  resizedImage.src = dataURL;
  document.body.appendChild(resizedImage);
}

使い方:

const img = document.getElementById('myImage');
resizeImage(img, 200, 150);

jQueryライブラリを使用する

  • Canvas操作を簡単に記述できる
  • 多くのブラウザで動作する
$(function() {
  $('#myImage').on('load', function() {
    const img = $(this);
    const maxWidth = 200;
    const maxHeight = 150;

    // リサイズ処理
    if (img.width() > maxWidth) {
      const ratio = maxWidth / img.width();
      img.width(maxWidth);
      img.height(img.height() * ratio);
    } else if (img.height() > maxHeight) {
      const ratio = maxHeight / img.height();
      img.height(maxHeight);
      img.width(img.width() * ratio);
    }
  });
});
<img id="myImage" src="image.jpg">
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js"></script>
<script src="resize.js"></script> ```

## その他

上記の方法はあくまでも例であり、状況に合わせて様々な方法で実装できます。

例えば、より高画質でリサイズしたい場合は、`toDataURL`ではなく`canvas.getContext('2d').getImageData()`を使用して画像データを直接操作する方法もあります。

また、パフォーマンスを向上させるために、リサイズ処理を非同期で行うことも可能です。


ご参考になりましたでしょうか?



Canvas要素を使用する

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>画像リサイズ</title>
</head>
<body>
  <img id="myImage" src="image.jpg" alt="元の画像">
  <button onclick="resizeImage()">リサイズ</button>

  <script>
    function resizeImage() {
      const img = document.getElementById('myImage');
      const maxWidth = 200;
      const maxHeight = 150;

      const canvas = document.createElement('canvas');
      const ctx = canvas.getContext('2d');

      canvas.width = maxWidth;
      canvas.height = maxHeight;

      // 画像の描画
      ctx.drawImage(img, 0, 0, img.width, img.height);

      // リサイズ後の画像データを取得
      const dataURL = canvas.toDataURL('image/jpeg');

      // リサイズ後の画像を表示
      const resizedImage = document.createElement('img');
      resizedImage.src = dataURL;
      document.body.appendChild(resizedImage);
    }
  </script>
</body>
</html>

jQueryライブラリを使用する

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>画像リサイズ</title>
  <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js"></script>
</head>
<body>
  <img id="myImage" src="image.jpg" alt="元の画像">
  <button onclick="resizeImage()">リサイズ</button>

  <script>
    $(function() {
      $('#myImage').on('load', function() {
        const img = $(this);
        const maxWidth = 200;
        const maxHeight = 150;

        // リサイズ処理
        if (img.width() > maxWidth) {
          const ratio = maxWidth / img.width();
          img.width(maxWidth);
          img.height(img.height() * ratio);
        } else if (img.height() > maxHeight) {
          const ratio = maxHeight / img.height();
          img.height(maxHeight);
          img.width(img.width() * ratio);
        }
      });
    });

    function resizeImage() {
      $('#myImage').trigger('load');
    }
  </script>
</body>
</html>

説明

Canvas要素を使用する

  1. resizeImage関数を定義します。この関数は、引数として画像要素、最大幅、最大高を受け取ります。
  2. canvas要素とctxコンテキストを作成します。
  3. canvas要素の幅と高さを最大幅と最大高さに設定します。
  4. drawImageメソッドを使用して、元の画像をcanvas要素に描画します。
  5. toDataURLメソッドを使用して、リサイズ後の画像データを取得します。
  6. createImageElementメソッドを使用して、リサイズ後の画像要素を作成します。
  7. リサイズ後の画像要素のsrc属性に、取得した画像データを設定します。
  8. appendChildメソッドを使用して、リサイズ後の画像要素をbody要素に追加します。
  9. HTMLで、画像要素と「リサイズ」ボタンを追加します。
  10. 「リサイズ」ボタンをクリックすると、resizeImage関数が呼び出され、画像がリサイズされます。

jQueryライブラリを使用する

  1. $(document).ready関数を使用して、DOMがロードされたら実行する処理を記述します。
  2. $('#myImage').on('load', function() {...})を使用して、画像が読み込まれたときに実行する処理を記述します。
  3. if文を使用して、画像の幅と高さを比較し、どちらが大きいかを判断します。
  4. 大きかった方の寸法を最大値に設定し、もう一方の寸法をアスペクト比を維持しながら計算します。
  5. width()height()メソッドを使用して、画像の幅と高さを設定します。
  6. HTMLで、



その他の画像縦横比維持リサイズ方法

近年、CSSのobject-fitプロパティが広くサポートされるようになりました。このプロパティを使用すると、簡単に画像を縦横比維持リサイズできます。

img {
  max-width: 100%;
  height: auto;
  object-fit: cover;
}

上記コードは、画像をコンテナ要素内に収まる最大幅に設定し、高さを自動調整します。 object-fit: coverは、画像全体を表示するために必要な部分のみをトリミングし、余白部分を黒色で埋めます。

  • 記述が簡潔で分かりやすい *パフォーマンスが良い
  • レスポンシブデザインに適している
  • 画像の一部がトリミングされる

CSS max-inline-sizemin-inline-sizeプロパティを使用する方法もあります。この方法は、object-fitよりも新しいプロパティですが、より多くのブラウザでサポートされています。

img {
  max-inline-size: 100%;
  min-inline-size: auto;
  aspect-ratio: 16 / 9; /* アスペクト比を設定 */
}

上記コードは、画像をコンテナ要素内に収まる最大幅に設定し、高さを自動調整します。 aspect-ratioプロパティでアスペクト比を設定することで、画像が歪むことなく表示されます。

  • 新しいブラウザで高性能
  • アスペクト比を正確に保てる
  • 記述がやや複雑

SVG画像を使用する

SVG画像はベクター画像であり、サイズを変更しても画質が劣化しません。そのため、縦横比維持リサイズに適しています。

<svg viewBox="0 0 100 50">
  <image href="image.jpg" x="0" y="0" width="100%" height="100%"/>
</svg>

上記コードは、image要素を使用して、image.jpg画像をSVG画像内に埋め込みます。 viewBox属性でSVG画像の表示領域を設定し、widthheight属性で画像のサイズを100%に設定することで、縦横比維持リサイズを実現できます。

  • 画質が劣化しない
  • コードが比較的シンプル
  • 複雑な画像には不向き
  • 編集がやや難しい

画像処理に特化したライブラリを使用する方法もあります。代表的なライブラリとして、以下のものがあります。

    ライブラリを使用することで、より柔軟なリサイズ処理が可能になりますが、導入や使用方法の習得が必要となります。

    上記以外にも、様々な方法で画像を縦横比維持リサイズすることができます。ご自身の目的に合った方法を選択してください。


    javascript jquery image


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